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2014年06月07日

韓国SKC社が、日本にバックシート用の耐候性PETフィルムを供給する計画

ニュース記事[1]で

  • 韓国「SKC」社が、太陽電池パネルのバックシート向けとして、耐候性PETフィルム日本市場に供給する予定。
と報じられていました。

概要は下記の通り。

  • 製品の特徴
    モジュールの低コスト化・高機能化に対応し、価格競争力機能を高めたもので、海外市場では既に実績を多く挙げている。
  • 供給先:日本の太陽電池用バックシートメーカー
  • 納入開始時期:早ければ2014年8月
  • 供給量
    当面は月数十t。
    将来的には、同500〜1000t規模を目指す。

日本では現在(FITによる需要急増を受けて)太陽電池パネルメーカーが増産方針を打ち出しているので、その点ではバックシート向け材料でも有望な市場となっているものと想像します。

また今後(電力買取価格の引き下げにより)日本国内のパネル需要が縮小するとしても、世界全体としてはパネル需要の拡大は続くと考えられるので、日本のバックシートメーカーを供給先として確保することは、将来的にも合理性が有るものと考えます。

日本向けに投入する製品の名称や詳細は不明ですが、SKCは日本企業(東洋紡、東洋アルミニウム等)との合弁事業として、昨年10月に中国にPETフィルム工場(年産能力3万3000t)を新設しており[2]、日本市場向けでも高い競争力を確保するものと予想します。


※参照・参考サイト:
[1]韓SKC 日本でPVモジュール向け耐候性PET投入(化学工業日報)
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2014/06/05-16042.html
[2]SKC Completes Construction of PET Film Plant in China(SKC)
http://www.skc.kr/english/help/news_view.jsp?brdID=1998

※関連記事:
posted by 管理人 at 00:45 | Comment(0) | バックシート

2013年04月25日

PVTEC等が太陽電池モジュール内での水蒸気の拡散挙動を可視化、センシング材料にはカルシウム材料を採用

日刊工業新聞の記事[1]で、

・「太陽光発電技術研究組合(PVTEC)」と産総研が共同で、太陽電池モジュール内での水蒸気の拡散挙動の可視化に成功した。

と報じられていました。

取り組みの概要は下記の通り。

背景
 屋外設置される太陽電池パネルでは、風・雨による水蒸気の浸透により性能が低下する。
 しかし従来は、モジュール内への水蒸気の浸入の様子を、十分に把握することは困難だった。
 今回の研究はNEDOの「太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」の一環として行われ、東レがPVTECに研究員を派遣して取り組んだ。

手法
 ・センシング材料
  可視化しやすいカルシウム材料を採用。
  ガラスとセルのいずれかに蒸着させた。
 ・装置
  ・カルシウムの蒸着機
  ・太陽電池製造用のグローブボックス(ラミネーター内蔵)
  を連結している。
 ・バックシート
  水蒸気透過率が異なるサンプルを用いた。

成果
 加速試験を行ったところ、水蒸気透過率の高いバックシートほど、
 ・カルシウム膜の変化が早い。(水蒸気の浸入が支配的)
 ・セルの端面保護の効果が小さい。
 ことが判明した。


水蒸気透過率の高さは、太陽電池用バックシートの重要な性能の一つだと思いますが、それだけに実際の状況の可視化を実現したことは、太陽電池パネルの耐久性向上の上で非常に大きな成果では、と考えます。

個人的には、PID現象と水蒸気の進入に何らかの関係があるのかが気になるところですが、既に東レはPID現象を検証するための評価設備を導入しているとのことなので、今後それと今回の成果を組み合わせての取り組みが行われることで、また新しい成果が得られることも、期待したいところです。


※参照・参考サイト:
・[1]PVTECなど、太陽光パネルの性能低下を見える化−水蒸気の進入経路把握(日刊工業新聞)
 http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0520130424qtke.html
・[2]太陽光発電技術研究組合
 http://www.pvtec.or.jp/
・[3]太陽光発電システム次世代高性能技術の開発(NEDO)
 http://www.nedo.go.jp/activities/FF_00020.html


※関連記事:
東レがPID現象を検証する独自の評価設備を導入、モジュール全体でのメカニズム解析を目指す(2012/08/09)
posted by 管理人 at 00:08 | Comment(0) | バックシート

