【現在位置】トップページ > 市場調査・予測(レポート等) > 当記事

(スポンサード リンク)

2014年03月11日

EPIA発表による2013年の太陽光発電新規導入量は37GW超、欧州急減の一方で中国・日本・米国が1〜3位に

European Photovoltaic Industry Association(EPIA)」が2014年3月6日に、2013の世界の太陽光発電導入量に関するプレスリリースを発表していました[1]。

主な数字は下記の通り。

世界全体の新規導入量

  • 2011年:30.2GW
  • 2012年:29.9GW
  • 2013年:37GW以上

地域・国別の新規導入量

  • 欧州10GW(全体の28%)
    2011年は22.4GW以上(同7割超)、2012年は17.6GW(同59%)。
    (国別)
    イタリア1.1〜1.4GW(前年比70
     2012年は世界3位だった。
    ドイツ3.3GW(前年比57
     2012年は7.6GW。
    ・英国:1〜1.2GW
    ・ルーマニア:1.1GW
    ・ギリシャ:1.04GW
    ・ベルギー:215MW(前年は600MW)
    ・フランス:613MW(同1.1GW)
    ・デンマーク:300MW(同200MW)
  • アジア太平洋:同57
    中国11.3GW(世界1位)
    日本6.9GW(同2位)
    ・インド:1.1GW
    ・韓国:442MW
    ・タイ:317MW
  • 米州
    米国4.8GW(世界3位)
    ・カナダ:235MW

累積容量

  • 世界の合計136.7GW(前年比35%増)
    世界の再生可能エネルギーにおいて、水力・風力に続き第3位。

欧州でのその他の状況

  • 新規導入量
    新規発電設備の容量で、3年連続で太陽光発電が2位になった。(1位は風力)
  • 電力供給
    2013年の全電力需要のうち、太陽光発電は3%をカバー。
    またピーク需要では6%を占めた。

かつての最大市場だった欧州の急減少が今回も続いた一方で、世界全体の新規導入量は、(僅かに減速した)前年を明確に上回る規模となっており、中国・米国などの新興市場、そして日本市場の力強さが伺えます。

欧州については、計画的なブレーキに成功している(とみられる)ドイツはともかく、イタリアフランスが急減、またスペインに至っては今回のレポートで全く言及が無く、それらの状況(電力買取価格の調整による、新規導入量のコントロールの難しさ)は確かに、日本のFITで十分に教訓とすべきものと思われます。

その日本が、新規導入量で中国に次ぎ世界2位ですが、(GDPはともかく)国土・人口の規模を考えると、他の国にはもっと伸びてもらいたいところです。

電力供給における役割では、欧州でもいまだ一桁台ですが、国により導入量に相当な差があるようなので、欧州全域では低く留まっているのは仕方が無い気もします。

個人的には特にドイツの2012年5月25・26日の供給実績が印象に残っているので、現在の電力供給の状況がどうなのかが、非常に気になるところです。


※参照・参考サイト:
[1]Record-year for photovoltaic markets in 2013, Asia taking over the leading role(EPIA)
http://www.epia.org/index.php?eID=tx_nawsecuredl&u=0&file=/uploads/tx_epiapressreleases/MW_PR_2014_01.pdf&t=1394543443&hash=4da9cda3fc7548c333ab836d0a2d02a0162be019
[2]2013, A YEAR IN FIGURES(同上)
http://www.epia.org/index.php?eID=tx_nawsecuredl&u=0&file=/uploads/tx_epiapressreleases/Annex_PR_06032014_04.pdf&t=1394543443&hash=b3eb35e6c42c6cc4efe71f272ecb2f2604b085e3

※関連記事:
posted by 管理人 at 00:58 | Comment(0) | 市場調査・予測(レポート等)
この記事へのコメント
コメントを書く

※SEO目的のコメントはお断りします。

お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。