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2014年05月16日

2014年第1四半期の太陽電池パネル出荷量トップは、5年ぶりにシャープ

Solarbuzz社が2014年5月14日に、

  • 2014年第1四半期の太陽電池パネル出荷量で、シャープが5年ぶりに第1位のメーカーになった。
との調査結果を発表していました[1]。

主な数字などは下記の通り。

  • 生産量出荷量750MW弱
  • 背景:
    日本市場での強い需要
    ・出荷量の迅速な拡大
    に支えられた。
    出荷量の拡大については、最近数年でのOEM調達(主に台湾・中国メーカー)へのシフトが効果を発揮している。

日本メーカーはかつて世界の太陽電池生産量のトップに位置しており、その点では今回のシャープは確かに「返り咲き」ですが、最近数年間で市場規模が急拡大し、そして海外メーカーが急激に台頭してきた(競争が格段に激化している)状況での1位だけに、以前とは全く意味が異なるものと考えます。

外部企業からの調達へのシフトは、(欧州市場を教訓として)需要の急な増減への対応力を高めるためとはいえ、製品品質の維持が十分なのかがやはり気になる点ですが、シャープはいち早く2006年にはPID対策に取り組む等、品質管理には非常に厳しい姿勢で臨んでいるとのことなので、OEM調達であってもその点は抜かりが無いものと推測します。

一方で、自社の一貫生産にこだわる京セラは2014年度の販売目標が1.4GWであり、流石に現在のシャープとは供給量の差が開くものと思われますが、国内の大手2社が製品調達で異なる方針を採っていることは興味深く、(短期的はともかくとして)長期的にどちらが理に適っているのかというのは、非常に興味を引かれるところです。


※参照・参考サイト:
[1]After Five-Year Absence, Sharp Solar Returns as Number One PV Module Supplier in Q1’14, According to NPD Solarbuzz(Solarbuzz社)
http://www.solarbuzz.com/news/recent-findings/after-five-year-absence-sharp-solar-returns-number-one-pv-module-supplier-q114
[2]月刊「PVeye」誌 2014年4月号 22〜23p「20年の研鑽積んだシャープの品質管理」

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posted by 管理人 at 01:58 | Comment(0) | 市場調査・予測(レポート等)
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