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2013年04月19日

三菱電機が「『マルチルーフ』220Wシリーズ」を発表、長方形モジュールは前年機種(212W)より出力8Wアップ

三菱電機2013年4月18日に、国内住宅用単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュールの新製品「『マルチルーフ』220Wシリーズ」を発表していました。

同社のサイト[1]によると、製品の概要は下記の通り。

・主な特徴:
 ・高出力化
  ・太陽電池セルの効率アップ
  ・光透過性に優れたガラスの採用
  により、「マルチルーフ」全モデルの出力を向上している。
  (長方形モジュールの場合、2012年モデル(212W)より8W増加)
 ・独自のプラストレランス基準
  全てのモジュールで工場出荷検査時に、公称最大出力値を上回る出力を確保している。
 ・20年の出力保証
  モジュールの出力が「JIS C 8918」の規定条件下で公称最大出力値の80%を下回った場合、引き渡し日から20年間、無料修理を実施する。

・種類:
 ・長方形PV-MA2200K」:公称最大出力220W、希望小売価格15万2,460
 ・ハーフPV-MA1080KH」:108W、7万4,865
 ・台形PV-MA1080KL/KR(※左右)」:各108W、7万4,865
 ・スリムPV-MA1740KW」:174W、12万540
 ・スリムハーフPV-MA0870KV」:87W、6万270

・発売日:2013年6月20日の予定。


当ブログでチェックしてきた限りでも、三菱の住宅用無鉛はんだモジュールは毎年出力を高めてきており、長方形型については3年前より30Wも上がっていることに驚きますが、結晶シリコン型も各部の工夫・進歩を重ねることで性能向上はまだまだ可能、ということでしょうか。

気は早いですが、来年以降の同シリーズの性能アップにも、注目していきたいところです。


※参照・参考サイト:
・[1]国内住宅用 単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール新商品発売(三菱電機)
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2013/0418-c.html?cid=rss


※関連記事:
三菱電機が、国内住宅用の「大出力無鉛はんだ太陽電池モジュール」190Wシリーズ4機種を発売予定(2010/02/27)
三菱電機が2011年10月に、国内住宅用の「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」を発売予定(2011/09/01)
三菱電機が2012年5月に、国内向け住宅用太陽電池の新商品「マルチルーフ」を発売予定、出力向上に加え種類も多様化(2012/04/12)
posted by 管理人 at 21:53 | Comment(0) | メーカー:三菱

2012年10月30日

三菱電機が、住宅用太陽光発電の保証期間を延長する「モジュール20年・機器10年延長保証制度」を提供開始

三菱電機が、住宅用太陽光発電システムの保証期間を延長する「モジュール20年・機器10年延長保証制度」の提供を開始しているとのことです。

(ニュース記事)
・三菱電、住宅用太陽電池モジュールの保証期間を20年に延長(日刊工業新聞)
 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320121029bjac.html

(三菱電機のサイト内ページ)
・トータルサポート
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/service/taiyo/jutaku/feature/support/

上記URL先ページによると、制度の概要は下記の通り。

・保証の種類:
 ・「モジュール20年保証」:
  ・内容:
   太陽電池モジュールの出力が、「公称最大出力の80%を下回った場合、該当のモジュールについて無料修理を行う。
  ・対象製品:2012年10月現在では下記のモジュール。(※これら以外10年保証)
  PV-MA2120J、PV-MA1050JH/JL/JR、PV-MA2070J、PV-MA1020JH/JL/JR、PV-MA1680JW、
   PV-MA0840JV、PV-MA2082JS、PV-MA1990JS、PV-MA2500J 、PV-MA2000JK
  ・保証期間:引渡し日から20年間(従来比2倍)
  ・適用開始時期:2012年10月1日以降の保証書発行分
 ・「機器10年保証」:
  ・内容:
   ・パワコン、接続箱
    ・パワコンや接続箱(マルチアレイコンバータ含む)が正常に動作しない
    ・パワコンの電力変換効率が、「JIS C 8961」の規定条件下でカタログ記載値の90%を下回った
    という状況の場合、無料修理を行う。
   ・システム部材
    製造瑕疵により、設置強度が保持できずモジュールの外れ・落下などが生じた場合、無料修理を行う。
    (※陸屋根用システム部材の取付架台と建物を接合する部品類は、据付工事の範囲であり保証対象外)
  ・保証期間:引き渡し日から10年間。

