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2015年08月01日

東芝が太陽電池モジュール用の「マイクロインバータ」開発を発表、ACモジュールで世界トップクラスの発電量を目指す

東芝2015年7月28日に、

  • 太陽電池モジュール単体での直流→交流変換などを可能にする「マイクロインバータ」を開発している。
と発表していました[1]。

装置の概要は下記の通り。


  • 設置箇所:太陽電池モジュールの背面
  • 特徴
    • モジュール1枚毎で制御
      ・部分影による発電量低下の抑制(1枚ごとに最適制御)
      ・モジュール配置の自由度アップ(1枚単位での設置ができる)
      ・パワコンが不要化
      とのメリットが得られる。
      これらは、都市部の住宅密集エリア(影や設置スペースの制限が多い)等でのPV導入促進につながると期待される。
    • 系統連系のための機能
      系統連系保護装置機能(系統連系規程(JEAC 9701−2012)に準拠)を内蔵し、多数台連系対応単独運転防止機能を搭載する。
      またゲートウェイ装置(別途設置)との組み合わせにより、出力制御にも対応する予定。
      (通信には無線(920MHz帯)を用いることで、通信線が不要)
    • その他
      東芝独自のインバータ回路「A-SRB」のモジュール化による、高効率化を進める予定。
  • 展開
    • 「PV Japan 2015」(7月29日〜31日)に参考出展した。
    • 自社で取り扱っている住宅用モジュール「Sシリーズ」と組み合わせて、ACモジュールとして世界トップクラスの発電量実現を目指す。

個人的にマイクロインバータについてはこれまで、今は亡き米ナショナルセミコンダクタ社の「SolarMagicパワー・オプティマイザ」、また大手パネルメーカーの現役製品である「Trina Smart」等、海外メーカー独自の取組みであり、日本メーカーでは一切手付かず、という印象を持っていました。

それだけに今回、国内大手メーカーの一社である東芝が開発をはっきり公表したことには驚きましたが、国内市場ではパナソニック(屋根設置用途に注力)ノルウェーREC社(住宅用に注力)と、狭小面積への設置に重点を置く動きが目立ってきており、今回のマイクロインバータ開発には、その流れ(住宅用などでの需要獲得)に対応する狙いも含まれているものと推測します。

「PV Japan」での出展については、ニュース記事[2][3]で現物の写真付きで紹介されていますが、こんなに小さな装置で

  • AC100Vへの変換・出力
  • パネル間や電力系統との位相の同期
  • パワコンに要求される系統連系保護装置機能
  • 通信による遠隔制御機能
が実現できるものなのか、と改めて驚かされます。

ただ、昼(日照時)の高温と夜間の冷却が繰り返される太陽電池パネルの裏面に、そのような高度な機能を持つ装置を据え付けて、トラブル(故障など)の発生をどれだけ防げるものなのか、というのは非常に気になるところです。

尤もこれは、東芝が開発している製品に限ることでは無く、太陽電池パネル用のマイクロインバータ一般に対して抱く懸念ですが、この点については例えば、かつての「SolarMagicパワー・オプティマイザ」では2000時間超の信頼性ストレス試験により、平均無故障時間455年を実証したとされており、東芝の製品についても、日本メーカーの強みである高性能・高品質が実現されることを、強く期待したいと思います。


※参照資料:
[1]太陽電池モジュールを1枚毎に電力変換するマイクロインバータを「PVJapan2015」に展示(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/sis/topics/2015/20150728.htm
[2]東芝、パネル裏に装着する超小型パワコン開発、狭小屋根などにも設置可能に(日経テクノロジーonline)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20150730/430021/
[3]都市部に向く「ちょい足し」太陽光、1枚単位で増設可能(スマートジャパン)
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1507/30/news076.html
posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | メーカー:東芝

