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2010年03月06日

旭硝子が太陽光・太陽熱発電の関連事業で、2012年の売上高600億円を目指す

旭硝子が、2012年までの新中期経営計画「GrowBeyond-2012」をスタートしたとのこと。

旭硝子、ソーラー関連事業の売上高600億円に再挑戦(The Chemical Daily - News)

上記リンク先記事によると、この計画の中でソーラー関連事業については、

・市場予測:
 ・太陽光発電:
  市場規模は、2012年には6GW規模に迫ると予測する。
  経済危機により鈍っていた市場の勢いは、既に強い成長を回復しつつある、と見ている。
 ・太陽熱発電:
  市場は今後急成長し、その規模は、2012年には4GWに到達すると予想。
・売上高:600億円達成を再び目指す。
 太陽電池用ガラスの拡販の他、太陽熱発電市場にも対応する方針。

との見通し・目標としているとのことです。


2012年に太陽熱発電が太陽光発電の2/3に到達するとの市場予測に、ちょっと驚きました。

日本でも今後、どの程度太陽熱の利用が普及することになるか(設備の販売状況など)、非常に気になるところです。


※参考
・AGC旭硝子
 http://www.agc.co.jp/index2.html
・新中期経営計画 “Grow Beyond-2012” について
 http://www.agc.co.jp/news/2010/0210_5.pdf

2010年01月07日

日本板硝子が、中国のカバーガラス生産会社「TPCGSG」を完全子会社化

日本板硝子(NSGグループ)が1月6日

・中国で結晶シリコン型太陽電池モジュールのカバーガラスを生産している合弁会社「TPCGSG」(所在地:江蘇州太倉)を、完全子会社化する

ことを発表したとのこと。

時事ドットコム:板硝子、中国での太陽光発電向け事業強化=合弁企業を完全子会社化
LNEWS|SCM・経営戦略|日本板硝子/中国ガラス製造販社の株式を100%取得
板硝子:中国TPCGSG完全子会社化へ−ソーラー事業強化狙う - Bloomberg.co.jp

上記リンク先記事によると、具体的には、

・背景:
 日本板硝子では、今後の高成長が期待できる、太陽光発電関連事業を強化する狙いがある。
 太倉の型板ガラス製造ラインは、NSGグループのソーラー事業の一部として運営されてきた。
 そしてNSGグループは、付加価値製品の生産に注力していることから、TPCGSG社の100%子会社化が最善策と判断した。

・株式交換:
 折半出資している合弁相手会社「中国玻璃」(CGH)の持ち分全部を、近日中に譲り受ける。
 その見合いとして、日本板硝子は、「中国玻璃」との建築用板ガラスの合弁企業「JV Investments Limited」の持ち分(4割強)のうち、14.7%を「中国玻璃側」に譲渡する。

とのことです。


子会社「TPCGSG」が生産するカバーガラスは、やはり中国の太陽電池メーカー向け、ということになるんでしょうか?


※参考
・China Glass Holdings社との株式交換と中国におけるソーラービジネス強化について:日本板硝子株式会社
 http://www.nsg.co.jp/press/2010/0106.html
・中国玻璃网-中国玻璃企?上网首?网?平台
 http://www.glass.com.cn/

2009年11月19日

日本板硝子が太陽電池事業の売上高を、今後数年間、年15%程度の伸びが継続する、と予想

下記リンク先記事では、内容は短いですが、太陽光発電の需要増加に伴い、部品メーカーの業績も伸びている旨が紹介されています。

時事ドットコム:太陽電池増産で部品メーカーも好調=板硝子は年15%の伸び予測

この記事の中で、太陽電池パネル向けのカバーガラスを生産している「日本板硝子」が、

太陽電池事業の売上高は、今後年間、年15%程度の伸びを続ける

と予想している、との記述がされています。


確かに、世界的に太陽光発電の需要が伸び続けるのであれば、必須の部材であるカバーガラスの需要も堅調に伸びるとの予想は、道理に適っているという気がします。

2009年09月02日

日本板硝子の太陽電池用ガラスの売上高が、2009年4-9月期は前年同期比15%増の見通し

8月1日付の日本経済新聞朝刊が、日本板硝子太陽電池ガラス事業について報じていたとのこと。

ホットストック:板硝子<5202.T>買い気配、4─9月期の太陽電池ガラス売上が15%増との報道 | マネーニュース | 株式市場 | Reuters
日本板硝子(5202)は5日ぶりに反発 「4−9月期の太陽電池ガラス売上高15%増」報道で関心を集める(NSJショートライブ - 毎日jp(毎日新聞))
<東証>板硝子が反発 「4〜9月期太陽電池ガラス15%増」支援(NIKKEI NET マネー&マーケット:国内株)

