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2009年09月29日

エア・リキード社が、ドイツに太陽電池メーカー向け窒素の生産工場を新設予定

エア・リキード社が欧州で、太陽電池向け工業ガス事業の拡充を図るとのこと。

エア・リキード、独に太陽電池向け工業ガスの新工場(The Chemical Daily - News)

上記リンク先記事によるとエア・リキード社は、アジア地域でも、太陽電池メーカーに対してキャリアガス等などを長期供給する契約を締結しており、今回ドイツに工業ガスの新工場を建設することで、関連事業の更なる強化を図る狙いがあるとのこと。

具体的には、太陽電池メーカー向け窒素の生産拠点を、独ライプチヒ近郊のタールハイムに新設する予定で、詳細は

・投資額:約1,000万ユーロ
・年産能力:3万8,000トン以上
・稼動開始:2010年の予定

となっています。


欧州に新設する工場で生産する窒素ガスは、欧州メーカー向けに供給される、ということでしょうか。
(それとも、長期契約を結んでいるアジア地域のメーカー向けか?)


※参考
・Air Liquide Japan > エア・リキード in Japan
 http://www.jp.airliquide.com/
posted by 管理人 at 06:13 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2009年09月12日

エアー・プロダクツが、インドで太陽電池メーカー向け工業ガス供給事業を強化

エアー・プロダクツが、インド太陽電池メーカー向けの工業ガス供給事業を強化しているとのこと。

エアプロ、インド太陽電池向け工業ガス供給契約(The Chemical Daily - News)

上記リンク先記事によると、エアー・プロダクツインドでの合弁会社「INOXエアー・プロダクツ」は今回、同国の太陽電池メーカー

・HHVソーラー・テクノロジーズ
・ジュピター・ソーラー・パワー

2社と、工業ガスの供給契約を締結。

エアー・プロダクツでは、太陽電池向けの総合サービス事業「SunSource」ソリューションを、今後更に強化していく方針とのことです。


インドでも、太陽電池産業が規模を増してきている、ということでしょうか?


※参考
・Air Products Japan, Inc.
 http://www.airproducts.co.jp/
posted by 管理人 at 08:25 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2009年06月13日

「伸栄商事」が中国で、トリクロロシランの新工場を稼働開始

東京都の「伸栄商事」の、中国でのトリクロロシラン合弁(山東斉泉珪業有限公司)が新工場を稼働し、5月30日にオープニングセレモニー(竣工式)が開催されたとのこと。

伸栄商事、トリクロロシランの中国合弁が竣工(The Chemical Daily - News)

上記リンク先記事によると、トリクロロシランは、

太陽電池の素材である、多結晶シリコンに使用される。
 中国では太陽電池需要が拡大しているため、トリクロロシランも、ポリシリコン用に引き合いが増えている。

・エコタイヤ用のゴム原料向け(シランカップリング剤)としても、有力な市場がある。
 日本ではエコカー需要が伸びていることから、日本の自動車タイヤ用の需要も期待されている。

というものだそうです。


太陽電池シリコンだけでなく、自動車のタイヤにも用いられるという点が、ちょっと面白く感じられました。


※参考:
ウェハー - Wikipedia
ソーラーグレードシリコン - Wikipedia
シラン (化合物) - Wikipedia
posted by 管理人 at 12:35 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2009年05月24日

電気化学工業が新潟県・青梅工場のモノシランガス生産設備を増強

下記リンク先記事では、化学各社が、薄膜太陽電池の製造に用いる「モノシランガス」の増産に乗り出している状況が紹介されています。

化学各社、太陽電池向け工業用ガス事業を拡大(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース)

この記事の中で、モノシランガス生産大手の「電気化学工業」について、

・仏エアリキード社との共同出資会社を通じ、新潟県・青海工場の生産設備を増強。
 (投資額は約30億円)
 モノシランガスの生産能力を、2010年末までに年産800トンまで引き上げる方針(現在は年産540トン)。

との解説がされています。

ちなみに記事では他に、

三井化学モノシランガスの量産に向けた試作プラントを立ち上げ予定。

大陽日酸:独大手メーカーと組み、三重県・四日市市に工場を建設。

・化学メーカー各社は、半導体や液晶向けのガス需要が低迷している状況から、成長分野の太陽電池向けに、投資の比重を移している。

との内容が記述されています。


日本国内での太陽電池製造向けのモノシランガス生産は、今後どこまで増えることになるんでしょうか?
posted by 管理人 at 12:16 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2009年05月17日

大陽日酸が、「エボニック デグサ ジャパン」と共同でモノシラン生産事業を開始予定

大陽日酸が、独「エボニックインダストリーズ」のグループ会社「エボニック デグサ ジャパン」と共同で、モノシランの生産事業を開始するとのこと。

大陽日酸、エボニック デグサ ジャパンと共同でモノシランの生産事業を開始(日経プレスリリース)

