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2014年05月23日

ミサワホームが自社製住宅オーナー向けに買電サービスを提案開始、エナリス社がプレミアム付き(1円/kWh)で買い取る

ミサワホーム社が2014年5月21日に、

  • 自社製住宅の顧客を対象に、住宅に設置された太陽光発電システムによる発電電力を、プレミアム価格で買い取るサービスの提案を開始する。
と発表していました[1]。

サービスの概要は下記の通り。

  • スキーム
    1. 対象顧客から、エナリス社がプレミアム付きで電力を買い取る。(顧客はエナリス社と直接契約)
    2. エナリス社は買い取った電力を、優先的にミサワホーム社(新電力の届出済み)に売る。
    3. ミサワホーム社はその電力を、自社のグループ会社に供給・活用する。
  • 適用対象:下記の両方を満たす顧客。(※新築・既築は問わない)
    10kW以上の太陽光発電システムを搭載した、ミサワホームの戸建または賃貸住宅(「Solar Max」シリーズ等)を建築
    ・固定価格買取制度の全量売電を選択
  • 買電価格
    経済産業省が定める買取価格に、1kWhあたり1をプレミアムとして上乗せする。(例えば2014年度は33円(税抜き))
    ※ただし買取単価は、電力会社の動向と連動し、経済情勢の大きな変動に伴い変動の可能性がある。
  • 買電期間:最大20年間
    サービス申込者は、この20年間で計約20万円の収益追加が見込まれる。
  • 対象エリア:北陸電力・沖縄電力管内を除く全国。
  • サービス開始日2014年5月22日
    ※中国電力管内は、同年10月に開始の予定。

住宅メーカーが電力買取サービスを提案する、というのが非常にユニークですが、買電自体はエナリス社が行うということで、基本的にはエナリス社と組むことで、自社製住宅のアピール力拡大を狙った取り組みだと推測します。

ただ今回のサービスでは、その電力の用途(ミサワホーム社が買い取り、自社グループで使用する)がまたユニークで、それだけ太陽光発電による発電電力が、(諸々の状況を勘案して)需要者側にとり魅力的なものになってきている、ということかもしれません。

またエナリス社が関わるケースは、当ブログでチェックしている限りでも4件めになりますが、今後どのような分野の企業と組んでいくのか、というのも注目したいところです。


※参照・参考サイト:
[1]太陽光発電の全量売電を選択するお客様を対象に 電力買い取りサービスを提案(ミサワホーム)
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/2014_05_21/index.html

※関連記事:
posted by 管理人 at 01:36 | Comment(0) | 戸建住宅

2014年04月18日

トヨタホームの「SINCE' Cada」がソーラーフロンティアのCISパネルを採用、フラット設置への適合とデザイン性の高さが評価

ソーラーフロンティア社が2014年4月16日に、

  • トヨタホーム社のスマートハウス「SINCE' Cada(シンセ・カーダ)」の新製品に、自社のCIS薄膜太陽電池パネルが採用されまた。
と発表していました。[1]

「SINCE' Cada」は2004年から販売されている住宅商品で、今回の新モデルでは快適さ・美しさに加えて居住性も高めているとのこと。

その商品にソーラーフロンティア製の太陽電池が採用された理由として、下記の2点が紹介されています。

  • 発電性能の維持
    CISパネルの場合、汚れ等により一部にが生じても、発電性能の低下を抑えられる。
    このため、陸屋根へのフラット設置に向いている。
  • デザイン的な調和
    ソーラーフロンティアの太陽電池パネルは
    ・内閣総理大臣表彰「第2回ものづくり日本大賞」の優秀賞(製品・技術開発部門)
    ・公益財団法人日本デザイン振興会による「2007年グッドデザイン賞」の特別賞エコロジーデザイン賞
    を受賞しており、デザイン性も高い。
    今回はそのデザイン性と「SINCE' Cada」との調和が認められた。

新築住宅における太陽光発電導入件数の正確な割合は不明ですが、2013年の「持ち家」と「一戸建て分譲住宅」の着工数合計(約49万戸[2])に対する、太陽光発電補助金の申請件数(約8万5000件[3])の割合は約17%で、思ったほど高くない印象です。