2012年11月04日

グローバルインフォメーションが太陽電池用バックシートの世界市場に関するレポートを発売、2011年は設備容量2万1,473MW・市場規模16億米ドル

グローバル インフォメーション」社が、GlobalDataによる太陽電池用バックシートに関するレポート

・「Solar Photovoltaic (PV) Backsheet in North America - Market Size, Average Price, Competitive Landscape and Key Country Analysis to 2020

の販売を開始したとのことです。

(ニュース記事)
・世界の太陽電池(PV)バックシート市場、成長の勢いを維持(財経新聞)
 http://www.zaikei.co.jp/releases/71887/

上記URL先ページによると、この中で下記の数字・状況が紹介されているとのことです。

・バックシートの設備容量
 ・2006年:1,596MW
 ・2011年:2万1,473MW
 (年平均成長率(CAGR)は69%に達している。)

市場規模
 ・2008年:推定5億9,650万米ドル
 ・2011年:16億米ドル
  アジア太平洋市場の高成長による。

・市場の動向:
 ・最大市場は欧州。(世界全体の設備容量の72.1%を占める)
 ・成長の要因として
  ・生産コストの縮小
  ・技術の進歩
  ・政府の政策措置
  が挙げられる。
  また、多数の研究機関で研究開発が進められていることも寄与している。


流石に数年前と比べて市場規模が大幅に成長しているのは当然だと思いますが、ここ1〜2年で太陽電池パネルが供給過剰になっているだけに、バックシートについても最近の販売量・売上高がどの程度減少しているのか、また欧州市場の縮小がどのような影響を及ぼしているのか、非常に気になるところです。
posted by 管理人 at 03:44 | Comment(0) | バックシート

2012年09月21日

太陽電池用バックシートの素材でPVDFの需要が拡大、PVFの代替品として採用増

富士キメラ総研」社が、レポート「2012年プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・富士キメラ総研、プラスチックフィルム・シート市場の拡大を予測(レスポンス)
 http://response.jp/article/2012/09/19/181556.html

(富士キメラ総研のサイト内ページ)
・2012年 プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望
 https://www.fcr.co.jp/report/122q09.htm

上記URL先ページによると、このレポートでは太陽電池用バックシートに関する内容として、「PVDF」(熱可塑性フッ素樹脂の一つ)について

・現在は、太陽電池用バックシート材料としての出荷がメインになっている。
 (従来は建材用途(内外装材など)が中心だった)

・太陽電池用バックシートでは通常、素材にPVFフィルムが用いられている。
 しかし、急激な市場拡大により供給がタイトになっているため、代替品としてPVDFの採用が増加。
 その需要は、需給が逼迫するほどに拡大している。

との状況が取り上げられているとのことです。


通常の素材であるPVFだけでなく、代替品であるはずのPVDFまで需給が逼迫している、というのはかなり意外に感じました。

例えば大手のリンテック社は、市場で太陽電池モジュールが供給過剰状態になっている2011年度からバックシートの売上が激減しており、バックシート用素材の需要が変わっていない、とは考え難いので、実際にどのような状況があるのかが気になるところです。


※参考サイト:
・[1]ポリフッ化ビニリデン(ウィキペディア)


※関連記事:
富士キメラ総研が、報告書「2010年プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望」を発表(2010/07/31)

リンテックのバックシート販売が大幅増加、2010年度末に世界シェア25%に達する見込み(2010/08/17)
リンテックのバックシートの売上は2010年度に107億円、しかし2011年度は66億円・2012年度見通しは44億円(2012/07/13)
posted by 管理人 at 02:02 | Comment(0) | バックシート

2012年07月13日

リンテックのバックシートの売上は2010年度に107億円、しかし2011年度は66億円・2012年度見通しは44億円

下記URL先ページでは、「リンテック」社の最近の株価の動きについて解説されています。

(ニュース記事)
・【株価診断】リンテック下値固め、減配でも好利回り、チャート二番底で狙い場(サーチナ)
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0711&f=business_0711_165.shtml

この中で、同社の太陽電池用バックシート売上高について

2005年頃:11億円程度
20113月期:107億
20123月期:約66億
20133月期の見通し:44億円程度

との数字が紹介されています。


2010年度の売上は2005年の約10倍と、太陽電池市場的な拡大の勢いが強く感じられる数字であるだけに、その後の一変(大幅な減少)には溜息が出る思いがします。

ただ、短期の変動はともかく、太陽電池の根本的な需要自体は、先進国・新興国ともに伸びていることは確かだとも思われるので、需給バランスの改善・需要回復が果たして何時になるのか、注意深く見守りたいところです。


