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2012年09月30日

太陽日酸が、「エボニック デグサ ジャパン」社とのモノシランの共同製造事業から撤退する方針

大陽日酸」社が2012年9月28日に、

・「エボニック デグサ ジャパン(EDJ)」社と共同で行っている、特殊ガス「モノシラン」の製造事業から撤退する。

との方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・大陽日酸、独社とのガス事業撤退 特損計上で社長辞任(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD280M3_Y2A920C1TJ1000/

(各社の発表資料)
・特殊材料ガス共同製造事業撤退に伴う特別損失発生のお知らせ(太陽日酸)
 http://www.tn-sanso.co.jp/jp/_documents/news_59555074.pdf
・モノシラン事業の解消と四日市工場の閉鎖について(EDJ)
 http://corporate.evonik.jp/region/japan/ja/media/news/pages/news-details.aspx?newsid=30198

上記URL先ページによると、

・背景・経緯:
 ・太陽日酸は、エレクトロニクス関連市場向けのモノシランガスの
  ・高品質の維持
  ・コスト競争力の強化
  ・安定供給体制の構築
  を通じ、事業拡大を図る目的で、2009年4月にEDJ社との共同製造事業計画に合意。
  ・EDJ:三重県四日市市への工場建設
   (生産量1,000t・従業員約50人、2011年9月に出荷開始)
  ・大陽日酸:規定の量を10年間、固定価格で引き取る
  との体制をとっていた。
 ・しかし、
  ・エレクトロニクス関連市場での需要全般の冷え込み
   (米国の金融危機(2008年秋)以降の世界的な景気低迷による)
  ・東日本大震災による電力供給の懸念
  ・歴史的な円高
  等の影響で、日本国内で拡大が期待されていた
  ・薄膜シリコン太陽電池
  ・液晶パネル
  の製造が大幅に落ち込み、モノシランガスの製造・販売量も当初計画を大幅に下回った。
 ・他方で
  ・製造原価・経費の削減
  ・アジア市場(中国含む)での販売拡大
  に注力してきたものの、
  ・グローバル市場での需要低迷
  ・供給能力過剰による市場価格の大幅な下落
  等、市況悪化は更に進んでいる。
  このため、モノシランガス製造・販売事業の収益改善の見込みが立たず、共同製造事業からの撤退を決定。
  ・2012年9月30日付で共同製造事業契約を解約し、同事業から撤退する。
  との内容で、EDJと合意した。

・今後の予定:
 ・2012年秋生産終了
 ・生産終了後:速やかに、工場閉鎖に向けた作業を開始する。

・従業員への対応:
 従業員支援プログラムを用意し、全面的にサポートを行っていく予定。

・特別損失:
 事業撤退に伴う下記の損失(計約233億円)を、2013年3月期2四半期累計期間に計上する。
 ・共同事業契約の早期解約に伴う解約金:約198億
 ・合弁会社(精製・品質保証を担う)の解散に伴う損失など:約35億
 (※この損失による影響が大きいため、役員報酬の10〜20%減額(1年間)を行う)

等となっています。


EDJの発表内容には「国内における薄膜シリコン型太陽電池市場が壊滅的な状況」と強い表現の記述があり、市場の状況の深刻さが伺えます。

工場の出荷開始から約1年間での撤退というのはかなり早いと思いますが、数年前の事業計画では、最近の市場の激変(太陽電池モジュールの供給過剰・価格下落など)には残念ながら対応できなかった、ということなんでしょうか。


※関連記事:
太陽日酸が200億円を投資じてモノシランガスの新工場を建設予定(2008/12/28)
大陽日酸が、「エボニック デグサ ジャパン」と共同でモノシラン生産事業を開始予定(2009/05/17)
posted by 管理人 at 04:30 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2011年11月13日

エア・ウォーター社は2011年4-9月期に、CIS太陽電池向け特殊ガスの出荷が好調だったとのこと

エア・ウォーター社が11月11日、20114-9月期決算を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・エア・ウォーター純利益14%増 4〜9月、太陽電池向け好調(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819596E3E3E2E7E18DE3E3E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;av=ALL