・発行の要件
 下記に該当することが必要となる。
 ・顧客による延長保証申込書(パワコンに同梱の葉書)の申し込みと、販売店によるウェブ申請が行われたシステム
 ・MPS認証用IDを持った販売店が販売したシステム 
 ・三菱電機の据付技術講座を受講しており、施工IDを取得した施工店が施工したシステム
 ・三菱電機の製品・推奨部材で構成されたシステム

申込期限:システムの設置後6ヶ月以内


住宅用システム・モジュールの保証期間の延長サービスは、幾つかの他社でも提供が始められていますが、普及に伴って設置後の安心に対するニーズも大きくなっている、ということでしょうか。

太陽電池モジュールの寿命は通常20年以上とされているだけに、出力保証を20年間とするのは、消費者側としても納得しやすい措置だと考えるので、他のメーカーでも同様の取り組みが広がることを期待したいところです。


※関連記事:
サンテックパワーが日本で発売する太陽電池モジュールの発電保証期間は25年(2009/02/26)
シャープが住宅用システム向け「まるごと15年保証」を開始予定、約16,000円(3〜4kW設備の場合)で修理・交換が15年間無制限(2012/06/27)
米SunPower社が、太陽電池パネルでの25年間の複合保証(出力・製品寿命の両方)を提供開始(2012/09/11)
posted by 管理人 at 09:04 | Comment(0) | メーカー:三菱

2012年04月16日

三菱電機が、自社の太陽電池モジュールを単結晶シリコン型に統一する方針

三菱電機が、製造・販売する太陽電池モジュールを単結晶シリコン型統一する方針とのこと。

(ニュース記事)
・三菱電機、太陽電池を単結晶シリコン製に統一(朝日新聞)
 http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201204160018.html

上記URL先ページによると、主な方針・予定は

住宅用::
 ・生産
  単結晶シリコン型の新製品の発売(2012年5月10日)後に終了する。
 ・販売
  在庫が無くなり次第、終了する。
公共・産業用
 2011年4月に、基本的に単結晶型に一本化した。

等となっています。

また記事では、三菱電機の太陽電池モジュールの販売状況として、

2011年度の販売実績190MW
 国内では住宅用80%。
国内シェア10%前後

との数字が紹介されています。


2011年1-12月の国内メーカーの太陽電池出荷量では、多結晶型が前期比4割弱の減と、大幅な減少となっていましたが、それもメーカーや需要先における他のタイプへのシフト傾向によるもの、ということなんでしょうか。

多結晶型モジュールのシェア・販売量が今後はどんどん縮小していくことになるのか、それとも価格と性能のバランスから一定規模は生き残ることになるのか、今後の市場動向に注目したいところです。


※当ブログの関連記事:
三菱電機が2012年5月に、国内向け住宅用太陽電池の新商品「マルチルーフ」を発売予定、出力向上に加え種類も多様化(2012/04/12)

2011年1-12月の太陽電池セル・モジュール出荷量は2,758,881kW(前年同期比13.2%増)、国内向け1,296,073kW(30.7%増)・輸出1,462,808kW(1.2%増)(2012/02/15)
posted by 管理人 at 08:30 | Comment(0) | メーカー:三菱

2012年04月12日

三菱電機が2012年5月に、国内向け住宅用太陽電池の新商品「マルチルーフ」を発売予定、出力向上に加え種類も多様化

三菱電機」社が2012年5月に、国内向け住宅用太陽電池モジュールの新商品「マルチルーフ」を発売する予定とのこと。

(ニュース記事)
・三菱電機、住宅用の単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール「マルチルーフ」を発売(日本経済新聞)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=307349&lindID=6

(三菱電機の発表資料)
・国内住宅用 単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール 「マルチルーフ」発売
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2012/0411.html?cid=rss