2015年07月11日

東芝がPPSの登録を完了、PV電力の売買や複合的な「エネルギーサービス事業」を展開予定

東芝が2015年7月1日に、

  • 同日に、新電力PPS)としての経産省への登録を完了した。
と発表していました[1]。

この登録の狙いとして、下記の事業方針が示されています。


  • 太陽光発電電力の買取・供給サービス
    需要家が太陽光発電システムで発電した電力を、FITの調達価格より高い価格で買い取り、他の需要家に供給する。
    2015年上期中を目途に開始の予定)
  • 自社の他製品との組み合わせ
    自社の太陽光発電システムに、
    • 他の省エネ機器
    • 電力売買
    を組み合わせる「エネルギーサービス事業」を推進する。
    これにより、エネルギーに関する幅広いニーズへの対応を狙う。

当ブログでこれまでチェックしてきた限り(※下記の関連記事リスト)では、プレミア価格つきでPVの発電電力を買い取るサービスは、どれも住宅向け限定でした。

いっぽう、今回の東芝の発表ではその点の言及が有りませんが、電力の完全自由化まで1年を切った時期であるだけに、本格的な調達先として、規模の大きい産業用も買取対象とする方針なのでは・・・と推測します。

今回の発表のちょうど1週間後には、小売業者が売電する際に「FIT電気」の表示を認める、との経産省案が報道されました[2]が、東芝のような大手企業による電力小売への参入発表には、需要家側が「何によって発電された電力か」を選択できるようになる時代が、もう間近であることを感じさせられます。


※参照資料:
[1]「特定規模電気事業開始届出書」の提出について(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/sis/topics/2015/20150701.htm
[2]「FIT電気」表示OK 経産省、再生エネの販売ルール案(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H0K_Y5A700C1EAF000/

※関連記事:
posted by 管理人 at 06:00 | Comment(0) | メーカー:東芝

2013年02月02日

東芝が住宅用太陽光発電向けに、長期保証制度「パワフル保証」の提供を開始予定

東芝が2013年2月1日に、

住宅用太陽光発電システム向けの新サービスとして、長期保証制度「パワフル保証」の提供を開始する。

との予定を発表していました。

(東芝のサイト内ページ)
・住宅用太陽光発電システムにおける長期保証制度の開始について
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2013_02/pr_j0101.htm

上記URL先ページによると、サービスの概要は下記の通り。

・保証の適用対象:
 ・太陽電池モジュールの出力が保証値を下回る
  JIS C 8918の6.(性能)で規定されている条件下において、下記の保証値未満になった場合に保証する。
  ・設置日から10年間:下限値(公称最大出力の90%)の90
  ・同10年経過時から15年まで:同85
  ・同15年経過時から20年まで:同80
 ・構成機器の故障
  対象機器は、
  ・太陽電池モジュール
  ・パワーコンディショナ
  ・昇圧器
  ・接続箱
  ・東芝純正架台
  (表示器やコミュニケーションユニットは1年間の保証)

・対応:
 上記の条件に適合する場合に、東芝が
 ・出張・点検修理
 ・機器交換
 の費用全額を負担する。

・対象システム:
 ・10kW未満(余剰電力買取の対象)
 ・10kW以上50kW未満(全量買取の対象)
 のシステムに対応する。
 (※2010年4月以降・サービス開始日(2013年3月1日)より前に、東芝製のシステムを設置したユーザーも加入できる)

・保証期間:
 ・太陽電池モジュールの出力:最長20年間
 ・構成機器(太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、接続箱など):15年間

・加入費用の例:設置容量5kWの場合、4万2,000円(税込)。

・提供開始日:2013年3月1日の予定


同様の後付け保証はシャープ(まるごと15年保証)三菱電機(モジュール20年・機器10年延長保証制度)が既に開始していますが、住宅用システムの普及拡大とともに国民生活センターへの相談件数も増えているだけに、長期の保証に対するニーズも高まってきている、ということでしょうか。

太陽電池パネルの調達下である米SunPower社は、既に昨年9月にパネルの25年間の複合保証(出力・製品寿命の両方)の提供を始めており、今回の東芝による保証の内容はそれよりも条件が厳しくなっているようですが、その点はどのような事情があるのか気になるところです。


※関連記事:
サンテックパワーが日本で発売する太陽電池モジュールの発電保証期間は25年(2009/02/26)
シャープが住宅用システム向け「まるごと15年保証」を開始予定、約16,000円(3〜4kW設備の場合)で修理・交換が15年間無制限(2012/06/27)
米SunPower社が、太陽電池パネルでの25年間の複合保証(出力・製品寿命の両方)を提供開始(2012/09/11)
三菱電機が、住宅用太陽光発電の保証期間を延長する「モジュール20年・機器10年延長保証制度」を提供開始(2012/10/30)