(エア・ウォーター社のサイト掲載資料)
・2012年3月期 第2四半期決算短信
 http://www.awi.co.jp/UserFiles/File/ir/pdf/111111_12_2q_financial_jap.pdf

上記URL先ページによると、まず全体の業績は、

・売上高:2,369億9,800万円(前年同期比4.5%増)
・営業利益:129億6,400万円の黒字(同0.3
・経常利益:139億3,500万円の黒字(同0.9%増)
・四半期純利益:77億2,200万円の黒字(同14.4%増)

そしてセグメント別において「エレクトロニクス関連事業」の業績は

・売上高:246億3,100万円(前年同期比1.8%増)
・経常利益:21億6,400万円(同22.0%増)

で、その中の「特殊材料」について、

CIS太陽電池向け特殊ガス(セレン化水素)が好調に推移し、大幅に出荷数量を伸ばした。

との状況が挙げられています。


具体的に、太陽電池向けガスの出荷量がどの程度伸びたのか、というのが記述されていないのが残念ですが、言及されるだけ顕著な伸びだった、ということでしょうか。

ただ、最近は太陽電池の供給過剰状態を報じるニュースがかなり多くなっているので、その中で製造用ガスについても、今年度後半の出荷量がどう推移することになるのか、注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]エア・ウォーター
 http://www.awi.co.jp/index.html
・[2]セレン化水素(ウィキペディア)
・[3]エレクトロニクス関連|エア・ウォーター株式会社
 http://www.awi.co.jp/business/electronics/index.html
・[4]化合物半導体材料|SAFC Hitech製品|特殊化学品|取扱製品|大同エアプロダクツ・エレクトロニクス株式会社
 http://www.dap.co.jp/products/chemical/safc/semiconductor.html
posted by 管理人 at 00:28 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2011年08月13日

エア・ウォーターの2011年4-6月期は、CIS太陽電池向け特殊ガスが順調に拡大

エア・ウォーター」社が8月12日、20114-6月期連結決算を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・エア・ウォーター純利益20%増 4〜6月、50億円に  :日本経済新聞
 http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C889DE1E1EBE6E3E7E6E2E3E0E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

(エア・ウォーターの発表資料)
・平成24年3月期 第1四半期決算短信(2011年8月12日)
 http://www.awi.co.jp/UserFiles/File/ir/pdf/110812_12_1q_financial.pdf

上記URL先ページによると、まず全体の業績は、

・売上高:1,170億7,400万円(前年同期比3.2%増)
・営業利益:73億2,400万円(同1.8
・経常利益:79億6,600万円(同1.3
・四半期純利益:50億800万円(同20.0%増)

そして「エレクトロニクス関連事業」は、

・売上高:125億4400万円(前年同期比6.8%増)
・営業利益:11億8,700万円(同18.5%増)

で、この中の「特殊材料」について、

CIS太陽電池向け特殊ガスが順調に拡大した。

との状況が紹介されています。


詳しい状況は記載されていませんが、CIS太陽電池向けのガスが伸びたというのは、ソーラーフロンティア社の国富工場がフル生産(年産900MW)を開始したことが影響しているんでしょうか。
(今四半期は前年同期と比べてどの程度販売が伸びたのか、非常に気になる)


※参考サイト・ページ
・[1]エア・ウォーター株式会社
 http://www.awi.co.jp/index.html
・[2]エレクトロニクス関連|エア・ウォーター株式会社
 http://www.awi.co.jp/business/electronics/index.html
・[3]化合物半導体材料|SAFC Hitech製品|特殊化学品|取扱製品|大同エアプロダクツ・エレクトロニクス株式会社
 http://www.dap.co.jp/products/chemical/safc/semiconductor.html
posted by 管理人 at 16:30 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2011年07月14日

