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2013年12月17日

NEDOが「NEDO再生可能エネルギー技術白書」を公表、太陽光発電のシステム価格・発電コストも掲載

NEDOが2013年12月12日に、「NEDO再生可能エネルギー技術白書」を公表していました[1]。

この中で、太陽光発電のシステム価格と発電コストについて、下記の数字が記載されています。

システム価格(2012年時点)

設備費・設置に掛かる諸経費(施工、系統連系など)等の合計。

  • 10kW
    日本48万円/kW
    ドイツ29万35万円/kW
    イタリア39万45万円/kW
    米国54万円/kW
  • 10kW
    日本35万円/kW
    ドイツ25万28万円/kW
    イタリア31万39万円/kW
    米国34万47万円/kW

発電コスト(2011年時点)

計算方法は、発電コスト[円/kWh]=(建設費+運転維持費+廃棄処理費)/運転年数内総発電量。

  • 住宅
    世界18.236.5円/kWh
    欧州20.938.5円/kWh
    米国17.622.4円/kWh
    日本33.438.3円/kWh
  • メガソーラー
    世界15.029.9円/kWh
    欧州17.634.1円/kWh
    米国14.419.2円/kWh
    日本30.145.8円/kWh

米国では、大規模メガソーラーを複数手がけてきたFirst Solarの存在は勿論、住宅用でも販売・顧客獲得コスト許認可にかかる時間・コストを削減する取り組みが官民で行われているので、システム価格が欧州・日本より明らかに高いのは、ちょっと意外でした。(今から2年前の数字、ということもあるとは思うが)

一方で発電コストでは米国の低さが際立っており(最大市場だった欧州より安い)、これは日照条件の良さによる発電電力量(計算式の分母)の大きさによるものと思いますが、太陽光発電の発電コストにおいては、(初期費用の低減以上に)発電環境の優位性が大きく左右するということが、端的に現れているようにも思われます。

それはともかく、日本はシステム価格・発電コストの両方で、世界の中で高い水準にありますが、それだけコストダウンの余地がまだまだ存在しており、欧州などから導入できるノウハウもあるのでは、と考えます。


※参照・参考サイト:
[1]NEDO再生可能エネルギー技術白書(NEDO)
http://www.nedo.go.jp/library/ne_hakusyo_index.html

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