国民生活センターが住宅での太陽電池パネル設置について受けた相談件数は、2010年度32件・2011年度45件・2012年度(4-11月の8ヶ月間)31件と増加傾向(2012/12/16)

東芝が2010年4月に住宅用太陽光発電市場に参入、パネルは米「サンパワー」製を採用(2010/02/20)
東芝が、住宅用太陽光発電システム事業への参入を発表(2010/03/02)
東芝が、変換効率20.1%の米SunPower社製モジュールを採用した住宅用太陽光発電システムを、2012年12月に発売予定(2012/12/06)
posted by 管理人 at 14:03 | Comment(0) | メーカー:東芝

2012年12月06日

東芝が、変換効率20.1%の米SunPower社製モジュールを採用した住宅用太陽光発電システムを、2012年12月に発売予定

東芝12月5日に、

・変換効率20.1%・出力250Wの米SunPower社製モジュールを採用した住宅用太陽光発電システムを、2012年12月に発売する。

との予定を発表していました。

(ニュース記事)
・NEDOの「予測」を8年も早く達成、東芝の住宅用太陽電池(MONOist)
 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1212/05/news090.html

(東芝のサイト内ページ)
・世界最高変換効率を実現した250Wのモジュールを採用した住宅用太陽光発電システムを発売
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_12/pr_j0501.htm

上記URL先ページによると、太陽電池モジュールの概要は下記の通り。

・主な特徴:
 東芝が日本市場での独占契約を結んでいる米SunPower社製。
 面積あたりの発電量が多く、
 ・設置面積の省スペース化
 ・同一面積での発電電力量アップ(一般的な太陽電池モジュールより年間約50%向上)
 が見込まれる。

・モジュールの主な仕様:
 ・型式:SPR-250NE-WHT-J
 ・種類:シリコン単結晶
  バックコンタクト型のMaxeonセルを採用している。
 ・最大モジュール変換効率:20.1
 ・公称最大出力:250W
 ・外形寸法:幅1,559mm×奥行き798mm×厚さ46mm
 ・質量:15.0kg

・希望小売価格:19万1,625円(税込)
・発売日:2012年12月17日の予定


東芝が2011年9月に発売した住宅用モジュール(モジュール変換効率19.3%)から明確に性能がアップしており、SunPower社製品の性能向上のペースの速さが感じられます。

高温時(夏場)に発電性能がどの程度低下するか、という点も勿論考慮する必要があるとは思いますが、それでもモジュール段階の変換効率で20%を超えているのは、性能面での非常に分かりやすいPRポイントになるのでは、と考えます。


※関連記事:
東芝が2011年9月に「住宅用太陽電池モジュール240W」を発売予定、セル変換効率22.6%・モジュール効率19.3%で、年間発電量は40%増加の見込み(2011/09/05)
米SunPoewr社が東芝への太陽電池パネルの供給契約を数年間延長、住宅向けで100MW超を供給する予定(2012/09/19)

米SunPower社が「PV EXPO 2012」に、モジュール変換効率20.1%の単結晶太陽電池パネル「E20」を出展(2012/03/03)
SunPower社が第3世代の「SunPower Maxeon」太陽電池セルの商業生産を開始、バックコンタクト方式でセル変換効率は24%(2012/03/28)
posted by 管理人 at 06:50 | Comment(0) | メーカー:東芝

2012年09月19日

米SunPoewr社が東芝への太陽電池パネルの供給契約を数年間延長、住宅向けで100MW超を供給する予定

SunPoewr社が2012年9月18日に、

太陽電池パネル事業における東芝との提携延長する。

との方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・米サンパワー、東芝との太陽光パネル事業の提携延長−「10万kW級」供給(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201209190007.html

(SunPoewr社のサイト内ページ)
・SunPower Extends Long-Standing Partnership with Toshiba
 http://us.sunpowercorp.com/about/newsroom/press-releases/