上記URL先ページによると、今回の製品の概要は

・種類:
 ・「212Wシリーズ」:
  ・主な特徴:
   長方形モジュールは、従来品(210Wシリーズ)よりも出力2W向上。
   その他に、寄棟屋根への設置に適する「ハーフ」「台形」のモジュールも用意する。
  ・主な仕様:
   ・長方形
    ・形名:PV-MA2120J
    ・公称最大出力:212W
    ・質量:16.0kg
    ・外形寸法:1,657mm×858mm×46mm
    ・価格:142,485円(税込み)
   ・ハーフ
    ・形名:PV-MA1050JH
    ・公称最大出力:105W
    ・質量:8.5kg
    ・外形寸法:843mm×858mm×46mm
    ・価格:70,560円(税込み)
   ・台形(左右):
    ・形名:PV-MA1050JL/JR
    ・公称最大出力:105W
    ・質量:10.0kg
    ・外形寸法:1,297mm×858mm×46mm
    ・価格:各70,560円(税込み)
 ・「スリムモジュール168Wシリーズ」:
  ・主な特徴:
   を従来品(210Wシリーズ)より160mm
   「212Wシリーズ」との組み合わせで、屋根面積の有効活用に寄与する。
   (7,280mm×10,010mmの切妻屋根の場合、設置容量は従来品比で約30%向上)
  ・主な仕様:
   ・スリム長方形
    ・形名:PV-MA1680JW
    ・公称最大出力:168W
    ・質量:13.0kg
    ・外形寸法:1,657mm×698mm×46mm
    ・価格:112,980円(税込み)
   ・スリムハーフ
    ・形名:PV-MA0840JV
    ・公称最大出力:84W
    ・質量:7.0kg
    ・外形寸法:843mm×698mm×46mm
    ・価格:56,490円(税込み)
 ・「積雪地域対応モジュール」:
  ・主な特徴:
   プロテクションバー等の剛性を向上しており、
   ・積雪加重:従来品(PV-MA2000B、PV-MX190HA-C)比30%増(4,800Pa)。
   ・設置できる垂直積雪量2.0m以下(従来品は1.5m以下、今回発売の他モデルは1.0m以下)
   と、多雪地区での設置拡大が期待できる。
  ・主な仕様:
   ・長方形
    ・形名:PV-MA2082JS
    ・公称最大出力:208.2W
    ・質量:16.5kg
    ・外形寸法:1,657mm×698mm×46mm
    ・価格:144,375円(税込み)

・共通の特徴:
 三菱電機独自の「プラストレランス基準」(工場出荷検査時に公称最大出力値を上回る出力を確保)を全モジュールに採用。
 システムとして、公称最大出力値以上の発電量が期待できる。

・発売日:2012年5月10日

等となっています。


国内住宅用の「210Wシリーズ」の発売は2011年10月末で、まだ半年も経たずに性能を高めた新モデルを発売するというのは、それだけ販売競争が激しくなっており、顧客ニーズへの対応力向上の必要性が増している、ということなんでしょうか。

また今回の「212Wシリーズ」については、製品仕様で「210Wシリーズ」よりも重量が1kg(台形は500g)軽くなっているのも興味深いです。
(この半年未満で、技術の向上により軽量化が進んだということなのか)


※当ブログの関連記事:
三菱電機が2010年10月に、国内住宅用太陽電池モジュールの新商品「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール」を発売予定(2010/08/05)
三菱電機が2011年10月に、国内住宅用の「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」を発売予定(2011/09/01)
posted by 管理人 at 07:33 | Comment(0) | メーカー:三菱

2012年01月19日

三菱電機が、2012年度の太陽電池販売額を前年度比2割増と予想、産業用の販売の伸びを見込む

三菱電機の山西健一郎社長が2012年1月19日、同社の2012年の太陽電池販売見通しを公表したとのこと。

(ニュース記事)
・訂正:三菱電、12年度太陽電池販売額は2割増(ロイター)
 http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE80I04I20120119

上記URL先ページによると、これは大阪市内の記者懇談会で明らかにされたもので、主な内容は

・太陽電池の販売額(国内外):
 2012年度は前年度見込み比で、2割は伸びると予想。
 (※2011年度の販売額見込みは未公開)

・太陽電池の販売量
 ・2010年度:210MW
 ・2011年度:前年度とほぼ同程度となる見込み。
 ・2012年度:
  固定価格買取制度の施行により、産業用の販売が大きく伸びると予想。
  具体的には、国内での産業用太陽電池の販売量を、60MW(2011年度見通しの3倍)と見込んでいる。
  
