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2014年01月22日

長野県佐久市が「太陽光発電施設の設置にかかる規制」を発表、地元との事前協議・市による審査などを規定

長野県の佐久市2014年1月8日に、「太陽光発電施設の設置にかかる規制」を発表していました[1]。

主な内容は下記の通り。

背景

  • 佐久市は日照時間が国内トップクラスであることを生かし、太陽光発電施設の普及に取り組んでいるが、一方で設備の設置においては、周辺住民とのトラブルも起こっている。
    市は既に、山林・原野への設置について「市自然環境保護条例」の適用の厳格化を表明しており、今回は他の地目についてもカバーする。

太陽光発電設置に関する主な内容

  • 市自然環境保護条例
    対象地目:山林、原野
    対象規模500m2以上の土地への設置
    規制内容
     ・地元などに対する、事業計画の事前説明会などの実施(※今回追加)
     ・地元・関係者からの意見に対する事前協議協議経過書の提出(※同上)
     ・計画内容の周知期間(計画申請は、説明会開催から2週間後)(※同上)
     ・市による計画内容の審査(造成、外観などの指導)
     ・市と行為者間での協定書締結(面接要件による)
     ・完了後の現地確認による再指導(必要な場合)
    罰則規定:あり
  • 市開発指導要綱
    対象地目:宅地、雑種地、農地、その他
    対象規模:区画形質の変更(道路などの整備、盛土切土、農地転用など)を伴う、1000m2以上の土地への設置
    指導内容
     ・事業地への標識の設置による、住民への周知(事前協議の1ヶ月前)
     ・事前協議前の利害関係者との協議協議経過書の提出
      (周辺に影響を及ぼすおそれ、または利害関係者から説明などの要請がある場合)
     ・事前協議書による、市への協議
     ・技術指導(造成など)
     ・各種届出(事業着手、変更、完了など)の提出
    罰則規定:なし

佐久市ではなく私が住んでいる地域ですが、昨年末に久しぶりに通りかかった場所で、かなりの数の太陽電池パネルが設置されており、全く予備知識を得ていなかったので(賛否は全く別として)驚いた記憶があります。

佐久市内で現状、どのようなトラブルが起こっているのかは不明ですが、FIT導入で全国的に太陽光発電所の計画・設置が急増しているだけに、周辺住民への周知徹底を図る今回の措置は、太陽光発電が(通常の設備・建築物と同じく)ごく一般的な存在となっていく上で、必須の過程であると考えます。

その点で、今回のような自治体による規制・指導の新設は、今後全国で相次ぐものと予想します。


※参照・参考サイト:
[1]記者会見(平成26年1月8日)(佐久市のサイト内)
http://www.city.saku.nagano.jp/cms/html/entry/15107/545.html
[2]日照時間が全国トップクラスの佐久市、太陽光発電の規制を強化(スマートジャパン)
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1401/20/news017.html

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posted by 管理人 at 00:41 | Comment(0) | 地方自治体の取り組み
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