上記URL先ページによると、今回の提携の概要は

・背景・経緯:
 東芝とSunPower社は2010年に太陽電池パネルの供給契約を結び、以来の供給量は70MWに到達。
 高い発電効率の訴求により、東芝は日本国内の住宅向けシェア7%弱を占めており、2015年度には15%以上の達成を目標としている。
 今回同社は、安定的なパネル供給を受ける目的で、SunPowerとの提携関係を延長した。
・新しい契約期間:今後数年間
・パネルの供給量:100MW以上
 SunPower社の東芝向け売上高は、当初の契約期間(2010年〜)の3倍以上になる見通し。

等となっています。


今回の発表において示されている契約供給量は、当初契約期間(70MW)の3倍には足りませんが、SunPower側の販売見通しからすると、今後の更なる規模の追加供給も今から想定されている、ということなんでしょうか。

SunPower社はパネルの発電能力だけでなく、25年間の複合保証(出力・製品寿命)の提供も開始しており、これが日本の住宅向け市場でのシェア拡大にどう影響することになるのか、という点にも注目したいところです。


※参考サイト:
・[1]住宅用太陽光発電(東芝)
 http://www.toshiba.co.jp/sis/h-solar/index_j3.htm


※関連記事:
東芝が太陽光発電システム事業に参入、太陽電池は米サンパワーから調達(2008/07/17)
東芝の太陽光発電事業参入はまだ検討段階?(2008/07/23)
東芝が2010年4月に住宅用太陽光発電市場に参入、パネルは米「サンパワー」製を採用(2010/02/20)
東芝が、住宅用太陽光発電システム事業への参入を発表(2010/03/02)
米「サンパワー」社と東芝は共に、変換効率が高い太陽電池パネルは日本の住宅事情に合致する、と期待(2010/03/16)
東芝が住宅用システム向けに、米サンパワーから太陽電池パネル48MW相当の供給を受ける方針(2011/03/10)

米SunPower社が、太陽電池パネルでの25年間の複合保証(出力・製品寿命の両方)を提供開始(2012/09/11)
posted by 管理人 at 22:28 | Comment(0) | メーカー:東芝

2011年09月05日

東芝が2011年9月に「住宅用太陽電池モジュール240W」を発売予定、セル変換効率22.6%・モジュール効率19.3%で、年間発電量は40%増加の見込み

東芝が2011年9月に、性能を高めた「住宅用太陽電池モジュール240W」を発売する予定とのこと。

(ニュース記事)
・東芝、「住宅用太陽電池モジュール240W」採用の太陽光発電システムを発売(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=290525&lindID=6
・東芝、世界最高の変換効率を誇る住宅用太陽電池モジュール 〜セル変換効率22.6%、モジュール変換効率19.3%を実現(家電Watch)
 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110905_475342.html
・東芝の住宅用太陽電池、世界最高のモジュール変換効率(レスポンス)
 http://response.jp/article/2011/09/05/161797.html

(東芝のサイト内ページ)
・世界最高の変換効率を実現した「住宅用太陽電池モジュール240W」採用の太陽光発電システムの発売について
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_09/pr_j0502.htm

上記URL先ページによると、今回の製品の概要は、

・主な特徴:
 ・電極を裏面に配置する「バックコンタクト方式
 ・「反射低減コート付き強化ガラス
 の採用により、デザインの洗練と高い変換効率を実現している。
 東芝によるシュミレーションでは、年間発電量は、一般的な太陽電池モジュールより約40%増加できるとのこと。
・型番:「SPR-240NE-WHT-J
・製造メーカー:米SunPower
・本体サイズ:幅1,559mm×奥行798mm×高さ46mm
・重量:15.0kg
・最大システム電圧:600V
・公称最大出力:240W
・公称最大出力動作電圧:40.5V
 公称最大出力動作電流:5.93A
・セル:
 ・種類:単結晶タイプ
 ・サイズ:最大160mm(従来製品「SPR-210N-WHT-J」より3%拡大)
・変換効率:
 ・最大セル変換効率:22.6
 ・最大モジュール変換効率:19.3
 (※東芝では、
   ・住宅用太陽電池では世界最高の変換効率
   としている)
・発売日:2011年9月13日
・希望小売価格:176,400

