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2012年11月21日

岩手県のTTK社がスパイラル杭による太陽電池パネル基礎工法を開発、電柱建設の技術を活用

岩手県の「TTK」社が、野立ての太陽光発電所向けとして、整地や基礎工事が必要ない太陽電池パネル設置工法を開発したとのことです。

(ニュース記事)
・TTK、太陽光設置で新工法 整地不要、工費2割減(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFB1604Z_Z11C12A1L01000/

(TTK社のサイト内ページ)
・太陽光発電事業の実施について 〜メガクラスソーラー発電システムの構築〜
 http://www.ttk-g.co.jp/ir/news/pdf/h24_11_news_03.pdf

上記URL先ページによると、工法の概要は下記の通り。

・手法:
 TTKが持つ電気通信分野での施工技術・体制を活用する。
 電柱などの建設向けの特殊車両「建柱車」を使用し、スパイラル杭(螺旋状の溝つき杭)を地面にねじ込み、架台の基礎部分とする。
 (北海道などで設置事例がある方式とのこと)

・メリット:
 ・工費を、一般的な工法より2割ダウンできる見込み。
 ・杭で穴を掘る方式のため、残土が出にくい
  また、工期短縮にも寄与する。

この技術は、TTK社が一関市に建設する予定の太陽光発電所(860kW、2013年3月に稼動開始予定)で、最初に採用される予定とのことです。


ねじ込み式杭によるパネル基礎の施工手法自体は、既に幾つかの企業が発表していますが、今回は既存技術である電柱などの建設技術を応用しているという点が非常に興味深く、メガソーラー向けの新たな基礎工法として定着することができるか、注目したいところです。


※参考サイト:
・[1]電柱の設置(ウィキペディア)


※関連記事:
サンコーテクノ社が、野立ての太陽光発電システムの設置向けに、コンクリート基礎に替わる新基礎システム「グランドスクリュー」を取扱い開始(2011/03/02)
長野県の「新興マタイ」社が、スクリュー状の杭の採用で、太陽光発電システムの設置工期を大幅短縮できる工法を開発(2011/04/23)
サンコーテクノ社が、太陽電池パネルの地面設置用のねじ込み式鋼管杭「ディー・アーススクリュー」を開発、コンクリート基礎が不要(2012/01/27)
posted by 管理人 at 04:22 | Comment(0) | 架台

2012年10月04日

三協マテリアル内に「太陽光発電推進グループ」が新設、産業用太陽光発電の顧客対応が専門

三協立山」社が2012年9月21日付で、産業用太陽光発電顧客対応を専門とする「太陽光発電推進グループ」を、「三協マテリアル」社の営業統括部に新設したとのこと。

(ニュース記事)
・太陽光専任組織を設置 三協立山(北國新聞)
 http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20121003304.htm
・三協マテリアル社が太陽光専門部署を新設(建通新聞)
 http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/121002590014.html

上記URL先ページによると、事業の概要は

・背景・目的:
 固定価格買取制度による太陽光発電分野の成長が見込まれることから、専任グループを置き需要の取り込みを図る。

・事業・サービスの内容:
 太陽光発電システムの設置場所の条件(積雪量、風量など)に応じて、
 ・架台素材加工法
 ・発電能力を高める設置方法
 等を提案。
 設計〜施工一貫して手がける。

・人員:十数
・事業の対象地域:全国

等となっています。


三協立山アルミが5月に発表していたアルミ合金製架台は、施工時間が既存のアルミ製架台の1/3とのことで、架台自体の価格はわかりませんが、施工の手間・コストの大幅な削減は期待できると思われるので、国内の産業用市場でどれだけシェアを獲得することができるのか、注目したいところです。


※関連記事:
三協立山アルミが、太陽光発電システム搭載のカーポートを発売(2009/09/11)
三協立山アルミが産業向けのパネル架台事業に参入する方針、高強度なアルミ合金採用により、重量は従来のアルミ製架台の2/3(2012/05/04)
posted by 管理人 at 04:19 | Comment(0) | 架台

