【現在位置】トップページ > ガラス(カバーガラス・基盤用ガラス等)

(スポンサード リンク)

2012年02月03日

日本板硝子が太陽電池向けガラスを減産する方針、2011年度第3四半期に需要が急減速

日本板硝子」社が2月2日、2012年3月期通期連結業績予想を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・日本板硝子、世界で3500人削減 欧州需要減で人員の1割(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E2E0E29B9A8DE2E0E2E0E0E2E3E08698E3E2E2E2;at=ALL

(日本板硝子のサイト内ページ)
・収益性改善施策と連結業績予想の修正についてのお知らせ
 http://www.nsg.co.jp/ja-jp/media/announcements-2012/improve-profitability

上記URL先ページによると、この中で太陽電池用ガラスについては、

・市場の見通し:
 中期的には成長している。
 しかし、3四半期著しい減速がみられ、通期では見通しを大きく下回ると予想される。

・対策:
 需要減少に対応するため、英国のフロートライン1基を休止する。
 これは、ベトナムでの太陽電池用ライン建設の延期決定(2011年12月15日発表)に続く措置である。
 (※管理人注:
   英国での停止対象設備が、太陽電池向け製品の生産ラインなのかどうかは明記されていません)

等の内容が示されています。


・シャープの太陽電池パネル
・コマツNTCのワイヤソー

の販売の減り具合は2011年10-12月に大きくなっていますが、日本板硝子のガラス需要も同時期に急減速したとのことで、やはりこの時期に太陽電池市場での急激な状況変化が起こった、ということなんでしょうか。

2011年12月16日

日本板硝子がベトナム拠点での太陽電池用ガラス製造窯の増設(2013年予定)を延期、太陽電池需要の減少を予想

日本板硝子が12月15日、ベトナム拠点での太陽電池用ガラス製造窯増設(当初は2013年予定)について、延期を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・ベトナムの太陽電池用ガラス窯、増設延期 日本板硝子(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E3E7E280808DE3E7E3E0E0E2E3E38698E3E2E2E2;at=ALL

(日本板硝子のサイト内ページ)
・ベトナムにおけるソーラー用ガラスフロート窯増設の延期について
 http://www.nsg.co.jp/press/2011/1215.html

上記URL先ページによると、これは世界的な経済環境(欧州債務危機など)を受けて、太陽電池需要が当初計画より減る見通しとなったためで、新たな増設計画の策定時期は未定とのことです。


個人的には、(FITの見直しはともかくとして)欧州経済の情勢が太陽電池市場にどのような影響を及ぼすのか、というのはまだピンと来ていませんが、需要減少の可能性はかなり高まっている、ということなんでしょうか。


※参考サイト・ページ
・[1]日本板硝子株式会社
 http://www.nsg.co.jp/index.html

2011年08月09日

日本板硝子が中国で太陽電池用ガラス生産を行う方針、薄膜系太陽電池の現地製造拠点増加に対応

日本板硝子が8月8日、中国現地で太陽電池用ガラス生産を行う方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・日本板硝子、中国で薄膜系太陽電池用ガラス生産 現地化で輸送費削減 - MSN産経ニュース
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110808/biz11080818060022-n1.htm
・時事ドットコム:板硝子、中国で太陽電池向けコーティングガラスの生産開始=来年1月から
 http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011080800694

(日本板硝子のサイト内ページ)
・中国における薄膜系太陽電池基板用コーティングガラス生産開始について:日本板硝子株式会社
 http://www.nsg.co.jp/press/2011/0808.html

上記URL先ページによると、今回の事業の概要は、

・背景・経緯:
 日本板硝子は現在、中国の太陽電池メーカー向けのガラスは、日本・北米の生産拠点から供給している。
 しかし最近は、国内外のメーカーが、薄膜系太陽電池組み立て拠点中国に相次いで設置している。
 このため日本板硝子でも、現地生産を開始することで、ガラスの
 ・輸送費削減
 ・納期短縮
 を図る。
・生産拠点:中国・江蘇省の「Jiangsu Pilkington SYP Co., Ltd.(JSYP)」
 (※「上海耀華ピルキントン」社との合弁会社)
・生産品:薄膜系太陽電池用ガラス
 JSYPは既に、中国市場向けに建築用省エネコーティングガラス「Pilkington Energy Advantage」を生産している。
 今回の太陽電池向けガラスには、この技術を応用する。
・生産開始時期:2012年1月の予定
・生産能力:未公表
 現地での需要拡大に応じ、今後の生産能力増強も検討する。