※参考サイト:
・[1]太陽電池モジュール用バックシート(リンテック)
 http://www.lintec.co.jp/products/industry/backsheets/


※関連記事:
リンテックは太陽電池用バックシートが伸びる見込みも、2009年3月期通期の営業利益は下方修正(2008/11/13)
リンテックの太陽電池向けバックシートは、欧米で販売好調(2009/03/01)
大和総研のレポート「加速する産業構造のグリーン化戦略」で、リンテックがバックシートの世界シェアを伸ばすとの予測(2009/06/18)
リンテックは、太陽電池用バックシートの販売地域を日米に拡大する方針(2009/07/09)
リンテックのバックシート販売が大幅増加、2010年度末に世界シェア25%に達する見込み(2010/08/17)
リンテックのバックシート出荷は、ドイツの補助金削減の影響を受けず好調が継続(2010/11/11)
リンテックとオーナンバの太陽電池向け部材・部品事業が好調、生産体制も拡充(2010/11/28)
リンテックの太陽電池用バックシートの2010年売上高は前期比72.6%増、独自ブランドが奏功(2011/03/15)
リンテックの2012年3月期通期のバックシート販売は前期比4割減の見通し、欧州市場の太陽電池在庫の増加が影響(2011/11/11)
リンテックの2011年4-12月の太陽電池用バックシート販売は、前年同期比で大幅減とのこと(2012/02/10)
posted by 管理人 at 13:10 | Comment(0) | バックシート

2012年06月27日

リンテックの新バックシート「Reflekt」シリーズは、接着剤不使用で耐久性アップ・コストダウンを実現

リンテック」社が2012年6月25日に、太陽電池用バックシートの新製品として

・接着剤を使用しない「Reflekt」シリーズ
・従来品と同じ構造で、素材を変更した「Hytek」シリーズ

の発売を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・新設計太陽電池用バックシート「Reflekt」シリーズ発売 リンテック(産経関西)
 http://www.sankei-kansai.com/2012/06/26/20120626-061179.php

(リンテックのサイト内ページ)
・接着剤を一切使用しない、太陽電池用バックシート製造技術を開発 独自設計の「Reflekt」シリーズとして発売
 http://www.lintec.co.jp/news/2012/120625_a/

上記URL先ページによると、製品の特徴は

・「Reflekt」シリーズ:
 ・背景:
  リンテックグループでは、最外層にフッ素系特殊コーティングを施したPETフィルムを採用した独自設計のバックシート「Protekt」シリーズを世界展開している。
  この製品では、EVAフィルムを内側に接着剤で貼り合わせることで、パネルとの密着性を付与している。
  ただし、接着剤により各種フィルムを貼り合わせている一般的なバックシートでは、
  ・フィルムの収縮
  ・接着剤の特性
  により、フィルム層間での浮き発生などの不具合が生じる場合がある。
 ・主な特徴:
  ・密着性を付与する層を、特殊樹脂直接押し出すことで形成する新技術を開発。
   これにより、
   ・劣化要因の一つである接着剤の不要化
   ・製造工程の簡略化によるコスト競争力の強化
   とのメリットが得られる。
  ・全ての構成材料(最外層のフッ素系コーティング剤、ベースのPETフィルム等)を見直し
   ・耐久性
   ・長期信頼性
   の向上を図っている。
 ・想定販売先:欧米・中国市場を中心とする。

・「Hytek」シリーズ:
 ・主な特徴:
  ・最外層側コーティング剤の処方を見直し、PETフィルムの劣化要因である紫外線に対する耐性を向上している。
  ・2タイプの製品により、各パネルメーカーにおける長期信頼性に対するニーズにきめ細かく対応する。
 ・種類:下記の2種類。
  ・「Hytek」(ベースフィルムに耐久PETフィルムを採用)
  ・「Hytek Prime」(ベースフィルムに高耐久PETフィルムを採用)
 ・想定販売先:既存のユーザーを中心とする。

