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2013年12月19日

東京エレクトロンが2013年度通期の純利益予想を220億円の赤字に下方修正、薄膜パネル製造装置事業で328億円の特別損失

東京エレクトロンが12月18日に、2013年度通期(2013年4月-2014年3月)の連結業績予想下方修正したことを、発表していました。

まず、予想数字と前回予想(10月23日時点)からの増減は下記の通り。

  • 売上高:6050億円(前回予想と同じ)
  • 営業利益:300億円の黒字(同上)
  • 経常利益:330億円の黒字(同上)
  • 純利益:220億円の赤字(前回予想は230億円の黒字)

そして太陽電池製造装置事業について、下記の状況が記述されています。

  • 特別損失の計上
    薄膜シリコン太陽電池パネルの一貫製造ラインを手掛ける「TEL Solar Holding AG」とその連結子会社(2012年11月26日に買収)の、のれんと固定資産にかかる未償却残高について、減損損失328億円を特別損失に計上する見込み。
    これは、
    ・PVE事業の事業計画
    ・同事業が生みだす将来キャッシュフロー
    を見直した結果である。
  • 製造装置事業の現状
    太陽電池パネルは価格に改善傾向がある一方で、生産設備は世界的な供給過剰が続いており、新規投資の回復には至っていない。

昨年のTEL Solar(旧Oerlikon Solar)の買収時には、特にサンベルト地域における薄膜シリコン型パネルの優位が見込まれていましたが、2012年Q3-2013年Q2の米国市場のモジュールシェアでは、上位6社(First Solar、SunPower、Yingli、Trina、Canadian、Suntech)で約6割を占めており[2]、薄膜シリコン型が入る余地は予想以上に限られていた、ということかもしれません。

(発電環境の面で)適地が多く、かつ成長市場である米国でシェア拡大が見込めないとなると、薄膜シリコン型(そしてその製造装置)の需要も当面は厳しいのでは、と考えます。


※参照・参考サイト:
[1]連結通期業績予想の修正および特別損失の計上に関するお知らせ(東京エレクトロン)
http://www.tel.co.jp/news/2013/1218_003.htm
[2]2013年第2四半期の米国PV新規設置は976MW、カリフォルニア州は過去最高(Solarbuzz)
http://www.solarbuzz.com/jp/news/recent-findings/california-sets-quarterly-record-solar-pv-q213-us-adds-976-mw-according-npd-so

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posted by 管理人 at 01:56 | Comment(0) | 製造装置
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