昭和電工社が、半導体製造向けのフッ素系高純度ガス(C2F6、CF4)を、500円/kg値上げする方針

昭和電工」社が、エレクトロニクス分野向けのフッ素系高純度ガス(C2F6、CF4)を値上げする方針とのこと。

(ニュース記事)
・asahi.com(朝日新聞社):昭和電工、エレクトロニクス分野向けフッ素系高純度ガスの価格改定について - 企業リリース - ビジネス・経済
 http://www.asahi.com/business/pressrelease/JCN201107140011.html
・昭和電工、エレクトロニクス分野向けフッ素系高純度ガスの価格改定について(JCN NETWORK)
 http://www.japancorp.net/japan/Article.asp?Art_ID=55491&sec=16

(昭和電工のサイト内ページ)
・エレクトロニクス分野向けフッ素系高純度ガスの価格改定について | ニュースリリース | 昭和電工株式会社
 http://www.sdk.co.jp/news/2011/12595.html

上記URL先ページによると、今回の措置の概要は下記の内容となっています。

・背景:
 ・C2F6は、半導体製造において、シリコン基板上への薄膜生成工程に用いる製造設備内の不要な化学物質を除去する「クリーニングガス」として主に使用されている。
 ・CF4は、
  ・半導体
  ・液晶パネル
  ・窒化ガリウム系LED
  ・多結晶シリコン系太陽電池
  の製造において、基板上を覆う薄膜への電子回路などの形成に用いる「エッチングガス」として主に用いられている。
 ・上記製品において、主原料であるフッ素系材料の価格が急騰しており、製造コストが急上昇している。
  これに対し、自社の自助努力によるコスト低減が限界に達していることから、値上げが必要と判断した。
・対象製品:
 ・高純度FC-116(分子式:C2F6
 ・高純度FC-14(分子式:CF4
・値上げ幅:それぞれ500円/kg
・実施時期:2011年8月1日以降納入分より適用


対象のガスが太陽電池製造コストにおいて占める割合がどの程度なのかは分かりませんが、今後は資源価格の高騰(新興国での需要増が背景?)が、太陽電池の価格に及ぼす影響も考える必要がある、ということでしょうか。


※参考サイト・ページ
・[1]昭和電工株式会社
 http://www.sdk.co.jp/index.html
・[2]高純度FC-116 | 製品情報 | 昭和電工株式会社
 http://www.sdk.co.jp/products/45/76/1106.html
・[3]高純度FC-14 | 製品情報 | 昭和電工株式会社
 http://www.sdk.co.jp/products/45/76/1107.html
posted by 管理人 at 20:13 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2010年11月27日

昭和電工とエア・ウォーターが合弁会社を新設、CIGS太陽電池製造向けのセレン化水素の製造などを行う計画

昭和電工
エア・ウォーター

の2社が、エレクトロニクス分野向けの特殊材料ガスを製造する合弁会社の設立で、合意したとのこと。

(ニュース記事)
・asahi.com(朝日新聞社):昭和電工、エレクトロニクス分野向け特殊材料ガス製造合弁会社設立について - 企業リリース - ビジネス・経済
 http://www.asahi.com/business/pressrelease/JCN201011250005.html
・昭電工、太陽電池向け材料ガス製造会社 エアウォータと合弁で  :日本経済新聞
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E7E2EA918DE0E7E3E3E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL
・時事ドットコム:昭電とエア・ウォーター、特殊ガス製造で共同出資会社設立=エレクトロニクス向け
 http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010112500798

(各社の発表資料)
・エレクトロニクス分野向け特殊材料ガス製造合弁会社設立について(昭和電工)
 http://www.sdk.co.jp/aa/data/news/2010/1311.pdf
・エレクトロニクス分野向け特殊材料ガス製造合弁会社設立について(エア・ウォーター)
 http://www.awi.co.jp/UserFiles/File/ir/pdf/101125_aw_sdk_jpn.pdf

上記URL先ページによると、今回の事業の詳細は、

・背景・目的:
 エレクトロニクス分野向け特殊材料ガスは、製品需要や新規材料の開発、商品化のための設備投資の必要性が高まっている。 今回2社は、同市場に的確に対応するため、特殊材料ガス事業の一部を共同運営していくことで合意した。