等となっています。


太陽光発電協会の統計によると、日本の国内メーカーの2010年・2010年度の薄膜太陽電池の出荷量がかなり伸びていますが、中国現地メーカーにおいても、最近は薄膜型の生産も大きく伸びているということなんでしょうか。

(1年以上前には、薄膜太陽電池の競争力低下を指摘する意見もありましたが、現在は状況が変わってきているということか?)


※参考サイト・ページ
・[1]日本板硝子株式会社
 http://www.nsg.co.jp/index.html
・[2]China(PILKINGTON)
 http://www.pilkington.com/applications/global+addresses+contacts/global+addresses/asia+and+australasia/china.htm

2011年05月24日

日本板硝子がベトナムに、薄膜太陽電池向け基板ガラス用のガラス窯1基などを増設

日本板硝子」社が5月23日、

ベトナム国内子会社に、
 ・薄膜太陽電池向け基板ガラス
 ・タッチパネル基板用の超薄板ガラス
 の生産設備増設する。

との方針を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・ベトナムに太陽電池・タッチパネルガラスの新工場 日本板硝子  :日本経済新聞
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E0E1E2EB858DE0E1E2E7E0E2E3E38698E3E2E2E2;at=ALL
・時事ドットコム:板硝子、ベトナムで太陽電池とタッチパネル向けガラスを増産=260億円投資
 http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011052300503
・日本板硝子 ベトナムでタッチパネル用ガラス生産|newsclip.be タイ発ニュース速報サイト|newsclip.be
 http://www.newsclip.be/news/2011523_030937.html

(日本板硝子のサイト内ページ)
・ソーラー用ガラスフロート窯及びタッチパネル向けガラスフロート窯の増設について
 http://www.nsg.co.jp/press/2011/0523.html

上記URL先ページによると、事業の概要は、

・対象拠点:
 ホーチミン近郊のバリアブンタウ省の工場
 (ベトナム子会社「ベトナムグラスインダストリーズ(VGI)」の敷地内)
・増設設備:
 ・薄膜系太陽電池基板ガラス生産専用のオンラインコーティング装置設置窯(ソーラー用オンライン窯)
  (日本板硝子の太陽電池用ガラスは、基板用ガラスの製造〜基板上への導電膜形成を一貫工程で行っている)
 ・タッチパネル基板用の超薄板ガラス(UFF)専用生産窯
 の2基。(※生産能力は未公表)
・投資額:計3億2,000万ドル
・稼動開始時期:2013年の予定
・新規雇用:計約400人を見込む。

等となっています。

また今回の増設が完了した場合、日本板硝子が擁するソーラー用オンライン窯は、

・日本:1
・北米:2
・欧州:2
・ベトナム:2
 (※2011年3月には、VGIで休止していた建築用フロートライン1基をソーラー用に転換・稼動開始している)

の計7窯になるとのことです。


2010年度の国内メーカーのシリコン薄膜太陽電池出荷量は、前期比8割以上の増加とのことでしたが、日本板硝子による今回のガラス窯増設も、今後の薄膜型のハイペースな需要増を予想してのもの、ということなんでしょうか?