等となっています。


変換効率の高さもさることながら、4枚で約1kWの発電能力が得られると考えると、狭い場所に設置する場合には非常に魅力が高い製品では、と感じます。

中国メーカーを中心とする供給過剰による、モジュールの急激な低価格化が進んでいる中で、それらの製品からの差別化の方向性の1つとして、今後の変換効率・発電能力のアップにも注目していきたいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]東芝
 http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm
posted by 管理人 at 19:26 | Comment(0) | メーカー:東芝

2011年06月15日

東芝が2011年度に、住宅用太陽光発電システムで受注1万5,000件(前年比倍)を目指す

東芝が6月14日、住宅用太陽光発電システムの2011年度の受注目標などを公表したとのこと。

(ニュース記事)
・Business Media 誠:高島彩さんのCM起用で住宅用太陽光発電システム販売を倍に――東芝
 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1106/14/news080.html
・太陽光発電の受注目標倍増へCMにアヤパン起用 東芝 - MSN産経ニュース
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110614/biz11061417070028-n1.htm
・太陽光発電:東芝、住宅用販売目標2倍に − 毎日jp(毎日新聞)
 http://mainichi.jp/select/biz/news/20110615k0000m020069000c.html

(東芝のサイト内ページ)
・東芝:ニュースリリース (2011-06-14):住宅用太陽光発電システムの広告イメージキャラクターに高島彩さんを起用
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_06/pr_j1401.htm

上記URL先ページによると、発表された具体的な内容は、

2011年度の受注目標:15,000
・背景:
 東芝は2010年4月に、最大セル変換効率21.5%の太陽電池モジュールを採用した住宅用太陽光発電システムを発売。
 同年度の受注件数は約7,500件だった。

等とのことです。

また1つ目の記事では、他に

蓄電池付太陽光発電システム:
 2011年5月に、住宅メーカーへの販売を開始している。
 ただし基本的には、新築一戸建てへの導入を想定している。
・発電状況の確認システム
 2011年8月を目処に、
 ・液晶テレビ「REGZA」
 ・パソコン
 ・スマートフォン
 ・iPad
 等により、太陽光発電の発電量などを確認できるシステムを発売する。

との事業方針、また東芝による

・「住宅用太陽光発電システムの市場規模は、2010年度の4500億円から2015年度には8000億円になると予想されている。
  東芝は関東の企業なので、2010年度の受注は約50%が関東に集中している。
  関西などにも広げていきたいが、関西には太陽光発電メーカー(シャープや京セラなど)が多いので、今年度も関東が中心になるだろう」
・「特に3月に行われた計画停電で、停電した地域で住宅用太陽光発電システムに対する関心が高まっている」

とのコメントが紹介されています。


関東地方をメイン市場としていて、前年度の倍の受注を目指すというのは、例えば神奈川県が講じている普及の取り組みでの需要も念頭に入れている、ということでしょうか。

液晶テレビやPC、スマートフォン等といった既に身近となっている機器で、自宅の太陽光発電の稼動状況を確認できるシステムというのは、個人的には非常に魅力を感じます。
(今まで有りそうで無かったもの、という気がする)

実際にどのようなシステムとなるのか(導入条件、必要となる機器など)、今後の発表に注目したいです。


※参考サイト・ページ
・[1]東芝:トップページ
 http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm
・[2]東芝 住宅用太陽光発電システム
 http://www3.toshiba.co.jp/sic/h-solar/index_j3.htm
posted by 管理人 at 20:55 | Comment(0) | メーカー:東芝

2011年05月31日

東芝が住宅メーカー向けに、充電池(鉛蓄電池)付きの太陽光発電システムを販売する方針

東芝住宅メーカー向けに、蓄電池付き太陽光発電システムを販売する方針とのこと。

(ニュース記事)
・東芝、三洋ホームズに年間300棟分の蓄電池付太陽光発電システムを販売(プレスリリース - NIKKEI 住宅サーチ)
 http://sumai.nikkei.co.jp/release/house/detail/281895/
・東芝、蓄電池付太陽光発電システムを住宅メーカーに販売開始 | CSR・環境ニュース | 環境とCSRの専門メディア ecool(エクール)
 http://www.ecool.jp/news/2011/05/toshiba11-cd1225.html
・東芝、蓄電池付きの太陽光発電システムを住宅メーカーに販売 - 家電Watch
 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110530_449349.html