・合弁会社:
 ・会社名:「昭和電工エア・ウォーター株式会社
 ・設立時期:2010年12月(予定)
 ・本社所在地:東京都港区
 ・資本金:1億円
 ・出資比率:
  ・昭和電工:51%
  ・エア・ウォーター:49%
 ・事業内容:
  エレクトロニクス分野向け特殊材料ガスの製造

・生産活動:
 ・生産品:
  「セレン化水素
  (CIGS型太陽電池パネルの光吸収層の成膜に用いられる)
 ・生産設備:
  昭和電工徳山事業所(山口県周南市)内に設置する。
 ・年産能力:40t
 ・操業開始時期:2011年6月の予定

・取り組み:
 ・製造合弁会社において、
  ・特殊材料ガスの効率的生産体制の構築
  ・両社の技術力の活用による、様々な新規材料の商品化
  を目指す。
 ・両社では、合弁会社の生産品を、各々の流通経路を活用し個別に販売していく。
 ・今後、事業の共同運営を更に加速させるため、
  ・合弁会社の生産品目の充実
  ・最適立地に則した生産拠点の設置(国内外を問わない)
  等の検討を行う。

等となっています。


私の知る限りでは、日本メーカーでCIGS太陽電池を量産しているのはホンダソルテックのみですが、今回の合弁会社の生産品の供給先は、ホンダソルテックがメインになるのか、それとも海外メーカーにも広く販売していくことになるんでしょうか。


※参考
・[1]昭和電工株式会社
 http://www.sdk.co.jp/
・[2]エア・ウォーター株式会社
 http://www.awi.co.jp/index.html
・[3]セレン化水素 - Wikipedia
posted by 管理人 at 01:18 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2010年06月17日

エア・リキードがアジアで太陽電池関連事業を拡大、ユーザーの太陽電池製造規模は合計で年1万3,000MWp超

下記リンク先記事では、「エア・リキード」社が、アジアで太陽電池関連事業を拡大している状況が紹介されています。

エア・リキード、アジアで太陽電池関連事業を拡大(The Chemical Daily - News)

記事によると、同社は新規契約10件を締結。

これによって同社のユーザーの太陽電池製造規模は、年1万3,000MWp超となり、世界全体の約50%に対し、ガスや材料を供給することになったとのことです。

記事では具体的な供給先として、

・中国「国電ソーラー」:
 ・ガス
 ・材料
 ・設備・工事
 ・オンサイトサービス
 を一括提供する長期契約を締結した。
 (国電ソーラーは、中国の5大電力会社の1つ「国電グループ」に属する企業で、
  ・今後3年以内に、太陽電池製造能力を1,000MWp以上に拡大する。
  との計画を打ち出している。)
サンテックパワー
 長期契約を締結。
 新工場に対し、
 ・窒素
 ・機器
 ・オンサイトサービス
 の提供を行う。

の2社が挙げられています。


世界全体の太陽電池製造規模の約半分が供給対象となったというのは、非常に驚きましたが、それだけエア・リキード社が太陽電池製造用のガス等の分野で優れたサービス提供を行っている、ということなんでしょうか。


※参考
・Air Liquide Japan > エア・リキード in Japan
 http://www.jp.airliquide.com/
ワットピーク - Wikipedia
posted by 管理人 at 21:05 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2010年03月19日

独「リンデ」社が、中国での太陽電池分野向けガス供給事業を拡大

独「リンデ」社が、中国での太陽電池分野向けガス供給事業を拡大しているとのこと。

独リンデ、中国で太陽電池向け高純度ガス事業強化(The Chemical Daily - News)

上記リンク先記事によると、具体的な状況は、

・事業内容:
 リンデ社と、合弁企業「聨華リンデ(LLH)」は、下記の2件の長期契約事業を展開する。
 ・中国の複数の太陽電池関連企業への、工業ガスの長期供給
 ・江蘇省の徐州経済開発区(※多結晶シリコン生産の集積を目指している地域)向けの、水素製造装置2機の立ち上げ
・事業開始時期:上記両案件とも、2010年内に生産開始予定。
・ガス供給量:
 上記2案件の合計で、「華聨リンデ」の総供給量は1GW分まで拡大する見通し。
 また同社の供給量は、更に300MW分増加する可能性もあるとのこと。