上記リンク先記事によると、大陽日酸エボニック デグサ ジャパンは、モノシランの精製・充填・品質管理事業について、2010年に合弁会社を設立予定。

(出資額は約200億円、出資比率は、大陽日酸75%、エボニック デグサ ジャパン25%。)

この合弁会社において、製造会社「エボニック モノシラン ジャパン」(2009年5月設立)で生産するモノシランの精製、充填および品質管理を行い、そしてその全量を、大陽日酸グループが独占して販売するとのことです。

この取り組みは、大陽日酸の中期経営計画における

・「成長市場への経営資源の集中」
・「川上戦略によるメーカーポジションの強化」

を図るため、

太陽電池
・フラットパネル
・半導体

向けに需要が拡大しているモノシランガスを安定して供給し、日本やアジア市場への拡販を推進することを目的とするもの。

今回の事業では、3年以内のモノシランガスのフル生産を見込んでいるとのことです。

ちなみに、製造会社の「エボニック モノシラン ジャパン」に関しては、

・工場建設場所:三重県四日市市塩浜地区
・着工:2009年後半
・稼働開始予定:2011年初頭
・生産能力:モノシラン年間1,000トン

等の情報が掲載されています。


モノシランガスの生産・供給における、太陽日酸と独エボニック社の提携については、2008年12月のニュース記事で報じられていましたが、いよいよ具体的な動きが出てきた、ということのようです。
posted by 管理人 at 07:32 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2009年05月06日

住友精化が、シリコン製造用アルゴンガスのリサイクル技術を、世界で初めて開発

住友精化が、半導体や太陽電池シリコン製造に用いるアルゴンガスリサイクル技術を、世界で初めて開発したとのこと。

太陽電池材料製造用ガス リサイクル技術開発──住友精化 世界初 供給下支え | 日経ネット関西版

上記リンク先記事によると、高純度シリコンの製造工程においては、不純物を除去するために、シリコンアルゴンガスを吹き付けますが、使用後のアルゴンガスには、

・一酸化炭素
・水素
・窒素

といった不純物が混ざるため、その再利用には、これら不純物を除去する必要があるとのこと。

今回住友精化では、独自に開発した吸着技術により、純度99.999%のアルゴン回収を実現。

このリサイクル技術によって、シリコン工場で消費されるアルゴンガス70%を、再利用することが可能になるそうです。

住友精化では、太陽電池の普及が進むとの予測から、アルゴンガスの需給が、今後は逼迫すると判断しており、アルゴンガスリサイクル技術を、2010年春を目途に実用を目指すとのことです。


消費されるガスの7割を再利用可能にするというのは、実用化された場合、非常に優れた技術となると感じられます。
posted by 管理人 at 20:30 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2008年12月28日

太陽日酸が200億円を投資じてモノシランガスの新工場を建設予定

工業ガスの国内大手企業「大陽日酸」が、ドイツの化学大手「エボニックデグサ」と共同で、太陽電池など向けの絶縁材料「モノシランガス」の新工場を国内に新設する予定とのこと。

大陽日酸、太陽電池材料の新工場 200億円投資、独社と合弁(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース)

上記リンク先記事によると、モノシランガス太陽電池や液晶パネル、半導体の絶縁材料に用いられる材料。

太陽日酸では約200億円を投じて新工場を日本国内に建設し、2011年からモノシランガスの生産を開始して、アジア(日本や韓国など)の電機メーカーに販売する方針とのこと。

新工場でのモノシランガスの年間生産能力は1,000トンで、これはノルウェーのリニューアブルエナジー(REC、年産2000トン強)に次いで、世界2位の生産規模となる見通し。

今回の大型投資の背景には、世界的な景気後退により、従来の太陽日酸の主要顧客(鉄鋼や石油化学メーカー)が減産対応を強めていることから、成長分野と目される太陽電池向けの需要を狙っているとのこと。

大陽日酸では、従来はモノシランガスを他社から仕入れ、国内中心に年300トン弱を販売していましたが、今後は工場新設により自社での製販一貫体制を構築し、海外販売にも取り組んでいくとのことです。


従来の好調さには影が見えつつあるとはいえ、現在の世界経済の中では、太陽電池市場はやはり有望な市場の一つ、ということでしょうか。
posted by 管理人 at 18:15 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2008年11月21日

昭和電工が、東アジアでのエレクトロニクス分野向け高純度アンモニア事業を増強

昭和電工が、東アジアでのエレクトロニクス分野向け高純度アンモニア事業の強化を図るとのこと。

昭和電工、エレクトロニクス分野向け高純度アンモニア事業を強化(日経プレスリリース)