※参考サイト・ページ
・[1]日本板硝子株式会社
 http://www.nsg.co.jp/index.html
・[2]ベトナムでのフロート板ガラス製造会社の新設について:日本板硝子株式会社(2004年5月26日の発表)
 http://www.nsg.co.jp/press/2004/0526.html

2011年04月05日

3M社が、太陽電池用ガラスに替わる「Ultra Barrier Solar Film」の開発を推進中

下記URL先ページでは、「3M」社が、太陽電池用ガラス代替品として「Ultra Barrier Solar Film」の開発に取り組んでいる旨が紹介されています。

(ニュース記事)
・ポストイットでおなじみのグローバル企業「3M」が最先端ソーラーフィルムを開発中! | greenz.jp グリーンズ
 http://greenz.jp/2011/04/04/3m_solarfilm/

具体的には、

・フィルムの特徴:
 ・耐湿性、耐光性
 ・光透過率
 に優れる。
 また、既存のガラス採用モジュールと比較し、
 ・製造コスト、物流コストの軽減
 ・設置期間の短縮
 ・様々な形状のモジュールへの対応
 といったメリットが期待される。

・政府の支援:
 この開発に関して米エネルギー省は、イニシアティブ「SunShot」(今後10年での、太陽光エネルギーのコスト75%減を目標とする)において、3M社に440万米ドルの助成金を供与している。
 (同イニシアティブの一環として3Mでは、ソーラーフィルムの性能・耐久性テストを、「National Renewable Energy Laboratory(国立再生可能エネルギー研究所)」との共同で行う計画)

等の内容が記述されています。


3M社が昨年10月に発表したリリース[2]では、「Ultra Barrier Solar Film」の用途として、

・CIGS
・CdTe
・OPV

の各太陽電池が挙げられています。

モジュールの屋外設置において強度に問題は無いのか、というのが気になるところですが、実用化が実現した場合、例えば米ファーストソーラー社のCdTe太陽電池の価格を更に押し下げる可能性もあるんでしょうか?


※参考
・[1]3M Global Gateway Page
 http://www.3m.com/
・[2]Press Releases 3M US: 3M Introduces New 3M^(TM) Ultra Barrier Solar Film
 http://solutions.3m.com/wps/portal/3M/en_US/Renewable/Energy/Resources/Press_Releases/?PC_7_RJH9U52308NR50I0NISNKB32G3_assetId=1273671448521

2011年03月31日

米ナノマーケット社が、レポート「太陽電池向けスマートコーティング市場調査-Smart Coating for Photovoltaics」を発表

ナノマーケット社が、レポート「太陽電池向けスマートコーティング市場調査-Smart Coating for Photovoltaics」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・ソーラーパネル産業でのスマートコーティングのビジネスチャンスについて発表 - CNET Japan
 http://japan.cnet.com/release/30001296/

(DATA RESOURCES社のサイト内ページ)
・Smart Coating for Photovoltaics
 http://www.dri.co.jp/auto/report/nano/nano33411.htm

上記URL先ページによると、レポートの概要は、

・予測対象:
 太陽光発電分野における
 ・自動洗浄
 ・自動復元
 ・エレクトロクロミック
 ・サーモクロミック(熱変色性)
 のコーティングについて、8年間の市場を予測している。
 具体的には、
 ・主要なビジネスチャンスの分析
 ・8年間の量と金額
 の予測を行っている。

・調査対象企業:
 バイエル マテリアルサイエンス、Cardinal Glass、コーニング、ジェンテックス、
 GlasNovations、日本板硝子、日産化学、PPG、Peer、
 SAGE Electrochromics、サンゴバン、Soldadigmなど。

・内容の一部:
 ・太陽電池パネルメーカーにとって、スマートコーティングは、
  ・高効率
  ・低コスト
  ・高付加価値
  な製品を提供できる技術である。
  これは、スマートコーティングが太陽光発電産業で成功できる3つの主要な要因を備えているためである。、
 ・太陽光発電分セクターにおけるスマートコーティングの販売額
  現在は取るに足らないが、将来的には
  ・2016年:5億400万ドル
  ・2018年:8億4,700万ドル
  に達すると予想する。
 ・自動洗浄コーティング:
  太陽光発電セクターにおける自動洗浄スマートコーティングの販売額は、
  ・2016年:1億5,000万ドル以上
  と予想する。
  この技術は、太陽電池パネルにおいては
  ・パネルの性能アップ
  ・メンテナンスコストの低減
  を実現する。
  自動洗浄のガラスは、既に主要なガラスメーカーで利用可能となっている。
  このためで、太陽光発電分野での採用も、技術的には大きな飛躍ではない。
 ・太陽光発電セクターにおける
  ・エレクトロクロミック(電力により色を変化する技術)
  ・スマートコーティング(オンデマンドで着色する)
  の販売額は、
  ・2016年には2億2,200万ドルに達する
  と予想する。
 ・熱変色性のスマートコーティングも、太陽光発電分野で大きな役割を果たすと予想する。
  具体的には、
  ・決定的に破損する可能性がある高温度条件下では、太陽電池パネルをオフにする。
  といった利用ができる。
  (幾つかの太陽光発電技術(CdTe PV等)は、高温下での加熱・損傷に弱い)

