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2013年10月12日

旭硝子が中国拠点での太陽電池用ガラス生産を停止予定、市場の供給過剰・価格下落で採算が悪化

旭硝子2013年10月10日に、

  • 中国子会社「旭硝子特種玻璃(蘇州)有限公司」における太陽電池用カバーガラス生産停止し、自動車用ガラス生産に転換する。
との方針を発表していました[1]。

この中で太陽電池用ガラスをめぐる状況として、下記の内容が記述されています。

  • 太陽電池用カバーガラス市場では、中国メーカーによる設備投資過剰であり、製品の販売価格も急速に下落している。
  • 旭硝子は2012年に、
    ・米国の専用工場閉鎖
    ・フィリピンでの素板生産停止
    と、太陽電池用カバーガラスの生産を縮小してきた。
    しかし価格下落は改善されず、同事業の採算は悪化している。

太陽電池パネルはもちろんですが、多結晶シリコンにカバーガラスと、素材・部材においても、中国では生産能力の大幅な過剰状態が続いていることが伺えます。

旭硝子は2011年2月に2015年にソーラー関連事業での売上高1,000億円との目標を掲げていましたが、相次ぐ生産縮小により(残る生産拠点は欧州のみ)、その目標も下方修正せざるを得ないのではないでしょうか。

ただ同社は、大幅な強度アップ・薄型化を実現した特殊ガラス「Leoflex」を昨年発売しており、今後は生産量が減る一方で、付加価値の高い製品を事業においてどう位置づけしていくのか、というのが気になるところです。


※参照・参考サイト:
[1]中国蘇州市の生産子会社に自動車用ガラス第3工場を新設(旭硝子)
http://www.agc.com/news/2013/1010.pdf

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