・発売日:両シリーズとも2012年6月13日

等となっています。


挙げられている「Reflekt」シリーズのメリットを見ると、接着剤を用いる従来型の製品も販売を継続するというのは意外な気もしますが、実際には(細かい仕様の違いから)単純に既存製品と入れ替えれば良いというものではない、ということなんでしょうか。
(欧米・中国向けの販売をメインとするというのは、現時点で日本メーカーのモジュールにはあまり向かない、ということなのだろうか)


※当ブログの関連記事:
リンテックが、アルミニウムホイル層が無い太陽電池用バックシート「リプレアVDB」を製品化(2010/02/25)
posted by 管理人 at 04:32 | Comment(0) | バックシート

2012年02月10日

リンテックの2011年4-12月の太陽電池用バックシート販売は、前年同期比で大幅減とのこと

リンテック」社が2月9日、20123月期第3四半期(20114-12月)連結決算を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・リンテックの4〜12月、純利益36%減の69億円(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C889DE1EAE4EBE3E7EBE2E2EBE2E0E0E2E3E09686E3E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

(リンテック社のサイト掲載資料)
・第3四半期決算短信
 http://www.lintec.co.jp/ir/library/pdf/statement/201203_3.pdf

上記URL先ページによると、まず全体の業績は

・売上高:1,516億5,700万円(前年同期比4.6
・営業利益:116億6,200万円の黒字(同30.5
・経常利益:111億6,200万円の黒字(同29.5
・四半期純利益:69億8,200万円の黒字(同36.1

そして太陽電池用バックシートについては、

欧州において需要が大幅に落ち込み、前年同期に比べ大きく減少した。

との状況が紹介されています。
(※具体的な数字は無し)


昨年11月に発表された通期見通しでは、バックシート販売は前期比4割減の見通しとされていただけに、第3四半期の具体的な状況がどうなっているのか非常に気になるところですが、やはり販売の大幅減は継続している、ということなんでしょうか。
posted by 管理人 at 13:42 | Comment(0) | バックシート

2012年01月31日

日本軽金属の2011年4-12月期は、太陽電池用バックシート・電極インキの販売が減少、回復には時間がかかる見通し

日本軽金属」社が1月30日に、2012年3月期3四半期(2011年4-12月決算を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・日本軽金属(5701)は続落 半導体製造装置向け厚板や太陽電池関連材料の需要回復遅れで通期業績予想を下方修正(兜町ネット)
 http://www.kabutocho.net/news/livenews/news_detail.php?id=285689
・日軽金の純利益82%減 12年3月期、太陽電池材料が低迷(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819596E1E2E2E1988DE1E2E2E3E0E2E3E09686E0E2E2E2;at=DGXZZO0195577008122009000000

(日本軽金属のサイト掲載資料)
・平成24年3月期 第3四半期決算短信
 http://www.nikkeikin.co.jp/pages/press/p2012/p2012013001.pdf
・業績予想の修正に関するお知らせ
 http://www.nikkeikin.co.jp/pages/press/p2012/p2012013002.pdf

上記URL先ページによると、まず全体の業績は

・売上高:3,040億6,400万円(前年同期比5.9
・営業利益:109億3,400万円の黒字(同44.3
・経常利益:71億5,300万円の黒字(同52.0
・四半期純利益:21億1,500万円の黒字(同75.6

そして「箔、粉末製品」セグメントの「電子機能材部門」の中で、主力製品である太陽電池用部材について

・太陽電池市場の中心である欧州での需要が落ち込んだ
・製品別では、
 ・バックシート
  第2四半期は概ね堅調だった。
  しかし第3四半期は、ユーザーの在庫調整により、急激に販売が減少した。
 ・電極インキ
  新興メーカーとの価格競争が激化し、販売量の低迷が続いた。
 また、上記材料の需要回復には、なお時間がかかる見通し。

との状況が紹介されています。

(ちなみに「箔、粉末製品」セグメントの業績は
 ・売上高:818億5,300万円(前年同期比7.3
 ・営業利益:31億6,000万円の黒字(同63.5
 とのこと)


太陽電池パネルの供給過剰に、市場での価格競争激化といった悪条件を受けて、厳しい状況となっていることが伺えます。

今年については中国国内での太陽電池パネル需要の急拡大予想もされているので、日本軽金属の太陽電池用部材の販売状況もどう変化することになるのか、注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]日本軽金属
 http://www.nikkeikin.co.jp/
posted by 管理人 at 13:13 | Comment(0) | バックシート

