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2014年01月31日

中国が、米・韓製の太陽電池向け多結晶シリコンに対する反補助金・反ダンピング課税を最終決定

中国商務部2014年1月20日に、韓国・米国製の太陽電池向け多結晶シリコンに対する、反補助金・反ダンピング課税の最終決定を発表していました[1][2]。

ニュース記事[3][4]によると、主な税率は下記の通り。

  • 反ダンピング課税
    米国メーカー53.3〜57
     最高税率は
     ・REC Solar Grade Silicon
     ・AE Polysilicon
     等の企業に適用。
    韓国メーカー2.4〜48.7
  • 反補助金課税
    米国メーカー0〜2.1

そして課税期間は、上記のいずれも2014年1月20日からの5年間とのことです。


中国メーカーはこれまで、多結晶シリコンの輸入調達割合が大きかっただけに、今回の最終決定は、価格競争力で優位な中国製パネルの生産・販売に、何らかのマイナス影響を及ぼす(少なくともプラスにはならない)ものと考えます。

ただ一方で、昨年既に商務部による米・韓製多結晶シリコンへの課税仮決定(7月)EUによる中国製パネルへの反ダンピング措置(8月)といったマイナス条件が生じているにも関わらず、ドイツでは2013年の太陽電池パネルの販売シェア上位10社のうち、5社が中国を基点とする企業[5]とのことであり、少なくとも中国の大手メーカーについては、これらの影響を乗り越えるだけの十分な競争力を備えているものと推測されます。

特に今回の最終決定は、昨年7月の仮決定(この時点で既に保証金の納付が必要)とほとんど同じ内容とのことなので、中国製パネルの海外販売には、さほどの影響は生じない可能性もあると考えます。


※参照・参考サイト:
[1]商?部公布?太?能?多晶硅反????的最?裁定
http://www.mofcom.gov.cn/article/ae/ai/201401/20140100466742.shtml
※Google翻訳の結果
[2]商?部公布?太?能?多晶硅反????的最?裁定
http://www.mofcom.gov.cn/article/ae/ai/201401/20140100466730.shtml
※Google翻訳の結果
[3]中国、太陽光発電用シリコンへの最終関税額を発表(CRIonline)
http://japanese.cri.cn/881/2014/01/21/201s216931.htm
[4]中国、米国製太陽電池用シリコンへの最終関税額を発表(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTJEA0J01G20140120
[5]Strong Footprint in World’s Leading Solar Markets Forms Backbone to Continued Success of Chinese Producer Yingli(米IHS社)
http://press.ihs.com/press-release/strong-footprint-worlds-leading-solar-markets-forms-backbone-continued-success-chinese
[6]AE POLYSILICON
http://www.aepolysilicon.com/

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posted by 管理人 at 00:20 | Comment(0) | 市場・業界の動向:アジア
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