等となっています。


私はコーティング分野についてはほぼ知識が無いので、記事に書かれている内容には正直面食らいましたが、技術が確かなものであり、また太陽電池パネルの運用において適している(性能アップに明らかに寄与する)ものであるなら、市場の大幅拡大は間違いないのでは、と考えます。

私としてはやはり、日本市場向けの太陽電池パネルにこれらの技術が今後どれだけ採用されていくのか、また採用された場合のコストアップはどの程度になるのか、というのが非常に気になるところです。

2011年03月07日

岡本硝子が太陽電池向けの波長変換材を開発、旭硝子は透過率を高めた「ソライト プラス」を量産開始

下記URL先ページでは、太陽電池向けガラスについて、メーカー各社における開発状況が紹介されています。

(ニュース記事)
・硝子メーカー各社、太陽電池用ガラスで競争激化:日刊工業新聞
 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820110307cbaa.html

具体的には、

岡本硝子
別用途用の蛍光ガラスを太陽電池向けに応用し、太陽光の波長変換材としてサンプル出荷を開始した。
これは紫外線を可視光に変換することで、
・発電効率向上への寄与
・関連部材(樹脂など)の紫外線による劣化防止、長寿命化
との効果が期待される。

旭硝子
太陽電池用カバーガラスソライト プラス」の量産を開始している。
これは低反射と膜ムラを無くし、美観を両立させた製品で、コーティング剤の工夫により、光の透過率を通常製品より2.5〜2.6%アップしている。
(今後は3%超の透過率アップを目指す)

等の内容が記述されています。


今回取り上げられている製品は、特殊な用途(太陽電池向け)ということもあると思いますが、日常生活に欠かせない存在である「ガラス」が、機能面で現在も進歩を続けているというのは、非常に興味深く感じました。

また、通常の(例えば窓ガラス用の)ガラスとは外見的にも一目見て違いが判別できるものなのか、興味を引かれるところです。


※参考
・[1]岡本硝子 株式会社
 http://www.ogc-jp.com/
・[2]AGC旭硝子|太陽電池カバーガラス
 http://www.agc.com/products/jirei_battery.html

2011年02月11日

旭硝子が「ソーラー関連事業」で、2015年に売上高1,000億円を目指す

旭硝子」社が2月9日、中期経営計画「Grow Beyond-2012」(2010年2月策定、2010-2012年度が対象)の初年度の進捗状況や、今後の事業戦略・経営課題を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・旭硝子、太陽光、エコカーなど環境関連分野の事業開拓を加速:環境経営・CSR:ECO JAPAN −成長と共生の未来へ−
 http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20110210/105852/

(旭硝子のサイト掲載資料)
・中期経営計画 "Grow Beyond-2012" の進捗について
 http://www.agc.com/news/2011/0209_2.pdf

上記URL先ページによると、この中で経営方針「Grow Beyond」に掲げた成長基盤の構築に向けた、

・「ガラス技術立社」
・「地球温暖化問題に技術力貢献」

への取り組みで当面注力する成長分野の1つとして、「環境関連分野」が挙げられています。

そして更にその中で、「ソーラー関連事業」(太陽電池・太陽熱発電など)について、

・ガラス・化学・セラミックスのAGCグループの総力を挙げ、
 ・部材の高性能化
 ・拡販
 を進める。
 これにより、2015年に売上高1,000億円を目指す。

との方針・目標が記述されています。


旭硝子の太陽光・太陽熱発電関連事業については、「GrowBeyond-2012」の発表時(2010年3月)に2012年に600億円との数字が挙げられていましたが、その3年後には更なる大幅な拡大実現を目指す、ということでしょうか。