上記リンク先記事によると、高純度アンモニアは、エレクトロニクス分野における窒化膜形成用ガスとして用いられているとのこと。

具体的には、

・半導体
・液晶パネル
・窒化ガリウム系LED

等の製造工程で使用され、最近では、多結晶シリコン系太陽電池向けの使用も増えているとのことです。

昭和電工の、東アジアでの高純度アンモニア事業の強化の内容としては、

・中国浙江省に合弁会社「浙江衢州巨化昭和電子化学材料有限公司」を設立し、2009年6月までに高純度アンモニアの生産を開始予定(年産能力は500トン)。
 ※中国での需要動向により、将来的には2010年までに1,000トンへの生産能力引き上げも検討
・台湾の高純度アンモニア生産子会社で生産能力増強工事を行い、年産能力を1,500トンに増強済み(以前の年産能力は1,200トン)

が挙げられています。


半導体や液晶パネルなどのエレクトロニクス分野と、太陽電池が非常に近いものであることが、改めて感じられる気がします。
posted by 管理人 at 07:04 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2008年10月27日

太陽電池製造に用いられる「三フッ化窒素」が温暖化をもたらす?

下記リンク先記事では、太陽電池薄膜やLCD(液晶)パネルディスプレイの製造に使用される「三フッ化窒素」の濃度が急激に高まっている、との指摘が紹介されています。

太陽電池と液晶パネルが環境汚染?〜製造過程から温暖化ガス発生を検知(U.S. FrontLine:アメリカ・日本・世界の政治・社会・経済情報速報ニュースサイト)

記事によると、「三フッ化窒素」(nitrogen trifluoride)は、薄型テレビの液晶(LCD)パネル・ディスプレイや、太陽電池用薄膜、微少回路の製造過程で使用されるガス。

この三フッ化窒素は、二酸化炭素の1万7000倍の温暖化効果を持つ可能性が指摘されているとのことです。

学術誌「地球物理学研究レターズ(Geophysical Research Letters)」で、スクリプス海洋学研究所(Scripps Institution of Oceanography)が、三フッ化窒素の大気中濃度を調査した結果、0.454ppt(parts-per-trillion)だったとの報告がなされたそうです。

1978年の三フッ化窒素の大気中濃度は0.02pptであり、また当初予想では、同ガスの濃度は2006年に0.1pptくらい、と考えられていたとのこと。

今回の報告書の執筆者は、三フッ化窒素を温暖化ガスとして扱い、各種の国際気候協定(international climate agreements)で規制すべきと主張しているそうです。

ちなみに「米地球物理学組合」(AGU= American Geophysical Union)は、

・LCDパネルや太陽電池薄膜等の製造過程で大気中に逃げる三フッ化窒素は、使用量の2%以下だと考えられていたことから、製造業界の多くではペルフルオロカーボン(perfluorocarbon)の代替品として、近年三フッ化窒素の使用が始められた

と説明しているとのこと。


記事の表現から考えると、三フッ化窒素はシリコン結晶系の太陽電池ではなく、薄膜系太陽電池の製造で用いられている、ということでしょうか?

ともあれこの調査結果が本当なら、早急に対策を取る必要がありそうです。
posted by 管理人 at 07:12 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)

2008年09月26日

薄膜太陽電池製造用に特殊ガス「モノシラン」の製造が拡大する見通し

半導体や薄膜太陽電池の製造に用いられる特殊ガス「モノシラン」について、太陽電池の需要増に伴い、各企業で生産能力を拡大する動きが出てきているとのこと。

知らんで済まぬ「モノシラン」【NSJ日本証券新聞ネット】

上記リンク先記事によると、モノシランは電子デバイスの製造過程において、シリコン膜やシリコン酸化膜形成で用いられる特殊ガスの一種。

民間調査会社「富士経済」の調査によると、モノシランの市場規模は

・2007年:415億円

から

・2013年の予想:1272億円(2007年の3倍)

となる見込みとのことです。

特に最近、薄膜太陽電池製造向けで需要が急拡大しており、3〜4年後には、現在最も比率が高い液晶向けを逆転すると予測されているそうです。

そして関連企業では、

・三井化学とトクヤマ:モノシランの製造プロセスについて共同開発を開始すると発表
・電化:デナールシラン社(仏エア・リキードグループとの合弁会社)を通じ、新潟・青海工場で高純度モノシランを生産しており、生産能力を2008年冬には500トン以上に拡大する予定(※2007年時点の生産能力は300トン)

といった動きが出ているとのことです。


太陽電池の製造に関わる素材や物質には、素人の私には知らないものが、まだまだいくらでもありそうです。
posted by 管理人 at 07:08 | Comment(0) | ガス(モノシランなど)