(東芝のサイト内ページ)
・東芝:ニュースリリース (2011-05-30):蓄電池付太陽光発電システムを住宅メーカー向けに販売開始
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_05/pr_j3001.htm

上記URL先ページによると、サービスの詳細は、

・背景:
 今回のシステムは、新築戸建住宅への搭載について、「三洋ホームズ」社と技術面での協議を重ねて開発された。

・製品の概要:
 ・目的:
  蓄電池に、太陽光発電などによる電力を充電しておくことで、
  ・電力不足
  ・災害などの停電時
  の生活に必要な電力の確保を図る。
 ・構成:
  (太陽電池モジュール
   ・メーカー:米サンパワー社
   ・形式:SPR-210N-WHT-J
   ・セルの種類:単結晶(セル変換効率21.5%)
   ・最大モジュール変換効率:16.9%
   ・公称最大出力:210W
  (パワーコンディショナー
   ・4.0kW:
    ・形式:TPV-PCS0400A
    ・定格入力電圧:250V
    ・動作電圧範囲:DC100〜370V
    ・変換効率:94.0
   ・5.5kW:
    ・形式:TPV-PCS0550A
    ・定格入力電圧:240V
    ・動作電圧範囲:DC100〜370V
    ・変換効率:94.0%
  (カラー表示機
   ・形式:
    ・TPV-CM001A-CM(カラー表示ユニット)
    ・TPV-CM001A-SU(計測ユニット)
   ・機能:
    ・画面:カラーTFT(5.6インチ)
    ・データ通信:無線/有線(切替式)
    ・表示内容:
     発電、消費、買電、売電、環境換算(CO2/石油)等
  (蓄電池
   ・種類:鉛畜電池
   ・定格入力電圧:AC100V
   ・定格出力電圧:AC100V
   ・容量:
    ・本体:600Wh
    ・増設バッテリー:1,500Wh
 ・機能:
  ・蓄電池への充電方式:
   ・通常時:商用電源から充電する。
   ・停電時:太陽光発電システムの「自立運転モード」による充電が可能。
  ・電力供給能力:
   鉛蓄電池は、700W相当の機器を、約3時間稼動できる。
   また、増設バッテリーの利用により、容量を更に拡張することも可能。

・東日本大震災の被災地への提供:
 今回のシステムをベースとするシステムを、行政と調整しつつ、
 ・宮城県
 ・福島県
 ・岩手県
 の避難所などに設置していく予定。
 (※東芝では既に、被災者のための仮設住宅・復興住宅向けに、100世帯分の太陽光発電システムの無償提供を決定している)

・販売先:
 三洋ホームズ社に対して、年間300棟分を販売する。
 また今後、他の新築住宅メーカー向けの販売も開始し、2011年度に年間1,000棟分の販売を目指す。

等となっています。


住宅用太陽光発電システムの蓄電池との組み合わせについては、パナソニックが2010年から実証実験を行っているとのことですが、いち早く東芝が製品化したというのは、かなり驚きました。
(やはり震災(とそれにより生じた電力不足への懸念)が大きく影響した、ということでしょうか。)

今回の発表・ニュースではシステムの価格は記載されておらず、販売目標の数字を考えると、リチウムイオン電池ではなく鉛蓄電池を採用しているとはいえ、相応の(広い普及は望めない程度の)コストがかかるのでは、と想像しますが、それでも蓄電池を備える住宅用太陽光発電システムの先駆けなので、今後の販売動向などに注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]東芝:トップページ
 http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm
・[2]三洋ホームズ株式会社 | 戸建住宅、マンション、資産活用、リフォーム事業を展開する“総合「住生活」提案企業" | 住宅メーカー(ハウスメーカー)
 http://www.sanyohomes.co.jp/
・[3]Solar Panels, Roof Tiles, Photovoltaic Systems | Home, Business & Utility-Scale Solutions | SunPower
 http://us.sunpowercorp.com/
posted by 管理人 at 18:32 | Comment(0) | メーカー:東芝