しかし、新築住宅の補助金申請件数じたいは最近数年で急速に増えており、2014年度の電力買取価格(10kW未満は37円/kWh)も考えると、今後も太陽光発電システムの需要先として、(既築の減少と対照的に)新設住宅の重要性が高まってくるものと予想します。

ソーラーフロンティアのCISパネルは、住宅向け販売ではまだ結晶シリコン型を追う立場[4]と見受けられますが、今回のように住宅用での適合性が認められることで、今後シェアが拡大していく可能性はあると考えます。

ただ今回の「SINCE' Cada」はフラット屋根とのことですが、(汚れに対する強さ以前に)パネルの汚れを少しでも雨で流して防ぐ意味で、やはりパネル設置には傾斜が付いているほうが良い気がします。
(あと、積雪地域には致命的に向かないのではないか)


※参照・参考サイト:
[1]CIS薄膜太陽電池、スマートハウスに採用(ソーラーフロンティア)
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2014/C031563.html
[2]建築着工統計調査報告 平成25年計(政府統計の統合窓口)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_pdfDownload_&fileId=000006676411&releaseCount=1
[3]住宅用太陽光発電補助金申込受付件数(太陽光発電協会)
http://www.j-pec.or.jp/information/doc/pdat_uketsuke_20140129.pdf
[4]住宅PV販売上位10社が選んだ売れ筋(「ソルビスト」誌 2014年1月号の5〜7ページ)
posted by 管理人 at 08:49 | Comment(0) | 戸建住宅

2014年03月16日

積水化学工業によるPV+HEMS搭載住宅の2013年調査で、ゼロエネルギー達成は全体の13%

積水化学工業2014年3月13日に、「PV+HEMS搭載住宅の電力量収支実邸調査(2013)」の結果を公表していました[1]。

その中から太陽光発電に関する部分を中心に、下記にまとめてみました。

調査の要綱

  • 対象データ2013年1-12月の消費電力量、発電電力量、電力量収支
    (各住宅に設置されている「スマートハイム・ナビ」のデータを活用)
  • 調査対象の住宅
    HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)
    オール電化
    太陽光発電システム
    を導入・設置している全国のセキスイハイムの住宅で、2012年12月までに入居したもの。
  • 有効母数1726

主な結果

  • ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)の達成邸(家電(テレビ・洗濯機等と調理機器)込み):224邸(全体の13%)
    ※前年調査では6.5%だった。
    ※「家電抜き」は建築設備(空調・換気・照明・給湯)の消費電力のみが対象。
     「家電込み」は、更に家電(テレビ・洗濯機など)と調理機器を含む。
  • 発電・電力消費(中央値)
    • 全住宅
      ・PV搭載容量:4.99kW(前年は4.78kW)
      ・PVの発電電力量:5999kWh
      ・住宅の消費電力量:8850kWh
    • ZEH家電抜き・込みの計1015邸):
      ・PV搭載容量:5.12kW
      ・PVの発電電力量:6297kWh
      ・住宅の消費電力量:7563kWh
    • ZEH家電込み224邸):
      ・PV搭載容量:5.55kW
      ・PVの発電電力量:6986kWh
      ・住宅の消費電力量:5733kWh
  • 収支(中央値)
    • 全住宅
      ・売電電力量:4188kWh(発電電力の約70%)
      ・売電収入:15万9144
      ・光熱費の収支(売電−買電):1万6252円のプラス
    • ZEH家電抜き・込みの計1015邸):
      ・売電電力量:4679kWh(発電電力の約74%)
      ・売電収入:17万7802
      ・光熱費の収支(売電−買電):5万7118円のプラス
    • ZEH家電込みの224邸):
      ・売電電力量:5637kWh(発電電力の約81%)
      ・売電収入:21万4206
      ・光熱費の収支(売電−買電):12万5211円のプラス

