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2014年03月27日

パナソニックが無電化地域向け「パワーサプライコンテナ」を製品化、海外展開する方針

パナソニック2014年3月25日に、無電化地域向けの独立電源設備「パワーサプライコンテナ」を発表していました[1]。

設備の概要は下記の通り。

特徴

  • 工場生産による品質確保
    品質確保の安定のために、量産型製品として開発した。
    製造・品質管理は、パナソニックのインドネシア現地法人が担う。(日本の技術を移転)
  • 組立・設置がしやすい
    パッケージ化により現地での専門工事作業解消しており、電気工事業者が簡単・迅速に設置できる。(移設も容易)
    また、負荷が増加した場合も、コンテナ増設による機能拡張が可能。
  • 蓄電池の劣化抑制
    新開発のEMS「パワーサプライコントロールユニット」を採用。
    これにより、鉛蓄電池の残量を見つつ需給制御ができ、劣化を極力抑制する。

主な構成機器

  • 太陽電池モジュール:
    ・機種:「HIT240
    ・枚数:12枚(計約3kW)
  • 蓄電池:
    ・種類:鉛蓄電池(自社製の長寿命サイクル品)
    ・台数:24台(計17.2kWh)
  • インバーター(最大出力3kW)
  • 制御盤(パワーサプライコントロールユニット
  • コンテナ本体(海上輸送用コンテナ

サイズ、重量

  • サイズ:幅約4.8m×長さ約3.5m×高さ約3.5m
  • 質量:約3000kg

展開方針

  • アジア諸国新興国で、電力インフラ課題(無電化地域停電多発地域など)を解決するソリューションとして展開する。
    まず、インドネシア・カリムンジャワ島の「カリムンジャワ国立第一小学校」に導入し、2014年7月頃に運用開始する。
    (学校設備・近隣コミュニティに電力を供給)

新興国向けの独立電源というと、個人使用向けの小型機器が多いイメージですが、今回の設備はそれらより規模が大きく、大手メーカーならではの製品だと感じます。

パナソニックは東日本大震災の被災地支援で「ライフイノベーションコンテナ」を提供していましたが、今回の「パワーサプライコンテナ」は、その技術の延長上にあるものと推測します。

また、バッテリーが鉛蓄電池というのはちょっと意外でしたが、例えばリチウムイオン電池は発熱・発火の危険性を抱えているだけに、枯れた技術である(長年の実績があり信頼性の高い)鉛蓄電池は、無電化地域での運用でメリットが大きい、ということかもしれません。

量産製品ということで、日本の大手企業が非電化地域向け事業をどう確立していくのか、注目していきたいところです。


※参照・参考サイト:
[1]新興国無電化地域に向けた太陽光独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」を開発(パナソニック)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/03/jn140325-1/jn140325-1.html

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posted by 管理人 at 05:03 | Comment(0) | 独立電源(自作、DIY含む)
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