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2014年04月03日

岡山県「錦海塩田跡地」のメガソーラー計画(約230MW)に米GEが出資する方針、総事業費のうち100〜200億円を負担する方向

岡山県の「錦海塩田跡地」(瀬戸内市)でのメガソーラー計画(約230MW)について、米GE社が出資に参画するとの報道がありました[1]〜[3]。

それらによると、事業の概要は下記の通り。

  • 用地
    ・面積:錦海塩田跡地約500haのうち、265ha。
    ・貸付契約:
     2014年3月31日に、所有者(瀬戸内市)と発電事業者(瀬戸内Kirei未来創り合同会社)の間で締結された。
    ・貸付期間:20年(更新可能)
    ・貸付料:
     ・工事期間(5年間の予定):年1億
     ・売電開始後:年4億
  • スケジュール
    2014年度上半期:着工
    2018年度:稼働
  • 総事業費:約800億
    ・津波対策(堤防の増強、防潮堤のかさ上げ、排水用補助ポンプの設置など):約30億
    ・地域振興に関する事業費:20年間で計16億
  • GEの参画
    出資
     同社の金融部門が、瀬戸内Kirei未来創り合同会社の株式51%以上を取得する方向で協議中。
     また、総事業費のうち100億〜200億円程度を負担する方向。
     (現在は最終合意に向けて、関係各社と条件を詰めている段階)
    機器の納入
     上記の出資と別に、パワーコンディショナーの納入についても交渉中。

ただし現時点では、まだ正式決定ではないためか、GE社のウェブサイト[4]に、この件に関する発表は掲載されていません。


錦海塩田跡地でのメガソーラー計画自体は、2年前に採択されていましたが、考えてみると200MW超は、確かに世界でも有数の(現状で)トップクラスの規模であり、そのようなプロジェクトが、米国ならともかく日本国内で実際に動き出していることには、やはり驚きがあります。

GEがパワコンを納入する場合、コストダウンのために最低でもDC1000V対応機種になると思いますが、同社は先日First Solar社との間でDC1500V採用の次世代太陽光発電所の開発で提携を結んでおり、今回の事業でもその新システム(ProSolar)が用いられる可能性があるのか、というのは興味を引かれるところです。

採用する太陽電池モジュールについては、現状では情報がありませんが、(上記のGEとの提携との関連、というわけではないですが)大規模発電所で既に多くの実績があり、また日本市場にも参入済みのFirst Solarが、CdTe型を供給する可能性はあると考えます。

ただ一方で、今回の建設場所は沿海部であり、米大陸内でのメガソーラー建設を手がけてきたFirst Solar社のモジュールが十分な耐塩害性を持っているのか、と言う点には疑問もあります。

ともかくその発電規模と、地域振興との密着を目指すプロジェクト方針により、完成すれば日本国内でシンボル的な太陽光発電所になると思われるので、今後の進捗状況(機器の選定など)には続けて注目していきたいと思います。


※参照・参考サイト:
[1]瀬戸内市の約230MWのメガソーラー、土地の貸付契約締結、GEが出資交渉(Tech-On!)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140402/343872/
[2]GE、日本国内最大の太陽光発電 岡山で、世界でも最大級(47NEWS)
http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014032901001549.html
[3]岡山)米GE社、メガソーラー参画へ 瀬戸内・塩田跡地(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASG305QFDG30PPZB00Y.html
[4]Press-Releases(GE社)
http://www.genewscenter.com/content/default.aspx?newsareaid=2

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posted by 管理人 at 01:08 | Comment(0) | 国内のメガソーラー
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