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2013年11月29日

フェローテックの2013年4-9月期は、シリコン製造装置の売上が前年同期比96%減、一方シリコン製品は22%増

フェローテック社が11月27日に、20134-9月期の連結決算を発表していました[1][2]。

まず全体の数字は下記の通り。

  • 売上高:約202億円(前年同期比0.9%増)
  • 営業利益:約1億5900万円の黒字(前年同期は約21億5000万円の赤字)

そして、太陽電池関連事業の業績・状況は下記の通り。

業績

  • 売上高56億8000万円(前年同期比19.1
    製品別では、
    シリコン結晶製造装置5800万円(同96.4
    石英坩堝18億7700万円(同10.9%増)
    太陽電池用シリコン(インゴット、ウエハー):31億2200万円(同22.1%増)
    セル・その他6億2300万円(同45.4
  • 営業利益1億1100万円の赤字(前年同期は23億9300万円の赤字)

状況

  • 中国・日本・米国でのパネル設置量増加や、中国・台湾パネルメーカーの再編が進んだことにより、市場環境は落着きを取り戻しつつある。
    しかし、製造装置の新規需要は無い
    また消耗品(石英坩堝、角槽)は、需要回復の兆しはあるものの、全体として売上高は低調だった。
    一方シリコン製品は、OEM特化したことで、国内や台湾ユーザーからの引き合いが増加しており、受注に結びつきつつある。
  • 石英坩堝
    ・太陽電池向け需要は落ち着いているが、値下げ圧力は依然として強い。
     2013年度上期は、後半から価格が底打ち・数量が増加傾向になった。
    ・多結晶用角槽は、台湾顧客向けが順調に増加している。
  • 太陽電池用シリコン製品
    ・OEMに特化した結果、需要は比較的堅調で、引合も増加した。
    ・欧州の成長は止まった一方、日本・中国・米国は旺盛。
    ・高性能・低価格製品に対する要求が高まっている。
    ・価格は横ばいで推移。
     国内向けは、競争激化により軟調。

太陽電池関連は売上高は減っているものの、営業損益は大幅に改善しており、昨年同期(顧客の業績不振などが問題となっていた)と比べると、市場環境は回復傾向にあることが伺えます。

ただし、シリコン製造装置の売上は100%に近い減少であり、顧客のシリコン製造メーカーでは依然深刻な状況が続いていることも想像されます。

その一方で、自社が製造するシリコン製品が堅調というのは非常に意外ですが、それだけフェローテックの製品が顧客の要求(高品質かつ低価格)に対応できている、ということかもしれません。


※参照・参考サイト:
[1]平成26年3月期 第2四半期決算短信(フェローテック)
http://www.ferrotec.co.jp/pdf/press/2013/20131112153001.pdf
[2]2014年3月期 第2四半期決算説明会資料(同上)
http://www.ferrotec.co.jp/pdf/press/2013/20131127150001.pdf

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posted by 管理人 at 13:09 | Comment(0) | 製造装置
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