2011年11月11日

リンテックの2012年3月期通期のバックシート販売は前期比4割減の見通し、欧州市場の太陽電池在庫の増加が影響

リンテックが11月10日、20123月期第2四半期決算などを発表したとのこと。

(ニュース記事)
・リンテック、純利益31%減 12年3月期(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819596E3E2E2E1918DE3E2E3E3E0E2E3E39686E1E2E2E2;av=ALL

(リンテック社のサイト掲載資料)
・第2四半期決算短信
 http://www.lintec.co.jp/ir/library/pdf/statement/201203_2.pdf

上記URL先ページによると、まず全体の業績は

(2012年3月期第2四半期(2011年4-9月))
・売上高:1,049億1,100万円(前年同期比2.9
・営業利益:89億800万円の黒字(同21.5
・経常利益:87億5,600万円の黒字(同18.1
・四半期純利益:58億7,900万円の黒字(同19.9

(2012年3月期通期見通し)
・売上高:2,000億円(前期比6.0
・営業利益:140億円の黒字(同33.0
・経常利益:135億円の黒字(同30.8
・四半期純利益:94億円の黒字(同31.0

とのこと。

そして太陽電池用バックシートについては、

・2012年3月期第2四半期:
 欧州で需要が大幅に落ち込んだものの、前年同期比では微減に留まった。

・2012年3月期通期
 欧州市場で太陽電池の在庫が積み上がっていることから、販売は前期比4となる見通し。

との状況が紹介されています。


市場が拡大しているはずの太陽光発電向けの部材販売が、前年から一気に4割減の見通しということにちょっと衝撃を受けましたが、上期は「微減」とのことなので、今後の下半期に更に販売悪化が予想される、ということなんでしょうか。

ともあれ、それだけ太陽電池パネルの供給過剰が深刻な状態であることを、ここでも強く感じるものです。 


※参考サイト・ページ
・[1]リンテック
 http://www.lintec.co.jp/
posted by 管理人 at 15:26 | Comment(0) | バックシート

2011年10月29日

帝人と米デュポンが中国でPETフィルムの生産能力を増強予定、「厚物フィルム」は太陽電池用バックシート向けが中心

帝人
・米デュポン

の2社が、中国でのポリエステルフィルム生産能力増強する方針とのこと。

(ニュース記事)
・帝人、中国におけるポリエステルフィルムの生産を増強(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=295346&lindID=4
・帝人、中国でポリエステルフィルムの能力増強=12年後半から(時事ドットコム)
 http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011102800412
・帝人、ポリエステルフィルム 中国で生産能力5割増強(サンケイビズ)
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/111029/bsg1110290501008-n1.htm
・仏山でのPETフィルムの生産能力を増強、帝人[化学](NNA.ASIA)
 http://news.nna.jp/free/news/20111031cny001A.html

(帝人のサイト内ページ)
・中国におけるポリエステルフィルムの生産増強について(帝人)
 http://www.teijin.co.jp/news/2011/jbd111028_1.html

上記URL先ページによると、今回はアジア市場での成長戦略の一環として、現地の生産・販売会社「DuPont Hongji Films Foshan Co.,Ltd」(広東省佛山市)の生産設備を増強するもの。

対象製品は「厚物フィルム」「薄物フィルム」で、このうち厚物フィルムについては、

・目的:
 厚物差別化品(太陽電池バックシート用途が中心)の市場に向け、供給能力を拡大する。
・設備:
 米フローレンス工場(サウスカロライナ州、2011年2月に閉鎖)の遊休設備1ラインを移設する。
・稼働時期:2012年後半

との計画となっています。

また、両製品合計の増強規模は年産27,000t(従来は年産50,000t)で、投資額は約7,800万ドルとのことです。


太陽電池向けのみでの増産計画規模が分からないのが残念ですが、米国工場を閉鎖し、その設備で中国での生産能力を増強する、というのは、それだけ中国国内で生産を行うメリットと必要性が急激に拡大している、ということでしょうか。


※参考サイト・ページ
・[1]帝人
 http://www.teijin.co.jp/
・[2]DuPont
 http://www2.dupont.com/DuPont_Home/en_US/index.html
・[3]DuPont Hongji Films
 http://www.dphj.com/
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