・製品の供給体制:
 現在の生産能力で賄える見通し。

等となっています。


販売「額」が2割増ということは、モジュールの値下げが続いている状況を考えると、販売「量」の伸びは更に大きいと予想している、ということなんでしょうか。

ともあれ2012年の販売成長は、固定価格買取制度の内容に依るところが大きい、ということも伺えます。


※参考サイト・ページ
・[1]三菱電機 太陽光発電システム 公共・産業用システム
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/service/taiyo/sangyo/
posted by 管理人 at 23:11 | Comment(0) | メーカー:三菱

2011年12月02日

三菱電機が、京都市などの景観規制に対応した住宅向け太陽電池モジュール「ダイヤモンドソーラー」を発売予定

三菱電機が、都市(京都市など)の景観規制に対応した住宅向け太陽電池モジュール「ダイヤモンドソーラー」を発売する予定とのこと。

(ニュース記事)
・太陽電池、京の景観に調和 三菱電機 反射シートを黒く(京都新聞)
 http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20111201000011

上記URL先ページによると、今回の製品の概要は、

・背景:
 京都市では、美観地区などに設置する太陽電池パネルについて、
 ・セル間の目地が目立たないもの
 と定めており、従来製品(目地が白)は適合していなかった。

・主な特徴:
 バックシートの色をに変更しており、パネル全体の色を、伝統的町並みにもマッチする黒に統一した。

・主な仕様:
 ・セル:
  ・種類:単結晶型
  ・サイズ:15cm四方
  ・モジュール1枚での使用枚数:50
 ・出力:200W
 ・変換効率:14.1

・生産拠点:中津川製作所京都工場(長岡京市)
・希望小売価格:14万2,800
・発売日:2011年12月9日
・販売目標:京都市内で年間100

等となっています。


京都府内での太陽光発電普及において、景観規制がハードルとなっていることは以前に報じられていましたが、現在は太陽電池パネルメーカー側の対応も進みつつある、ということでしょうか。

ただ、バックシートの色を黒に変えたことで、発電能力にどのような影響が及んでいるのかが、個人的には気になるところです。


※参考サイト・ページ
・[1]三菱住宅用太陽光発電システム
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/service/taiyo/
posted by 管理人 at 13:04 | Comment(0) | メーカー:三菱

2011年09月21日

三菱重工業の太陽電池事業は、長崎県・諫早工場に1ラインを残して技術開発を継続する方針

下記URL先ページでは、三菱重工業の社長の方へのインタビュー内容が掲載されています。

(ニュース記事)
・【トップは語る】三菱重工業社長・大宮英明さん(65) (1/2ページ)(サンケイビズ)
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/110920/bsg1109200502001-n1.htm

この中で、同社の太陽電池事業(台湾メーカーに生産移管を進める方針)について、

・長崎県の諫早工場1ラインを残し、技術開発継続する。
 技術や市場が成熟して行き先が無くなっている場合は別だが、まだ続ける余地はある。
・ただし、自社で全てを抱え、量産工場を次々に設立していくことは不得意。
 多様なパートナーと組んで技術力を生かしつつ伸びていきたい。

との内容が記述されています。


中国メーカーによる低価格品の製造販売と、現在の円高への対応策としては、(残念ながら)海外への生産移管が有効、ということでしょうか。

今後、他の国内メーカーではどのような対応をとることになるのか、個人的にはかなり不安にならざるを得ません。


※参考サイト・ページ
・[1]三菱重工
 http://www.mhi.co.jp/
・[2]薄膜型太陽電池
 http://www.mhi.co.jp/products/category/solar_power_generating_system.html
posted by 管理人 at 12:52 | Comment(0) | メーカー:三菱

2011年09月01日

三菱電機が2011年10月に、国内住宅用の「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」を発売予定

三菱電機2011年10月に、国内住宅用に「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」を発売する予定とのこと。

(ニュース記事)
・三菱電機、住宅用「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」4機種を発売(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=290116&lindID=6
・三菱、出力が210Wにアップした太陽電池モジュール 〜台形モジュールで屋根にフィット(家電Watch)
 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110831_474095.html
・三菱電機、210Wの太陽電池モジュール発売…さまざまな屋根にフィット(レスポンス)
 http://response.jp/article/2011/08/31/161581.html

(三菱電機のサイト内ページ)
・大出力210Wシリーズを新たにラインアップし、狭小屋根でもより多く発電可能
 国内住宅用「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」発売
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2011/0831.html?cid=rss