また同社の太陽電池関連事業では、他に2009年にバックシート向けフッ素樹脂(ETFE)フィルムの販売強化の方針も報じられていたので、個人的にはこちらのほうの状況・計画が現在どうなっているのか、という点も気になるところです。


※参考
・[1]AGC旭硝子
 http://www.agc.com/index2.html

2011年01月20日

日本板硝子が、英国・ベトナムの生産設備を太陽電池用ガラス生産に転用

日本板硝子が、海外のガラス生産設備の、太陽電池用ガラス生産への転用を進めているとのこと。

(ニュース記事)
・時事ドットコム:板硝子、ベトナムの製造ラインを再稼働へ=太陽電池用に転換
 http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011011900831
・日本板硝子、太陽電池用ガラス強化 英・ベトナムの設備転用  :日本経済新聞
 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE0E3EBE6EAE0E1E2E0E2E2E3E0E2E3E38698E2E2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000

(日本板硝子の発表資料)
・ベトナムにおけるソーラーエネルギー市場向け専用フロートラインについて:日本板硝子株式会社
 http://www.nsg.co.jp/press/2011/0119.html

上記URL先ページによると、具体的な取り組みは、

英国
・対象設備:
 セントへレンズに構えているガラス窯
・太陽電池向けへの対応:
 ガラスをコーティングする設備を新規導入。
 2010年12月に、薄膜型太陽電池向け基板ガラスの製造を開始している。
 (年産能力は6万t程度とみられる)

ベトナム
・対象設備:
 ホーチミン市郊外の「ベトナムグラスインダストリーズ(VGI)」の、板ガラス製造ライン1基(日産能力500t)
 (リーマン・ショックに伴い、2009年に休止していた)
・太陽電池向けへの対応:
 現在は、オンラインコーティングガラス製造ラインへの転換を進めている。
 2011年3月に再稼動の予定。

とのことです。


2008年12月や2009年5月に報じられた内容では、日本板硝子の事業において、太陽電池用ガラスが占める割合は僅かに留まっている、とのことでしたが、現在は製造ラインの転用が必要な状況になっている、ということでしょうか。

世界的に太陽電池需要が増加している現在では、太陽電池用ガラスによる収益がどの程度の比重になっているのかが気になるところです。


※参考
・[1]日本板硝子株式会社
 http://www.nsg.co.jp/

2010年04月27日

「セントラル硝子」が、太陽電池用カバーガラス事業への参入を目指す

セントラル硝子」が、太陽光発電分野への参入を目的として、

・結晶シリコン型
・化合物型

の各太陽電池モジュール向けの、高透過型板カバーガラスの事業化を決定したとのこと。

セントラル硝子、太陽光発電用ガラス事業に参入(日経プレスリリース)
セントラル硝子:太陽電池用ガラスに参入 − 毎日jp(毎日新聞)

上記リンク先記事では、具体的な取り組みとして

・三重県・松阪工場の型板窯(ガラス溶解窯)を、2011年4月を目処に再稼動する予定。
 (この窯は、2009年7月から休止していた)
 これにより、
 ・太陽電池用カバーガラスの生産開始
 ・建築用型板ガラスの生産再開
 を行う。

・製品の生産は、全て国内で行う。
 (日本市場での太陽電池用カバーガラスは、現在は全量が輸入されているとのこと)

・太陽電池モジュールの発電効率向上のため、
 ・カバーガラスに付加する「AR(Anti Reflection)膜」の開発
 等、ガラスの高性能化にも取り組んでいる。

等の内容が記述されています。


国内向け太陽電池のカバーガラスが全て海外製というのは、私は初めて知ったので、かなり驚きました。

今回の、国内で製品を生産するというセントラル硝子の参入が、同市場にどのような変化を及ぼすことになるのかが、非常に気になるところです。


※参考
・セントラル硝子 ホームページ
 http://www.cgco.co.jp/
・太陽光発電用ガラス事業への参入について
 http://www.cgco.co.jp/ir/data/100426.pdf