季節・時間帯による変動

  • 給湯:外気温と水温が低い冬場に、電力消費が最大だった。
  • 暖房
    冷房より消費電力が大きく、ピーク月では約1.8倍、シーズン合計では約3.1倍に達した。
  • 時間帯での推移
    夏の昼間には、消費電力量より発電電力量が大きくなっていた。
  • ZEH達成住宅の電力消費
    給湯・家電照明類・冷暖房の全てにおいて、消費電力が少ない。
    特に、冷暖房の削減効果が高い。

今回はHEMS搭載が新たに条件に加わったためか、前回(2012年分)とは提示データの内容がかなり異なっており、特に電力消費については、データが格段に詳細になっているようです。

ただ今回は、前回まで示されていた「光熱費ゼロ達成率」が無く、その理由は判りませんが、2013年は余剰電力の売電価格が下がった影響か、全住宅での売電−買電の中央値(1万6252円)が、2012年(48円/kWh買取で6万4000円、42円/kWhで4万1000円)より大幅に下がっており、全体としては厳しい状況だったことが想像されます。

ただしその中でも、ZEHの達成住宅については、収支額が前年と同水準(家電抜き+家電込み)または約2倍(家電込み)であり、中央値との差の大きさに驚かされます。

消費電力量の月次分布グラフを見ると、これは太陽光発電システムの容量の差は勿論あるものの、消費電力削減の差が大きく影響しているとみられ、「ゼロエネルギーハウス」の達成における省エネの効果の重要さが、改めて感じられます。

また、給湯の電力消費の季節差や、冬の暖房の消費電力の大きさ等の点は、住宅メーカーや居住形態を問わず、広く一般消費者が参考にできるのでは、と考えます。


※参照・参考サイト:
[1]太陽光発電システム搭載住宅の電力量収支実邸調査(2013)について(積水化学工業)
http://www.sekisuiheim.com/info/press/20140313.html

※関連記事:
posted by 管理人 at 04:17 | Comment(0) | 戸建住宅

2014年02月11日

福井の「PVサポート・コンソーシアム」によるアンケート調査で、稼動後4年以内の住宅用太陽光発電の不具合は10.4%

福井県内の任意団体「PVサポート・コンソーシアム」が2014年2月9日に、住宅用太陽光発電に関するアンケート調査の結果を公表したとのことです[1]。

主な内容は下記の通り。

  • 実施要綱
    ・調査実施時期:2013年8月
    ・調査対象者:424世帯
     県内4市町(坂井市、あわら市、鯖江市、永平寺町)で、太陽光発電システムを設置して4年以内の世帯。
  • 不具合に関する結果
    10.4%の世帯で不具合があった。
    内訳は、
    出力抑制:13件
    パワーコンディショナー故障とモニター故障、雪害:各6件
    工事ミス:5件
    :4件
    等。

10.4%という数字は奇しくも昨年9月時点での発表と同じですが、4年以内で1割というのは、やはり想像以上に多いと感じます。

また調査方法が、ユーザー自身を対象とするアンケート調査のためなのか、パワコン等の日常的に目に付きやすい箇所がトラブルの大部分ですが、屋根設置で普段は目が届き難い太陽電池パネルにおいて、本当に不具合(インターコネクタの接続不良など)が生じていないのか、というのは非常に気になるところです。

その点は、今後の継続的な発電状況の監視が必要になると思いますが、ともかく太陽光発電システムに対する保守・メンテナンスの意識を高めることの大切さを、感じさせられる調査結果です。


※参照・参考サイト:
[1]不具合が1割で発生 4市町の太陽光発電設置世帯(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20140210/CK2014021002000011.html
[2]太陽光発電ロングライフサポート報告会の開催(福井県地球温暖化防止活動推進センター)
http://stopondanka-fukui.jp/event/123/

※関連記事:
posted by 管理人 at 12:58 | Comment(0) | 戸建住宅

2014年02月02日

LIXILが「ソーラーベース 柱建てタイプ」に、「連棟仕様」と「盗難抑制ボルト」を追加

LIXIL2014年1月31日に、 住宅用地上設置型太陽光発電システム「ソーラーベース 柱建てタイプ」の追加仕様として、「連棟仕様」と「盗難抑制ボルト」を発表していました[1]。