上記リンク先記事によると、日経新聞が日本板硝子について報じた内容は、

2009年4-9月期の太陽電池ガラスの売上高は、150億円前後(前年同期比15%増)となる見通し。
・今後は、北米での太陽電池需要増を背景として、主力である薄膜太陽電池ガラス基板の販売が伸びるとみられる。
2010年3月期のガラス事業は、建築用ガラスの低迷により、300億円の営業赤字となる見通し。
 ただし太陽電池ガラスは、数十億円の黒字となる見込み。

とのことです。


又聞きの又聞きになるので、正直取上げるのはどうかとも思いましたが、記事に書かれた内容がかなり具体的で興味深かったので、取上げてみました。

ともかく、太陽電池ガラス事業の売上比重が高まってきているのは確か、ということでしょうか。

一方で、太陽電池モジュールの在庫過剰という状況もありますが、薄膜太陽電池では需要と供給はどのような状況になっているのか、気になるところです。

※参考
日本板硝子株式会社
 http://www.nsg.co.jp/

2009年06月26日

日本山村硝子が、太陽電池等向けの粉末ガラス事業で好調

日本山村硝子が、太陽電池関連事業で業績が好調とのこと。

日本山村硝子が続伸・好業績の太陽光発電関連で見直し買い 2009/06/25(木) 11:25:48 [サーチナ]

上記リンク先記事によると、同社について、

太陽電池やLED向け粉末ガラス事業が、順調に拡大。

2010年3月期の業績見通しは、
 ・営業利益:前期比63.4%増
 ・最終利益:同2.6

との記述があります。


太陽電池分野でのガラスというと、私はカバーガラスしか知らないので、日本山村硝子粉末ガラスがどのような用途で使われているのかが、気になるところです。


※参考
・日本山村硝子株式会社
 http://www.yamamura.co.jp/

2009年06月11日

旭硝子は太陽電池向けカバーガラスで、2010年12月期に売上高600億円を目指す

下記リンク先記事では、旭硝子太陽電池カバーガラス事業について解説されています。

太陽電池の部材や装置で日本は負けられない:日経ビジネスオンライン

具体的には、

旭硝子は、結晶シリコン型太陽電池向けカバーガラスで、世界トップシェアを占めている。
 (旭硝子の加藤勝久取締役・CTO(最高技術責任者))

旭硝子の太陽電池用カバーガラスは、建築用の型板ガラスを改良した製品。
 型板ガラスに特殊なコーティングを施し、光透過率を2.5%アップしている。

旭硝子太陽電池カバーガラスに対する需要は増えており、現在既に、欧州・米国・アジアの3拠点で、カバーガラスを量産している。
 このうち、生産能力が最も大きい米国テネシー州の工場では、製品を日米欧に輸出している。
 更に今後、需要の高まりに対応するため、2009年中に中国蘇州市で生産を開始予定。

旭硝子では、30年前からカバーガラスの研究開発を行なってきた。
 1995年頃には、米国の型板ガラスメーカー(この企業も、太陽電池カバーガラスを生産)を買収。
 旭硝子は、この事業が技術的にユニークだったため、黒字化しなくても事業を継続。
 その後2005年頃に、太陽電池市場が急拡大したとき、カバーガラスの需要も急増し、同社は市場で存在感を高めることになった。

旭硝子太陽電池事業の売上高(と目標)は、
 ・2008年12月期:220億
 ・2010年12月期目標:600億
 としている。
 この実現のため、
 ・各部門(技術や営業部門など)の情報を共有
 ・部門ごとに散らばっている技術を掛け合わせるなど、相乗効果の創出
 を狙い、2009年4月に、部門横断で構成した「太陽電池戦略会議」を発足している。
 
旭硝子では今後、薄膜型太陽電池カバーガラス事業を強化する方針。
 この分野では現在、「日本板硝子」が、世界シェア70%を占めている。
 研究開発強化のため、旭硝子の研究所には、太陽電池カバーガラスに関して、数十人の研究員が在籍している。

といった内容が記述されています。


日本のガラスメーカーが、太陽電池カバーガラスで世界シェアトップを占めているとは、正直驚きました。

また、黒字が出ないにも関わらず(技術がユニークだという理由で)残していた事業が、後に一気に日の目を見るという点も、非常に興味深いです。

2009年05月24日

日本板硝子の業績において、太陽電池用ガラスは収益全体を押し上げるには至らず

下記リンク先記事では、ガラス大手メーカー3社(旭硝子、日本板硝子、日本電気硝子)の、最近の業績について記述されています。

明暗分かれるガラス大手3社:売上構成で収益と株価の戻りを検証!=犬丸正寛 2009/05/23(土) 12:14:00 [サーチナ]