2011年04月02日

東芝が東日本大震災の仮設・復興住宅向けに、太陽光発電システムと省エネ型家電機器を無償提供する方針

東芝が3月30日、

・東北地方太平洋沖地震の被災者の仮設住宅・復興住宅向けとして、
 ・太陽光発電システム
 ・省エネ型家電機器
 を無償提供する。

との支援方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・東芝、復興住宅向けに太陽光発電システムと蓄電池などを無償提供 2011/03/31(木) 09:27:21 [サーチナ]
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0331&f=business_0331_041.shtml
・東芝、大震災の仮設・復興住宅に太陽光発電・蓄電池・省エネ型家電をセット提供:環境経営・CSR:ECO JAPAN −成長と共生の未来へ−
 http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20110401/106265/

(東芝のサイト内ページ)
・東芝:ニュースリリース (2011-03-30):仮設及び復興住宅向けに太陽光発電システム、蓄電池、省エネ型家電機器をセットで提供
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_03/pr_j3003.htm

上記URL先ページによると、支援の内容は、

・提供機器:
 下記の機器を100世帯分提供する。
 ・住宅用太陽光発電システム
 ・蓄電池システム
 ・省エネ家電機器
  ・液晶テレビ
  ・エアコン
  ・冷蔵庫
  ・洗濯機
  ・炊飯器
  ・LED照明
  など。
 (今後予想される電力需要の逼迫においても、家庭での最適なエネルギー管理を図るシステムとして提供する)

・方針:
 東芝では今後、被災地での仮設住宅・復興住宅に関する行政の具体的な計画に応じ、上記システムの提供を行っていく。
 また省エネ家電機器については、行政からの要請に基づいての更なる提供も検討していく。

等となっています。


福島第1原発の状況、また関東地方での電力供給制限の状況をニュース等で見聞きするにつけ、私(北海道在住)自身は今のところ直接の影響を受けていないものの、今までは能天気に(リスク等を考えず)電気を使ってきた、と反省せざるを得ません。


今回の東芝の支援は、省エネ家電も同時に適用するとのことで、これは東日本大震災の被災地支援というだけではなく、日常生活においてどれだけ電力使用の効率化を図ることができるのか?ということにもつながる、非常に興味深い取り組みとなるのでは、と考えまた期待するものです。
posted by 管理人 at 06:04 | Comment(0) | メーカー:東芝

2011年03月31日

東芝が伊「アンサルドT&D」社を買収、欧州・北アフリカでの送変電・太陽光発電事業への本格参入を狙う

東芝が3月29日、

イタリアの企業「アンサルドT&D」を買収した。

ことを発表したとのこと。

(ニュース記事)
・東芝、伊の太陽光発電企業を20─30億円で買収 | Reuters
 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20320620110329
・東芝、伊の送変電・太陽光発電エンジニアリング会社を買収 2011/03/29(火) 21:12:19 [サーチナ]
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0329&f=business_0329_226.shtml

(東芝のサイト内ページ)
・東芝:ニュースリリース (2011-03-29):イタリアの送変電・太陽光発電エンジニアリング会社の買収について
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_03/pr_j2901.htm

上記URL先ページによると、アンサルドT&D社は、

・電力の送電・変電(T&D)
・電力・産業用太陽光発電所

のエンジニアリングを手掛けている企業。

今回の買収の概要は、

・東芝の目的:
 ・欧州
 ・北アフリカ
 における、送変電太陽光発電事業への本格参入を狙う。
・買収額:
 アンサルド社の株式の67%を取得したが、金額は未公表。
 (※1つめの記事では、
   ・20〜30億円
   との数字が記述されている)

等となっています。


東芝は昨年、中期経営計画で太陽光発電システムのシステムインテグレーションの展開加速を打ち出していますが、今回の買収もその一環、ということでしょうか。

欧州はともかく、北アフリカは現在騒乱も起こっていますが(リビア等)、東芝がこれからどのように事業を展開する計画なのか、ちょっと気になるところです。


※参考
・[1]Ansaldo T&D - Power & Care
 http://www.ansaldotd.it/
posted by 管理人 at 07:32 | Comment(0) | メーカー:東芝