各々の主な特徴は下記の通り。

  • 連棟仕様
    スリーブを用いてパネル架台の桁を連結でき、柱や基礎の数を削減できる。
    これにより、
    ・基礎工事費の削減
    ・外観の一体感向上
    といった効果が見込まれる。
  • 盗難抑制ボルト
    太陽電池パネルの取り付けボルトに穴を明けており、(ナットを締めたあと)割りピンを通す方式。
    これにより、ボルトの取り外しが簡単にできず、盗難抑制効果のアップが見込まれる。

連棟仕様ではパネル架台を、通常の産業用野立て設備と同様の体裁にできると見受けられますが、スリーブ接続部の(積雪や強風に対する)強度が十分に保持されるのであれば、部材・資材や施工の手間・期間の削減といった点で、採用によるメリットは小さくないものと想像します。

盗難抑制ボルトについては、その気になれば割りピンを外せば良いので、完全な盗難防止策にはならないとは思いますが、ボルトを外す手間を増やすことが盗難作業(?)の手間・時間の増加につながるので、一定の効果は期待できると考えます。

ただ裏を返すと、施工時の手間や(保守における)パネル交換の手間も増すことになりますが、太陽光発電設備の普及が進んでいる中で、それだけ設置済みパネル盗難の危険性が増している、というのが現実なのかもしれません。


※参照・参考サイト:
[1]太陽光発電システム「ソーラーベース 柱建てタイプ 連棟仕様」新発売(LIXIL)
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2014/060_roof_0131_03.html

※関連記事:
posted by 管理人 at 15:42 | Comment(0) | 戸建住宅

LIXILが住宅用の「ソーラーラック Aタイプソーラーパネル」を発表、低照度単結晶セルを採用

LIXIL2014年1月29日に、戸建て住宅用太陽光発電システム「ソーラーラック」向けとして、発電能力を高めた「Aタイプソーラーパネル」を発表していました[1]。

製品の主な特徴は下記の通り。

  • 変換効率・発電出力を向上
    低照度単結晶セルを採用しており、モジュール変換効率(従来製品は15%台)を16%台にアップ。
    最大出力は、従来製品より約10%向上している。
    また、日照が悪い
    ・曇りの日
    ・冬
    ・早朝、夕方
    にも効率良い発電が行え、通年での発電量安定に寄与する。
    (東向き・西向き屋根への設置に向く)
  • Sサイズを用意
    パネルの大きさは
    ・標準サイズ(Fサイズ)
    ・約80%の大きさの「Sサイズ」
    の2種類を用意。
    これらを組み合わせることで、従来製品(Bタイプ)よりも、同じ設置面積での発電容量をアップできる。
  • 20年の出力保証
    パネルの出力保証は、
    ・公称最大出力の91%:連係開始から10年間
    ・同82%:同20年間
    としている。
    (※システム全体の動作保証は10年)

また発売時期は2014年2月、販売地域は全国とのことです。


低照度での発電性能の優位性は、同じく単結晶型を手がけるQセルズや、タンデム型を手がけるパナソニックもアピールしていますが、今回のモジュールが採用している技術や、トータルでの発電性能が、それら他メーカー製とどのように異なるのか、というのは非常に気になるところです。

モジュールの価格(コスト)は、流石に自社の従来品より高くなるものと思いますが、降雪地域など日照条件が良くない地域で、年間発電電力量でどれだけの差が出るのか(あくまで一事例のみだとしても)明確に示すことができれば、より商品の魅力が高まるのでは、と考えます。


※参照・参考サイト:
[1]太陽光発電システム「ソーラーラック Aタイプソーラーパネル」新発売(LIXIL)
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2014/060_roof_0129_02.html

※関連記事:
posted by 管理人 at 15:37 | Comment(0) | 戸建住宅

2014年01月23日

米Pecan Street Researchが、西向きのパネル設置がピーク需要の削減効果が高い、等の調査結果を公表

米国の「Pecan Street Research Institute」が昨年11月に、太陽光発電設置住宅夏季発電電力・消費電力についての調査結果を公表していました[1]。