上記URL先ページによると、今回の製品の概要は、

・主な特徴:
 ・大出力210Wの実現:
  ・グリッド電極細線化(従来製品「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール200Wシリーズ」比で約20)による、セル受光面積の増加
  ・低反射ガラス(光反射を同約3%抑制)の採用による、光の取り込み量の増加
  により、出力を「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール200Wシリーズ」より5%向上した。
 ・多彩な形状のモジュールのラインアップ:
  長方形の標準モジュールの他に、
  ・正方形(ハーフ)
  ・台形
  のモジュールを用意。 
  様々な屋根形状(寄棟屋根など)に対応でき、家一軒あたりの設置容量を拡大できる。
  (モジュールのサイズは現行製品と同じサイズのため、設置施行は従来と同じで済む)
 ・高い耐久性
  耐候性・耐湿性・密閉性に優れる「3層構造バックフィルム」を採用。
  また、耐蝕性メッキを施したフレームやネジ類を採用しており、塩害地域にも設置が可能。
 ・信頼性が高い施行方法
  屋根の野地板ではなく垂木に固定する「垂木固定施工方式」を採用しており、少ないネジ本数でもしっかり固定できる。
  また、雨水の浸入を防ぐため、
  ・防水シート
  ・コーキング材
  ・取付金具のブチルシート
  ・木ネジパッキン部分
  による、4重の防水処理が施されている。

・製品の種類と主な仕様:
 ・「PV-MA2100C」:
  ・形状:標準(長方形)
  ・出力:210W
  ・質量:17.0kg
  ・価格:149,940
 ・「PV-MA1050HC」:
  ・形状:正方形(ハーフ)
  ・出力:105W
  ・質量:9.0kg
  ・価格:74,970
 ・「PV-MA1050LC」:
  ・形状:台形(左用)
  ・出力:105W
  ・質量:11.0kg
  ・価格:74,970
 ・「PV-MA1050RC」:
  ・形状:台形(右用)
  ・出力:105W
  ・質量:11.0kg
  ・価格:74,970

・共通の仕様:
 ・塩害地区への設置:標準設置可能(直接塩水のしぶきがかかる場所を除く)
 ・積雪対応:積雪99cm以下の地域に設置可能
・発売日:2011年10月28日

等となっています。


標準モジュールだと10枚(2.1kW)で約150万円と割高な感がありますが、その分流石に、(記事などを読む限りでは)優れた仕様を備えていると見受けられます。

また、電極やガラスの改良により1割の出力増加を実現したというのは、セルの発電効率向上以外にも、モジュールの出力を高めるための工夫の余地がまだ残されている、ということでしょうか。


※参考サイト・ページ
・[1]三菱電機
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/
posted by 管理人 at 12:56 | Comment(0) | メーカー:三菱

2011年03月31日

三菱上工業と台湾「AuriaSolar」が、シリコン薄膜太陽電池の協業について検討する方針

三菱重工業が3月30日、台湾の太陽電池メーカー「AuriaSolar(宇通光能)」と、

シリコン薄膜太陽電池の開発・生産・販売において、協業のあり方(資本関係含む)に関する検討を行う。

との方針で合意したことを、発表したとのこと。

(ニュース記事)
・三菱重<7011.T>、台湾のAuriaSolar<4992.TWO>と資本関係含めた協業で検討を開始 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters
 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK056571620110330
・三菱重工、台湾の太陽電池メーカーAuria Solarと資本提携も含めた協業で協議開始? | プレスリリース | 環境とCSRの専門メディア ecool(エクール)
 http://www.ecool.jp/press/2011/03/mhi-aru0330.html

(三菱上工業のサイト内ページ)
・三菱重工|台湾Auria社と太陽電池事業で提携の詳細協議を開始
 http://www.mhi.co.jp/news/story/1103305048.html

上記URL先ページによると、詳細は、

・背景・目的:
 ・世界の太陽電池市場は現在、主要市場の欧州の他、高温に強いシリコン薄膜型のメリットが生かせる新興国(インド、東南アジア等)でも拡大が始まっている。
  しかし三菱重工業においては、
  ・急激な円高
  ・中国・台湾メーカーの台頭に伴う競争激化による、製品価格の下落
  といった状況から、更なるコスト競争力の強化が喫緊の課題となっていた。
 ・AuriaSolar社(2007年設立)は、微結晶タンデム型太陽電池において台湾トップであり、年産能力は6万kW規模に及ぶ。
  現在はコスト競争力を利点とし、新興国市場(東南アジア、インド等)の開拓に取り組んでいる。
  また、生産能力を倍増するための新工場建設を検討している。
 ・今回は、
  ・三菱重工業:コスト競争力の強化
  ・AuriaSolar社:性能向上による一層の生産規模拡大・競争力強化
  との両社の狙いが一致した。
  (※三菱重工業は、成膜速度が世界トップのPCVD(プラズマ援用化学蒸着)設備を保有している)

