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2009年01月09日

日本板硝子と旭硝子が、太陽電池用ガラスを増産する方針

日本板硝子旭硝子が、太陽電池ガラスを増産する方針とのこと。

太陽電池用ガラス増産 日本板硝子や旭硝子(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース)

上記リンク先記事によると、今回両社が増産するのは、薄膜型太陽電池パネル用のガラス

両社の生産体制増強の内容は、下記のようになっています。

日本板硝子
薄膜型太陽電池ガラスの生産能力を、2010年度にも現在の2倍強に拡大する予定。
具体的には、英国と米国で、建築用ガラスの加工拠点改良に計5000万ユーロ(約64億円)を投資し、年産能力を各々6万トンとするとのことです。
生産拠点の稼働予定時期は、英国が2009年2月、米国が2010年。

旭硝子
2009年中に、ベルギーに薄膜太陽電池ガラスの加工拠点を設ける方針。

両社の太陽電池用ガラス増産の背景には、世界的な景気低迷により、建築用や自動車用ガラスの需要が低迷していることがあり、数少ない成長分野である太陽電池ガラス事業へを強化する狙いがあるそうです。


世界的な景気低迷の中、将来が有望視される産業と、需要低迷が顕著な産業とに分かれてきている、ということでしょうか?

2008年12月16日

太陽電池用ガラス事業は、ガラスメーカーの業績を支えるには程遠い?

下記リンク先記事では、日本の大手ガラスメーカー(旭硝子や日本板硝子など)で、苦境が続く状況が解説されています。

【産業天気図・ガラス・土石製品】建築、自動車、液晶、すべて後退でガラスは「雨」、セメントも「雨」が続く | 産業・業界 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

記事によると、ガラス業界では、世界的な建築需要・自動車需要の減速が加速度的に進んでいることから、2008年度後半〜2009年度前半の収益予想が、以前よりも厳しいものとなっているとのこと。

太陽電池関連では、

(日本板硝子)
・2009年3月期の営業利益見通しは200億円(前期比57%減、従来見通しは310億円)と大幅に下方修正
・成長分野の太陽電池ガラスは伸びているものの、業績全体を牽引するには程遠い

との内容の記述があります。


太陽電池市場は、近年大幅な伸びを見せているはずですが、少なくともガラスメーカーにとっては、太陽電池ガラスはまだ既存事業と肩を並べるには程遠い、ということなんでしょうか?

2008年11月21日

太陽電池用ガラスの市場が今後は伸びる?

下記リンク先記事では、国内のガラス大手メーカー3社(日本板硝子、旭硝子、日本電気硝子)の最近の株価の推移等について解説されています。

特集:注目株・投資/ガラス大手3社、ふるわず 液晶用基板の需給悪化 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

記事によると、3社とも液晶用ガラス基板や建築、自動車用ガラスが中心事業ですが、

・液晶用ガラス基板:2008年夏から液晶パネル業界で生産調整が続き、需給環境が悪化
・建築用ガラス:欧州の建築向けが2007年後半ごろから頭打ちに
・自動車用ガラス:世界的な景気悪化による自動車メーカーの不振が影響

など事業環境が悪化しており、3社の株価は下落しているとのこと。

ただし、今後明るい見通しがある分野の一つが太陽電池用ガラスだそうです。

日本のガラスメーカーは元々高い技術水準を持っていて、国際的な評価も高く、また一部の太陽電池用ガラスについては、日本板硝子と旭硝子による寡占状態となっているとのこと。

近年、大手電機・電子部品メーカーが太陽電池分野に力を入れていることから、太陽電池用ガラスの需要についても、今後の伸びが期待できるとのことです。

また、記事ではアナリストのコメントとして、

・太陽電池用ガラスでは、今後は特に薄膜シリコン型電池向けの市場が伸びるのでは

との予測が紹介されています。


太陽電池市場が今後も成長していけば、太陽電池用ガラスの販売もそれに伴って伸びていくというのは、至極当然の道理であるように思われます。

日本のガラスメーカーは高い技術を持っているということなので、私も今後の成長を期待したいです。

2008年10月22日

大和総研が日本板硝子の太陽電池用ガラス基板の技術を評価

下記リンク先記事では、大和総研が日本板硝子に対して投資判断を最上位の「1」に据え置いている旨が解説されています。

日本板硝子(5202)は大和総研が「1」継続と評価 「太陽電池用ガラス基板の成長期待大」(NSJショートライブ - 毎日jp(毎日新聞))

記事によると、大和総研は、

・世界的に薄膜系太陽電池用ガラス基板の供給メーカーは、日本板硝子と旭硝子の2社が挙げられる
・「オンラインCVD製法」(白板ガラスにSnO2 の透明導電膜を形成する製法で、オフラインに比べて競争力が高い)の技術では、日本板硝子が優位性を保持
・2008年3月期の、日本板硝子の太陽電池用ガラスの売上は100億円程度だった
・2009年3月期の、同社の同事業での売上高は、300億円(薄膜系太陽電池用ガラスでの売上は230億円)まで拡大すると予測される
・同社の太陽電池用ガラス基板事業は、高成長が期待される

との見方をしているとのことです。


今後太陽電池用シリコンの需要が過剰になり、薄膜太陽電池が厳しい状況に立たされる・・・との見方もありますが、実際にはどうなっていくんでしょうか?