主な内容は下記の通り。

調査の要綱

  • 対象地域:テキサス州オースティン
  • 対象住宅:1戸建て住宅約50戸(試験に参加した175戸から、ランダムに選定)
  • 太陽電池パネルの設置向き
    南向き:24戸
    西向き:14戸
    南向きと西向きの組み合わせ:14戸
  • 対象期間2013年6月1日〜8月31日
    この期間は
    ・日照時間
    ・電力需要(空調向けが増加)
    の点で、他の季節と需給動向が大きく異なっている。

主な結果

  • ピーク需要時間帯午後3時〜7時)の電力需要の引き下げ割合(逆潮流分を除いた数字):平均58
    ・南向きシステム:54
    ・西向きシステム:65
  • 発電電力のうち自家消費分の割合
    ・ピーク需要時間帯:平均80%(発電電力の20%は電力網に送電)
     ・南向きシステム:73%(同22%)
     ・西向きシステム:84%(同16%)
    ・1日:64%(同36%)
  • 消費電力に占める太陽光発電電力の割合(逆潮流分を除いた数字):36
    そのうち約1/3(32%近く)が、ピーク時間帯に発電されている。

日経新聞の記事[2]に掲載されているグラフでは、1日の発電電力量(グラフで囲まれた面積)は西向きと南向きで概ね同等ですが、発電のピークは西向きが(南向きより)明らかに後ろに移動しており、その分需要のピークにより近くなっている(=ピークを相殺する効果がより高い)のが見て取れます。

実証実験や調査がまだまだ必要だとは思いますが、パネルの設置施設(電力の自家消費場所)の需要ピーク時間帯がはっきり判っており、またそれが長期に渡って変化する見込みが無い場合に、発電電力のピークが需要ピークにできるだけ近づくようにパネルの設置向きを決める、というのは、太陽光発電を有効利用する一つの方法と成り得るのかもしれません。

また住宅用以外にも、例えばメガソーラー内でパネルの設置向きを変えた場合(1/3づつ東・南・西など)、出力の平準化にどのような効果をもたらすのか等、いろいろ興味を刺激される調査結果だと思います。


※参照・参考サイト:
[1]Report: Residential Solar Systems Reduce Summer Peak Demand by Over 50% in Texas research trial(Pecan Street Research Institute)
http://www.pecanstreet.org/2013/11/report-residential-solar-systems-reduce-summer-peak-demand-by-over-50-in-texas-research-trial/
[2]南より西向き有利 米国発、太陽光発電の「意外な事実」(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1600E_W4A110C1000000/
posted by 管理人 at 01:27 | Comment(0) | 戸建住宅

2013年12月21日

ハンファQセルズジャパンが住宅用太陽光発電ユーザーの満足度調査を実施、晴天時とその他の状況で大きな差

ハンファQセルズジャパンが、住宅用太陽光発電システムの所有者を対象に行った、満足度などに関するアンケートの調査結果を公表したとのことです[1]。

まず、調査の要綱は下記の通り。

  • 調査対象者
    2010年以降に太陽光発電システムを自宅に設置している、30〜50代の既婚男女300
  • 調査期間2013年12月3〜5日

そして「発電量」に関する項目では、満足度(300人のうち「満足」と回答した割合)は下記の数字となっています。

  • 晴天時82.3
  • 曇天時57.3
  • 早朝52.0
  • 夕方44.0
  • 雨天時39.3
  • 雪の日37.7

満足度が晴天時に高い一方、日照が弱くなる条件では格段に低くなっている点には、良くも悪くも「太陽光による発電」の特徴が明確に反映されていると感じます。

早朝よりも夕方のほうが満足度が低いのは、電力を使う時間帯のほうが発電量の低さが際立って感じられるため、と推測します。
今後技術の進歩により、太陽電池が吸収できる光の波長域が広くなれば、日の出後・日没前の発電能力が上がり、満足度の低さも緩和されるのかもしれません。