・具体的な検討内容:
 三菱重工業の長崎造船所諫早工場にある微結晶タンデム第一工場の1ラインを用い、同社がシリコン薄膜電池の開発・生産・販売を継続する。
 一方AuriaSolar社については、
 ・資本出資
 ・技術の供与
 ・生産ラインの移管
 を行うことを検討する。

等となっています。


シリコン薄膜型を巡っては、韓国「Alti-solar」の不振も報じられていましたが、技術に優れる三菱重工業においても、やはり厳しい状況となっている、ということなんでしょうか。

台湾メーカーとの協業が実現した場合、具体的にどのような生産・販売体制となるのか、というのが気になるところです。


※参考
・[1]AURIA SOLAR 宇通光能
 http://www.auriasolar.com/index.html
posted by 管理人 at 07:24 | Comment(0) | メーカー:三菱

2010年09月18日

三菱重工業が薄膜シリコン太陽電池で、2020年に変換効率15%・製造コスト75円/Wを目指す

三菱重工業が「第71回応用物理学会学術講演会」(長崎大学で開催)での講演において、自社の薄膜シリコン型太陽電池の開発状況や今後の見通しについて語ったとのこと。

(ニュース記事)
・三菱重工、「2020年までに薄膜Si太陽電池のコストを75円/Wに」  :日本経済新聞
 http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A9C93819499E3E4E2E28A8DE3E4E2EBE0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E7E2E6E0E2E3E2E2E0E2E0

上記URL先ページによると、講演を行ったのは同社の原動機事業本部の太陽電池事業ユニット技術長の方で、内容は、

・製造装置:
 ・三菱重工業の太陽電池製造装置(全て内製)は、製膜速度2.3〜2.5nm/秒。
 ・製造工場は全てが自動化されており、ガラスを入れることで太陽電池モジュールが出てくる。
 ・製膜装置の内部を自動洗浄する機能も備え、3カ月の連続運転が可能。

・タンデム式(アモルファスSiと微結晶Si)太陽電池:
 現在は技術の改善が進み、1.1m×1.4mのパネルで、
 ・最大出力:140W
 ・変換効率:9%台
 を達成している。
 (※2007年10月に稼動開始した生産ラインでは、
   ・最大出力:130W
   ・変換効率:8%台
   に留まっていた。)

・次世代の薄膜Si型太陽電池:
 ・製造技術:
  ・パネルの大型化
  ・均一成膜
  を両立させる技術に、ほぼ目処をつけている。
  具体的には、
  ・パネル寸法を、従来の3倍超(1.4m×3.3m)にする。
  ・均一性アップのため、成膜用のプラズマCVDの周波数(60MHz)に、位相変調をかける。
  ・上記の位相変調に伴う電源周りの電力損失を、大幅に低減する。
   (給電線のインピーダンス整合を精密に行うことで、電力損失を78%低減)
  等の技術である。
 ・変換効率:2020年時点で15%の実現を目指す。
 ・製造コスト:75円/Wの達成が見込まれる。
 ・その他:
  製造ラインが大型化しても、高速製膜により、太陽電池パネル1枚あたりの製造に投入される電力は増えない。
  そのため製造する太陽電池のEPT(energy payback time)は、1年ちょっとで済む。

等の内容が記述されています。


最近は多結晶シリコンの価格上昇も幾つか報じられているので、個人的には、シリコン使用量が少ない薄膜太陽電池の普及拡大という面からも、三菱重工業の技術の進歩に注目したいところです。


※参考
・[1]三菱重工| 薄膜型太陽電池
 http://www.mhi.co.jp/products/category/solar_power_generating_system.html
・[2]第71回 応用物理学会学術講演会(※「社団法人 応用物理学会」サイト内)
 https://secure1.gakkai-web.net/gakkai/jsap_pro/
posted by 管理人 at 19:54 | Comment(0) | メーカー:三菱