2012年08月25日

日本軽金属のアルミ製架台「アルソルメガ」は、メガソーラー向けに特化して施工を簡易化

日本軽金属」社が2012年7月から、メガソーラー向けに施工性を改善したアルミ製架台アルソルメガ」を販売しているとのこと。

(ニュース記事)
・日本軽金属、アルミ製の太陽光発電架台をメガソーラー向けに特化・改良して発売(ECO JAPAN)
 http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20120824/114301/

(日本軽金属のサイト内ページ)
・ アルミ製ソーラーパネル架台『アルソルメガ』の発売について
 http://www.nikkeikin.co.jp/pages/press/p2012/p20120822.html

上記URL先ページによると、製品の概要は

・背景:
 ・日本軽金属は2011年11月に、重量負荷の軽減を狙いとした産業用太陽光発電向けのアルミ製架台「アルソル」を発売している。
 ・メガソーラー用の架台は現在、鉄製のものが多く、
  ・塩害対策
  ・施工性の改善
  に対する需要が高まっている。

・主な特徴:
 ・「アルソル」をメガソーラー向けに特化
  日本軽金属のグループ企業6社との共同開発。
  グループが保有するアルミ構造解析と検証技術を活用し、従来製品が持つ利点(軽量・高強度・高耐食性)に加えて、
  ・構造の最適化
  ・施工の簡易化
  を実現している。  
 ・設置・施工が容易
  ・架台の組み立てや太陽電池パネル設置における位置調整を、容易に行える。
  ・大型パネルの使用に最適な条件で、重量は1m2あたり約1.5kg。
   組み立て時に重機が必要無く4人の作業で1日あたり100kWを施工できる。
  ・パネルの設置は上からの作業を標準としている。
  ・半組み立てユニットの状態で納入するため、施工時間を短縮できる。

・売上目標:
 ・2012年度:10億
 ・2015年度:30億

等となっています。


メガソーラーでは数百〜数千枚の太陽電池パネルが設置されるだけに、1枚あたりの設置手間の軽減は、地味ですが初期費用の削減にかなり効いてくるのでは、と想像します。

ただ今回の製品はアルミ製だけに、素材の価格も考慮すると、鉄製架台と比べてトータルでのメリット・デメリットはどうなるのか、というのも気になるところです。
posted by 管理人 at 23:21 | Comment(0) | 架台

2012年08月13日

グリーンリバー社が架台メーカーの組織化に取り組む方針、低コストな基礎工事技術と一括受注体制で施工コストの10〜30%低減を目指す

福岡県の「グリーンリバー」社が、太陽電池パネル用架台メーカー組織化に取り組むとのこと。

(ニュース記事)
・グリーンリバー、太陽光発電パネルの架台メーカーを組織化(日刊工業新聞)
 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620120813hkad.html?news-t0813

上記URL先ページによると、取り組みの概要は

・仕組み:
 自社開発した低価格の架台基礎工事技術を架台メーカーに提供して、工事を標準化
 施工を架台メーカーと共同で一括受注し、架台の
 ・設計
 ・配置
 ・配列
 ・施工スケジュール
 等を管理する。

・顧客に提供するサービス:
 ・製品・サービス:
  ・メガソーラーの基礎工事
  ・架台の標準モデル
 ・想定需要先:
  ・メガソーラー施工の元請け業者
  ・売電業者
 ・価格:1MWあたり5,000万円程度(基礎部分と架台部分の合計)
  従来の施工体制(大手ゼネコンが請け負い分離発注)と比べて、10〜30%の削減が見込まれる。
 ・売上目標:初年度に5億

・提携企業:
 現在既に、架台メーカー3社と提携済み。
 2年後には10社までの拡大を目指す。

等となっています。


基礎工事技術を持つ企業が中心となり、架台メーカーとの提携で一括受注体制の構築を目指す、というのがユニークだと感じましたが、メガソーラーの事業計画が急増している中でも、受注を拡大するには自社単体では限界がある、ということなんでしょうか。

かなりのコストダウンの他、サービスの一貫提供による分かりやすさも期待できそうで、顧客側としては魅力が大きいと思われるので、今後の展開・受注状況に注目したいところです。