雪の日については、パネル表面に(実体的に)雪が付着し積もってしまうだけに、やはり現状では、満足度が著しく低くなるのは仕方が無いと思わざるを得ません。

いずれにせよ現状では、太陽光発電の能力は時間帯・天候・季節に大きく左右される、ということを、良く認識しておく必要があると再確認させられる調査結果です。


※参照・参考サイト:
[1]太陽光パネルの満足度、コストがらみで高い傾向 ハンファQセルズ調査(進建ハウジング)
http://www.s-housing.jp/archives/47527
posted by 管理人 at 01:32 | Comment(0) | 戸建住宅

2013年10月23日

積水化学工業が住宅商品「スマート・パワーステーション」シリーズを発表、30坪台の住宅規模でも10kWを搭載可能

積水化学工業2013年10月21日に、エネルギーの自給自足を目指した住宅商品「スマート・パワーステーション」シリーズを発表していました[1]。

このシリーズでは

  • 大容量の太陽光発電システム
  • HEMS「スマートハイム・ナビ」
  • 定置型蓄電池「e-Pocket(イーポケット)」
を進化させているとのことで、このうち太陽光発電システムに関する特徴は下記の通り。

  • 標準住宅で10kW以上を搭載
    ・PV一体型屋根
    ・ロング庇(鉄骨系住宅)
    ・3.5寸片流れ屋根(木質系住宅)
    を新開発。
    これにより30坪台の住宅規模でも、10kW以上のシステムが搭載可能になった。
    (※従来の鉄骨系住宅「ハイムシリーズ」では、40坪程度の住宅で6.8kWが最大)
  • CIS型パネルを採用
    鉄骨系住宅では、フラット屋根への設置に向いたCIS太陽電池パネルを採用。
    工場生産化率のアップ・現地施工の最小化により、コストダウンを実現している。

鉄骨系・木質系の両方とも、太陽電池パネルの大量設置に向いた屋根の形状は、一般的な住宅と大きく異なる点であり、非常に特徴的だと感じます。

特に鉄骨系では、ベランダ部分に大きく張り出した「ロング庇」がユニークですが、他方で強度的・機能的に、あくまで冬に雪が降らない地域向けの商品(積雪地域が販売地域に入っていない)であることも、強く感じます。

個人的には、積雪地域向けの大容量太陽光発電搭載の住宅が開発されるとしたら、一体どのようなものとなるのか、密かに期待したいところです。 (例えば壁面設置パネルの標準搭載が実現したら、面白いと思う)


※参照・参考サイト:
[1]“未来基準の家”がさらに進化 『スマート・パワーステーション』シリーズを発売(積水化学工業)
http://www.sekisuiheim.com/info/press/20131021.html

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posted by 管理人 at 02:38 | Comment(0) | 戸建住宅

2013年09月27日

LIXILが住宅用「ソーラーラック」に「立平固定金具」「瓦棒固定金具」を追加、穴開けが不要

LIXIL2013年9月26日に、

  • 住宅用太陽光発電システム「ソーラーラック」のパネル設置用金具に、新たに
    ・「立平たてひら固定金具
    ・「瓦棒かわらぼう固定金具」 を追加した。
と発表していました。

製品の概要は下記の通り。

  • 主な特徴
    屋根への穴開けが不要
     立平葺き・瓦棒葺き金属屋根において、ハゼ部を掴んで固定する。
     これにより、屋根にビス孔を開ける必要が無く、雨漏り発生のリスクを解消できる。
  • 追加時期2013年10月1日
    ※「ソーラーラック」用オプション部材のため、単品販売は行わない。

また今回は、垂直積雪量30cm以下の地域向け限定のオプション「雪止め部材」も、同時に追加するとのことです。


屋根のハゼ折り部分をクランプする方式とのことで、パネルが強風を受けた際に、金具のズレや屋根の破損などが生じないかが気になりますが、LIXILは産業用で既に同方式の固定金具を実用化しているだけに、住宅用でも同様の性能・メリットを発揮し、既築住宅へのパネル設置の容易化に寄与するものとなることを、期待したいです。


※参照・参考サイト:
[1]住宅用太陽光発電システム「ソーラーラック」専用金具にラインアップ追加(LIXIL)
http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2013/060_roof_0926_03.html

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posted by 管理人 at 03:57 | Comment(0) | 戸建住宅