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2013年12月15日

インドの太陽光発電の発電コストは、約0.12ドル/kWh

世界銀行が2013年12月12日に、インド太陽エネルギー導入に関するレポートを公表していました[1]。

この中で現在の発電コストとして、下記の数字が紹介されています。

  • 太陽光発電:約0.12ドル/kWh
  • 集光型太陽熱発電(CSP):約0.21ドル/kWh

インド国内の太陽光発電事情については、太陽光発電協会の詳細なレポート[2]があり、それと合わせて読むと非常に興味深いです。

太陽光発電の発電コストの低さには驚きましたが、パネルの価格下落はもちろんのこと、電力需給が逼迫している(発電設備の早急な拡充が必要な)国内事情と、FITの買取価格の安さ(10円台〜20円台)も、僅か3年での急速なコストダウンをもたらした要因なのかもしれません。

ただ買い取り価格が低い分、太陽光発電プロジェクトが投資先としての魅力に欠けるのか、民間投資は活発ではないとのことで、国内関連産業の育成の遅れ(例えばモジュールのシェアは海外勢が大部分)を含めて、まだまだ発展途上の段階にあることも伺えます。

また発電コストは安いとはいえ、電気料金(家庭用が約2〜10円/kWh、産業用が6〜10円/kWh)よりはまだ高い水準ですが、機器の国内調達が(太陽光発電より)滞っているというCSPのほうが発電コストが割高なことから、国内産業の成長・国内メーカーのシェア拡大は、コストダウンの面でも重要な鍵だと考えます。


※参照・参考サイト:
[1]Transforming India's Future With Solar Power(The World Bank)
http://www.worldbank.org/en/news/feature/2013/12/12/transforming-indias-future-with-solar-power
[2]インド太陽光発電市場 視察調査報告(太陽光発電協会)
http://www.jpea.gr.jp/pdf/02semi210_07.pdf

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この記事へのコメント
ありがとうございます。
kWhという単位で思いましたが、O&Mのコストのことではないですかね。

建設コストでしたらkWで表示されますね。

インドのFITは、20円位みたいですから、12円それもおかしいですね。原文グリッドコネクションとあるので、その部分のみのコストでkWの誤記?
Posted by kyouisan at 2013年12月15日 09:46
お世話になっております。

約0.12ドル/kWhは、設備の建設と運営・メンテナンスにかかる費用を全部合計して、設備の耐用年数(例えば20年)の期間に見込まれる発電電力量で割った数字だと、勝手に解釈していましたが、正確なところは正直判らないです。

kWhあたりの発電コストとしては、経産省や資源エネルギー庁の資料の中に、各発電方式別の数字が掲載されていました。

資料1 太陽光発電の現状と取組み(経産省)
http://www.meti.go.jp/committee/materials/downloadfiles/g80423b02j.pdf

コスト等検証委員会報告書
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/8th/8-3.pdf

時期が違い、計算方法も異なると思われるので、(世界銀行のレポートも合わせて)単純に比較はできないとは思いますが、2つ目の資料(2年前のもの)では、住宅用太陽光発電が2030年に9.9〜20.0円/kWhの見込み、メガソーラーが12.1〜26.4円/kWhの見込みとされており、インドが既にこの水準に達しているとすれば凄い・・・と思います。
Posted by 管理人 at 2013年12月16日 00:21
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