※関連記事:
福岡県のグリーンリバー社が「ソーラーパネル架台用基礎システム型枠工法」を開発、工期・コストを従来の1/5に低減(2012/07/19)
posted by 管理人 at 12:37 | Comment(0) | 架台

2012年08月03日

名古屋市のヒメノ社がメガソーラー向けの鋼管杭打ち工法を開発、施工コストを約3割減・工期を約半減できるとのこと

名古屋市の建設会社「ヒメノ」が、メガソーラーの施工コスト・期間を低減する独自工法を、施工業者2社と共同開発したとのこと。

(ニュース記事)
・ヒメノがメガソーラーに新工法(中部経済新聞)
 http://www.chukei-news.co.jp/news/201208/02/articles_18440.php

上記URL先ページによると、この工法は独自開発の鋼管杭を用いるもので、通常のコンクリート基礎と比べて

コスト:約3
工期:約半減

とのメリットを持つとのことです。

ただし現時点では、ヒメノ社のサイトで、この工法に関する情報を見つけることはできませんでした。


メガソーラーのパネル架台の基礎として鋼管杭を用いる工法は、他社でも開発されていますが、やはりコストと工期の面では、コンクリート基礎よりも格段に優れている、ということなんでしょうか。

公共事業がめっきり減っている中で、土木建設関係の会社が再生可能エネルギーの分野にどれだけ活路を見出すことができるのか、という点からも、ヒメノ社の今回の新工法の展開に注目したいところです。


※参考サイト:
・[1]新商品・新技術(ヒメノ社)
 http://www.himeno.co.jp/new/index.html


※関連記事:
サンコーテクノ社が、太陽電池パネルの地面設置用のねじ込み式鋼管杭「ディー・アーススクリュー」を開発、コンクリート基礎が不要(2012/01/27)
北海道の「伊藤組土建」「郷葉」が、太陽電池パネルの設置コストを約3割ダウンできる架台「SEPイ型」を共同開発(2012/06/17)

山梨県の大規模太陽光発電実験施設「北杜サイト」が、本格運用を開始(2009/12/04)
NTTファシリティーズの実証施設「Fソーラーリサーチパーク」が竣工、2011年度は国内外16社の最新モジュール等を設置(2012/02/11)
posted by 管理人 at 02:01 | Comment(0) | 架台

2012年07月19日

福岡県のグリーンリバー社が「ソーラーパネル架台用基礎システム型枠工法」を開発、工期・コストを従来の1/5に低減

福岡県の「グリーンリバー」社が、施工工期などを大幅に削減できる太陽電池パネル架台用基礎工法を開発したとのこと。

(ニュース記事)
・グリーンリバー、太陽光発電パネル施工に参入−新工法で工期5分の1に短縮(日刊工業新聞)
 http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0620120718qtkd.html

上記URL先ページによると、今回の新工法の概要は

・名称:「ソーラーパネル架台用基礎システム型枠工法」

・背景:
 ・グリーンリバー社はこれまでに、
  ・九州新幹線
  ・北陸新幹線
  ・ひびきMNG基地タンク
  等の構造物型枠工事を手がけている。
 ・メガソーラー建設では通常、3万〜4万個の基礎部分を、4〜5ヶ月で施工することが必要となる。
  (人員も数百人単位が必要)

・手法:
 架台基礎部分へのコンクリートの流し込みに、木製の/strong>型枠ユニット(予め工場で製作)を用いる。
 このユニットは軽量で、また一度に5〜10個単位で組立が可能(クレーンを用いる)なため、
 ・施工納期の短縮
 ・作業人員の低減
 が期待できる。
 (3万〜4万個の基礎の場合、従来工法と同じ人員で、約1ヶ月程度での施工が可能)