となっています。


リンデ社のプレスリリース[2]を見たところ、供給先の企業の一部として、

・GS Solar
・Parity Solar
・CNPV Solar Power SA
・General Solar Power
・Argus Power

といった企業名が挙げられています。

今回のリンデ社の事業拡大は、中国の太陽電池産業の成長も反映している、ということでしょうか。


※参考
・[1]Home | Linde AG
 http://www.linde.com/international/web/linde/like35lindecom.nsf/docbyalias/homepage
・[2]China’s solar industry maintains positive growth momentum - News and Events > News > Trade News | Linde AG
 http://www.linde.com/international/web/linde/like35lindecom.nsf/0/5D675F4B59531100C12576E80034A76B
posted by 管理人 at 21:32 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2010年02月03日

「&Tech」社が、セミナー「産業用ガス(NF3、モノシラン等)の基本特性と危険性、リスク対策」を実施

&Tech」社が、セミナー「産業用ガス(NF3、モノシラン等)の基本特性と危険性、リスク対策」を実施するとのこと。

EICネット[環境イベント情報 - 産業用ガス(NF3、モノシラン等)の基本特性と危険性、リスク対策]

上記リンク先記事によると、このセミナーの詳細は、

・対象者:
 ・液晶パネル
 ・薄膜系太陽電池
 ・半導体チップ
 等の製造関係者、また産業用ガスに関係する方

・講演内容
 (第1部)
  ・講師:金子晃治氏(大陽日酸エンジニアリングの技監)
  ・テーマ:「太陽電池」製造用ガスの特性主要ガスの危険性(毒性・爆発性など)と取り扱い
  ・主旨:
   太陽電池製造に用いられる種々のガスの
   ・危険性
   ・安全な取り扱い
   について、事故例や実験データに基づいて解説を行う。
  ・内容:
   1.高圧ガスの危険な性質(概要)
   2.高圧ガスの供給設備
    2.1.一般高圧ガス
    2.2.特殊高圧ガス
   3.高圧ガスを安全に使うには
   4.高圧ガスの危険性(事故例から教訓を考える)
    4.1.物理的:高圧、透過、重さ
    4.2.化学的:可燃性、自然性、支燃性、毒性、腐食性、窒息性
    4.3.SiH4(モノシラン)の各種実験データからの考察
   その他質疑応答・名刺交換

 (第2部)
  ・テーマ:産業用ガス(三フッ化窒素を中心)の基本特性と産業に与える影響、技術的打開策
  ・講師:田坂明政氏(同志社大学・理工学部機能分子・生命化学科教授)
  ・キーワード:
   1.クリーニングガス
   2.NF3ガスプラズマエッチング
   3.NF3ガスの安全性
  ・主旨:
   ・三フッ化窒素(NF3)の歴史
   ・アルミ電解やフッ素電解で起こる陽極効果とNF3の研究始まりとの関連
   ・NF3の物理化学的特性
   ・NF3の化学的反応とドイツ・ゲッティンゲン大学でのフォスファゼン合成
   ・半導体産業関連への応用を考えた背景とその経緯
   ・化審法問題と水ヘの溶解度
   ・各社のNF3製造方法と各製造法の特徴、安全性およびその取り扱い
   ・今後の応用開発等
   について講演する。
  ・内容:
   1.はじめに
   2.NF3の物性
    2-1.物理化学的性質
    2-2.水への溶解度
   3.NF3の化学反応
    3-1.無機化合物との反応
    3-2.有機化合物との反応
    3-3.加水分解反応
   4.NF3の製造方法
    4.1.エアープロダクツ法
    4.2.セントラル硝子法
    4.3.溶融塩電解法(三井化学法)
   5.NF3の用途と現状
    5.1.半導体用ガスへの応用-他のガスとの比較
    5.2.クリーニングガスへの応用
    5.3.今後の応用(例:NF3プラズマによるSiCの平滑化)
   6.NF3ガスの安全性(毒性や爆発限界組成)
   その他質疑応答・名刺交換

