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2013年11月21日

米DOEが「Rooftop Solar Challenge」の第2段階を発表、第1段階では認可時間の40%減・導入費用の10%以上削減を実現

米国エネルギー省(DOE)が2013年11月6日に、「Rooftop Solar Challenge」の新たな取り組みを発表していました[1]〜[3]。

このプロジェクトは「SunShot Initiative」の一環として、米国内の建物屋根(住宅や小規模な商用設備)への太陽光発電導入促進のために、コスト削減の推進を図るもので、第2段階となる今回は、8つの支援先(チーム)が1200万ドルの支援を得て取り組むとのこと。

また米国内での屋根設置システムに関して、発表の中では下記の数字が紹介されています。

  • 太陽電池モジュールのコスト:現在は35年前の約1%。
  • ソフト(設計、設置、メンテナンス等)がシステム費用に占める割合:現在は約60%以上。
  • 導入環境の複雑さ:
    全米には1万8000以上の行政区域と5000以上の電力会社があり、設置認可の条件や系統接続のルールが各々異なっている。
  • 「Rooftop Solar Challenge」の第1段階の成果
    22チームが参加し、
    認可にかかる時間40%削減
    費用10%超削減
    を実現した。(適用できる米国民は4700万人超)

モジュール価格が35年前の1/100ということに驚きますが、他方では、導入費用を大幅に減らすうえで、機器価格以外のコスト削減の重要性が格段に増していることを、強く感じさせられます。

SunShot Initiativeのコスト削減目標(10年間で75%削減)と比べると、「Rooftop Solar Challenge」の現時点の成果はまだ小さいですが、それでも具体的な数字を示しているのは成果や進展状況が判りやすく、国民の理解も得やすいのでは、と考えます。

米国での2013年の住宅用の導入量見通しは770MWと、日本の直近の実績(FIT導入後の1年1ヶ月で約1.5GW)と比べるとまだまだ小さいだけに、今回の取り組みが普及スピードアップにどれだけ寄与するのか、という点も強く注目していきたいところです。


※参照・参考サイト:
[1]Energy Department Invests $12 Million to Slash Red Tape and Speed Solar Deployment for Homes and Businesses(米DOE)
http://energy.gov/articles/energy-department-invests-12-million-slash-red-tape-and-speed-solar-deployment-homes-and
[2]Rooftop Solar Challenge: Empowering Innovators to Reach for the Sun(同上)
http://energy.gov/articles/rooftop-solar-challenge-empowering-innovators-reach-sun
[3]Rooftop Solar Challenge(同上)
http://www1.eere.energy.gov/solar/sunshot/rooftop_challenge.html
[4]アメリカエネルギー省、屋上設置型太陽光発電設備設置の手続き簡素化・低コスト化により普及を進める8チームを発表(環境ビジネス)
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&oversea=1&serial=31334

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posted by 管理人 at 01:51 | Comment(0) | 市場・業界の動向:欧米
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