・施工価格:
 1m2あたり1,500円程度(従来工法の1/5
 ※目安であり、実際の価格は物件による。

等となっています。

またグリーンリバー社では、全国を対象にメガソーラー建設の受注に取り組む方針で、2013年6月期業績では売上高15億円(前期実績は約5億円)を目指すとのことです。


型枠工事での経験・技術を、太陽光発電分野で大幅な施工期間・コストの低減が見込まれる手法につなげた、という点が非常に興味深いです。

パネル架台の施工コストを低減する新技術・手法は、これまでも幾つかの企業が発表していますが、従来の1/5というのは破格の引き下げ幅だと感じます。

既存の土木・建築技術の中には、太陽光発電施設の建設コストを大幅に引き下げうる技術が存在している、ということなんでしょうか。


※関連記事:
「テクノマテリアル」が、コンクリート製の太陽電池パネル設置用基礎架台「ソーラーベース」を開発(2010/05/26)
太陽セメント工業の「太陽エコブロックス兵庫発電所」では、パネル架台にコンクリートブロックを活用し、建設コスト約30%減などを実現するとのこと(2012/05/08)
神戸市の新星電気が産業用太陽光発電向けにコンクリート架台方式を提案、市販の道路用縁石の活用により低コストで設置が容易(2012/06/07)
北海道の「伊藤組土建」「郷葉」が、太陽電池パネルの設置コストを約3割ダウンできる架台「SEPイ型」を共同開発(2012/06/17)
posted by 管理人 at 00:33 | Comment(0) | 架台

2012年07月11日

日新製鋼が高耐食溶融めっき鋼板「ZAM」の生産能力を2割増・在庫を5割増、太陽電池用架台の需要増に備える

日新製鋼」社が2012年7月10日に、

・太陽光発電向けの需要増を背景に、高耐食溶融めっき鋼板「ZAM」の生産・販売体制を増強した。

と発表したとのこと。

(ニュース記事)
・日新製鋼/高耐食溶融めっき鋼板の太陽光発電向け需要対応で生産・販売体制を整備(e-Logit)
 http://www.e-logit.com/loginews/2012:071006.php
・太陽光パネル用 買取制度で拡販 日新製鋼、耐食鋼板を増産(サンケイビズ)
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/120711/bsc1207110504003-n1.htm

(日新製鋼のサイト掲載資料)
・高耐食溶融めっき鋼板「ZAM」の太陽光発電向け需要対応について
 http://www.nisshin-steel.co.jp/nisshin-steel/news/pdf/20120710_01.pdf

上記URL先ページによると、今回の措置の概要は、

・背景:
 ・「ZAM」は亜鉛−アルミニウム−マグネシウム系の溶融めっき鋼板で、
  ・耐食性の高さ
  ・加工のしやすさ
  が評価され、建材・土木・農業・自動車・電機と幅広い分野に使用されている。
  最近では太陽光発電設備(産業用・住宅用の双方)の架台に幅広く採用されており、固定価格買取制度の開始で更なる需要拡大が見込まれる。
 ・太陽電池パネル架台向けの「ZAM」は、
  ・固定価格買取制度に対応できる耐久性の実現(めっき付着量のレパートリーによる)
  ・環境への配慮(有機系クロムフリー特殊処理(ZG処理)の使用が指定可能)
  との特徴を持ち、後めっき品と比較して
  ・軽量化
  ・設計自由度の拡大
  ・工程省略によるコストダウン
  等のメリットが期待できる。

・供給体制の強化:
 ・生産
  ・東予製造所(愛媛県)
  ・堺製造所(大阪府)
  ・市川製造所(千葉県)
  を増強し、計約6万t/月(従来比2割増)の生産体制を整備した。
 ・在庫
  通常の1.5倍を用意。
  顧客(商社など)の急な要請に対し、短納期での対応を図る。

・太陽電池架台向けの販売目標:5,000t/月(従来は月2,500t/月)

等となっています。


同種の製品(素材)では4月に、新日本製鉄での「スーパーダイマ」の生産増強方針が報じられていましたが、今回の「ZAM」も、生産増強もさることながら、太陽光発電向けの販売目標が従来の2倍とのことで、同分野での需要の伸びの急激さが伺えます。