・会場:同志社大学 東京オフィス(東京都千代田区)

・日時:平成22年3月25日、13:00〜16:15

・定員:30名 

・聴講料:1名あたり42,000円(税込、テキスト費用・お茶代含む)
 初めて申込みする人は、1名あたり38,500円(税込、テキスト費用・お茶代含む、要・無料会員登録)

等となっています。


今回のセミナーは業界に直接携わる人向けとなっているようですが、太陽電池製造に用いられる素材等の安全性・危険性については、太陽電池の市場拡大・需要増加が推進される中、今後は一般にも広く情報が行き渡る可能性があるのでは、と考えます。


※参考
・Tech-zone 会員管理センター/商品詳細 【3月25日】『産業用ガス(NF3、モノシラン等)の基本特性と危険性、リスク対策』
 http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=405
posted by 管理人 at 12:41 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2010年01月16日

大陽日酸の米国100%子会社「MTG」が、米ゲレスト社からモノゲルマンガスの独占展開権利を獲得

大陽日酸の100%子会社・米マチソン・トライガス(MTG)が、米ゲレスト社から、

・高純度のモノゲルマンガス(GeH4)を、世界の電子・太陽電池産業に独占的に展開する権利

を獲得したとのこと。

大陽日酸、米社からモノゲルマンガスの独占権(The Chemical Daily - News)

上記リンク先記事によると、モノゲルマンガスについては近年、

・薄膜系太陽電池の光変換効率向上に寄与する材料ガスとして、注目が高まっている。
・半導体プロセス微細化の進行により、シリコンゲルマン(SiGe)生成に必要な材料ガスとしての需要が立ち上がっている。

という状況で、米ゲレスト社は、世界でも数少ないモノゲルマンガスメーカーの1社であるとのこと。

モノゲルマンガスの需要は、今後の飛躍的拡大が予想されており、MTGとゲレスト社の両社は、製造合弁会社の設立も視野に入れているとのことです。


世界での展開権利ということは、日本国内でもモノゲルマンガスの供給事業を手がけていく、ということでしょうか?


※参考
・大陽日酸 Website
 http://www.tn-sanso.co.jp/jp/index.html
・Specialty gases, Gas detection, purification and control equipment
 http://www.mathesontrigas.com/
・Matheson Tri-Gas and Gelest Join Together To Support Growing Demand for High-Purity Germane
 http://www.mathesontrigas.com/newsevents/releases/article.aspx?articleID=125
・Silanes, Silicone, Metal-Organic Compounds by Gelest, Inc.
 http://www.gelest.com/
・水素化ゲルマニウム - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E5%8C%96%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
posted by 管理人 at 19:38 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2010年01月07日

エア・リキードが、中国「英利緑色能源」「JAソーラー」に特殊ガス等を供給

エア・リキードが、中国の太陽電池メーカー

・英利緑色能源
・晶澳(JAソーラー)

2社と、特殊ガスやキャリアガスを供給する長期契約を締結したとのこと。

エア・リキード、中国の太陽電池メーカーと特殊ガス長契(The Chemical Daily - News)

上記リンク先記事によると、今回の契約でエア・リキード社では、

・英利緑色能源:河北省の工場
・JAソーラー:江蘇省と河北省の工場

に、各々特殊ガスとキャリアガスを供給するとのこと。

ちなみにエア・リキードは、太陽電池メーカーでは既に「無錫尚徳(サンテック)」に特殊ガス等の供給を行っており、今回の契約により、主要太陽電池メーカーへのガス供給が、大幅に増加するとのことです。


今回の契約は、中国の太陽電池メーカーが太陽電池増産に取組むことを反映してのもの、ということなんでしょうか?


※参考
・Air Liquide Japan > エア・リキード in Japan
 http://www.jp.airliquide.com/
・JA Solar
 http://www.jasolar.com/
・Yingli Green Energy
 http://www.yinglisolar.com/enmain/user/index.asp
posted by 管理人 at 02:17 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)