この記事の中で、日本板硝子について、

・売上構成比は、建築用板ガラスと自動車用ガラスが約9割。
 ディスプレイ関連では、携帯電話用が中心となっている。

20099年3月期通期の業績は、
 ・売上高:7394億
 ・営業利益:19億
 ただし、第4四半期(2009年1〜3月)は、
 ・売上高:1,529億
 ・営業損益:115億円の赤字
 という状況。
 背景として、
 ・建築用・自動車用ガラスの販売数量が減少している。
 ・欧州市場で、建築用ガラスの販売価格が大幅下落したため、利益が圧迫されている。
 との状況がある。

2010年3月期の業績見通しも
 ・営業損益は:300億円の赤字
 と、需要や市況の改善への期待は薄い。
 成長が期待される、太陽電池ガラスの売上高は約300億円規模の見通しだが、全体の収益を押し上げるほどではない。

との状況が記述されています。


太陽電池の需要は増えていると思いますが、それでもガラスメーカーにとっては、太陽電池ガラスは、売上における重要な製品とまではなっていない・・・ということでしょうか。

2009年02月26日

旭硝子が太陽電池用材料事業を拡充する方針

旭硝子が、社長直轄の全社横断組織を立ち上げて、太陽電池用材料事業の拡大に取り組むとのこと。

旭硝子、社長直轄組織で太陽電池用材料市場開拓(The Chemical Daily - News)

上記リンク先記事によると、旭硝子では社長直轄組織設立により、太陽電池用材料事業において

・市場情報の共有
・戦略的な製品開発、販売活動

を進める狙いとのこと。

具体的には、

・カバーガラス
・TCO(透明導電性酸化物)ガラス基板
・バックシート用フッ素フィルム
・電極用ガラスペースト・フリット
・導電膜形成用スパッタリング・ターゲット

などの製品を、太陽電池向けに最適化。

また、自動車用高機能ガラスでにおける表面処理技術についても、太陽電池の耐久性向上などへの応用を提案していくとのことです。


旭硝子」の社名から、私は正直、同社がガラスのみを手がけていると思っていたので、太陽電池向けに適合可能な事業を既にいくつも手がけているということに、意外さを感じてしまいました。

2009年02月13日

豊田通商が豪州のガラス原料企業に出資、太陽電池向けガラスの需要増を見込む

豊田通商が2月12日、ガラス原料のシリカサンドを採掘・精製する豪「ケマートン・シリカサンド」社に、33%の出資を行ったことを発表したとのこと。

豊田通商、豪ガラス原料会社に33%出資(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース)

上記リンク先記事によると、豊田通商は今回、ケマートン社の全株を持つ愛知県の窯業用材料販売企業「トウチュウ」から株式を取得(取得額は数億円の見込み)。

これにより、豊田通商ケマートンの販売権も取得し、豊通が国内販売する輸入シリカサンドは年間60万トン(従来は年間30万トン)、シェアは4割に達するとのことです。

豊通では、今後の成長が予想される太陽電池基板用ガラス向けなどの供給を増やして、2013年3月期までには、供給量を100万トンに引き上げる考えだそうです。

ちなみに、日本国内のシリカサンドの年間需要は約450万トン、そのうち輸入分は150万トン。

国内シェア首位は三菱商事だそうです。


太陽電池の関連産業では、太陽電池の今後の需要増を見越して、着々と対応策を講じている・・・と感じられます。

2009年02月08日

旭硝子の2009年12月期業績は赤字見通し、ただし太陽電池用ガラスの出荷は好調

旭硝子が、2009年12月期連結決算予想を発表したとのこと。

時事ドットコム:旭硝子、09年12月期の営業益は80.5%減見通し

上記リンク先記事によると、決算予想の内容は、

・売上高:1兆1,000億円(前年同期比23.8%減)
・営業利益:300億円(同80.5%減)
・純損益:420億円の赤字

となっています。

減収減益の背景としては、

・板ガラス、自動車ガラスが、通期で出荷が低調との見込み
・化学品なども低調
・ただし、太陽電池用ガラスの出荷量が前期を上回るなどの要因で、営業黒字は確保される見通し

といった要因があるとのことです。


今後は、環境を考慮した新エネルギー向けの製品が、企業の業績を支える時代になってくる・・・のかもしれません。