ZAMの用途は相当に幅広い(例えば[1])ですが、供給量全体の中で太陽電池架台向けの割合がどの程度まで増すことになるのか、気になるところです。


※参考:
・[1]用途例[電機関連] -- ZAM
 http://www.zam.biz/applications/index06.html


※関連記事:
新日本製鉄が、メガソーラー用の架台向けメッキ鋼材「スーパーダイマ」の生産能力を2.5倍に増強する方針(2012/04/26)
posted by 管理人 at 15:21 | Comment(0) | 架台

2012年06月23日

自動車部品メーカーの米Nexteerが、追尾型太陽光発電用の架台「SunSteer」を開発、追尾機能の電力費用は年間2.00ドル未満

自動車部品メーカーの米「Nexteer」社が2012年6月20日に、

・代替エネルギー市場参入の第1弾として、追尾型太陽光発電システム用の架台SunSteer」を開発した。

と発表したとのこと。

(Nexteer社のサイト内ページ)
・Nexteer Taking Its Proven Technology to Alternative Energy Market
 http://www.nexteer.com/news-releases/nexteer-taking-its-proven-technology-to-alternative-energy-market/

上記URL先ページによると、主な特徴は

米国内で大部分を製造
 部品の90%以上を米国内で製造。
 また50%以上をミシガン州内で製造している。

・高い運用効率
 高効率なボールねじ・ナットねじを採用しており、運用効率95%を実現する。
 太陽の追尾に使用する電力コストは、年間2.00ドル未満。

・高い追尾精度
 通常の動作条件下では、正確に太陽の位置を追跡する。
 位置決めの精度は1度未満。

・高い耐久性
 自動車用の極端なテスト環境下で開発した、高性能コーティングを採用。
 腐食を軽減し、20年以上の長寿命を実現している。

エレクトロニックパワーステアリング技術の活用:
 油圧作動油が不要であり、また機械的負荷の許容量が高い。

等となっています。

また発表の中で、SunSteerプログラムのエグゼクティブディレクターを努めるDavid Westphal氏の

・今回の製品では、代替エネルギー市場において前例の無い高レベルの信頼性・効率性を提供できることが判明している。
・この「SunSteer」は、
 ・長寿命
 ・低いエネルギー損失
 と、非常に重要なニーズを提供できる新製品を、自社が開発することを可能にした。

との内容のコメントが紹介されています。


動作精度や耐久性の高さは、流石に自動車向けで鍛えられている企業ならでは、ということでしょうか。

販売価格がどの程度になるのかが気になりますが、太陽光発電産業の新たな動きの1つとして、今後の販売動向に注目したいところです。


※当ブログの関連記事:
米国における、太陽エネルギー分野の企業と自動車関連企業の提携事例(2009/10/30)
posted by 管理人 at 04:27 | Comment(0) | 架台

LIXILが、「第1種・第2種低層住居専用地域」やビル屋上への設置に向く、低段仕様のパネル架台「ソーラーベース ロータイプ」を発売予定

LIXIL」社が2012年7月に、

1種・第2種低層住居専用地域
ビル屋上

への設置に向く、低段仕様の太陽電池パネル用架台ソーラーベース ロータイプ」を発売する予定とのこと。

(LIXIL社のサイト内ページ)
・高さ制限のある住宅地や高層ビルの屋上への設置に最適な軽量アルミ架台
 太陽光発電システム「ソーラーベース ロータイプ」新発売
 〜高さ制限により設置出来なかった住宅にもフレキシブルに対応可能〜
 http://newsrelease.lixil.co.jp/news/2012/060_roof_0621_01.html

上記URL先ページによると「第1種・第2種低層住居専用地域」は、法規制で高さ制限が厳しいため、屋根への太陽電池パネルの設置が困難とのこと。

今回の製品の概要は、

・主な特徴:
 ・低段仕様:
  太陽電池パネル1枚毎に6度の傾斜を設けている。
  第1種・第2種低層住居専用地域などに対応でき、陸屋根(RCフラット屋根)のパラペット内にも納まる。
  また低重心で風のあおりに強く、ビル屋上にも設置できる。
 ・柔軟なパネル配置:
  パネルを小割でレイアウト可能。
  ビルの屋上などに設置されている
  ・室外機
  ・貯水槽
  ・分電盤
  等の障害物に合わせて、フレキシブルにパネルを配置できる。
 ・施工性の向上:
  上・横からの固定のみ(下からは無し)となっており、組立てが簡単。
  また、防水メーカーのユニット基礎に対応している。
 ・軽量・高耐久性の素材:
  素材にはアルミ材を採用しており、
  ・錆びにくい(メンテナンス費用の軽減に寄与)
  ・軽量(人の手で運搬でき、運搬・施工効率が向上)
  とのメリットが得られる。
 ・「太陽光発電システム」として・太陽電池パネル等とセットで販売される。

・セット例:
 ・出力:2.28kW
 ・構成:
  ・太陽電池パネル:12
  ・接続箱
  ・パワーコンディショナー
  ・架台(26列)
 ・価格:1,748,500円(税抜、架台と太陽光発電システムの合計)
  (※カラーモニター、配線材、アース線、設置工事費、基礎工事費、施工マニュアル、アンカーボルト類は含まず)

・発売日:2012年7月1日
・発売地域:全国

等となっています。


パネルの傾斜角度が6度と低いので、緯度の高い地域(北国)では向かないのでは?という気もしますが、従来設備には向かない設置環境への対応が図られている点は、やはり大きな魅力だと感じます。


※参考サイト・ページ
・[1]第一種低層住居専用地域(ウィキペディア)
・[2]第二種低層住居専用地域(同上)


※当ブログの関連記事:
住生活グループの「LIXILエナジー」社が、サイズが従来パネルの半分の「ハーフソーラーパネル」を追加予定(2010/09/16)
LIXILエナジーが新架台「L・Eラック」を製品化、作業の省力化・時間短縮に寄与(2011/02/18)
LIXIL社が、産業施設の金属折板屋根(重ね式、ハゼ式)向けの太陽光発電システム「ソーラーベース 折板タイプ」を発売予定(2012/06/15)
「LIXIL」「シャープ」「エコ・ライフ・ソリューション」が、屋根一体型の太陽光発電システム「ソーラールーフ」を共同開発(2012/03/29)
posted by 管理人 at 04:26 | Comment(0) | 架台

2012年06月17日

北海道の「伊藤組土建」「郷葉」が、太陽電池パネルの設置コストを約3割ダウンできる架台「SEPイ型」を共同開発

北海道札幌市の

伊藤組土建
郷葉

の2社が、太陽電池パネルの設置コスト等を低減できる架台SEPイ型」を共同開発したとのこと。

(ニュース記事)
・伊藤組土建など、太陽光パネル架台でコスト3割減(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFC1500I_V10C12A6L41000/

上記URL先ページによると、

・主な特徴:
 ・支柱の地中部分の鋼管へのコンクリート注入などにより、強度をアップ。
  支柱の本数(通常は本が必要)を大幅に削減できる。
 ・組み立ては全てボルト接合で行える。
  溶接する必要が無いため、電力消費を通常方式の約1/4に削減できる。
 ・施工時の加工は、支柱などの切断・穴開け程度のみ。
  このため、施工期間を短縮できる。

設置コスト
 従来方式(架台・支柱の基礎部分の設置で、8,000万〜1億円/MW程度)より約3低減できる。

・反響:
 道内外の企業から、既に20〜30件の見積もり依頼を受けている。

等となっています。

また伊藤組土建は、「トヨタ自動車北海道」とも架台「TIS・S」を共同開発しています(2012年3月発表)が、こちらは「SEPイ型」が設置できない

・地盤が弱い泥炭地
・起伏がある荒廃地

で設置できるものであり、今後は顧客の要望に応じて工法を提案していく方針とのことです。


架台の写真などが無く、詳しい構造が分からないのは残念ですが、強度を維持しつつ施工の簡易化・設置コストの大幅低減を実現できるというのは、大きな魅力です。

個人的には特に、北海道の企業が開発した技術とのことで、雪が降る地域での実際の性能がどうなのか、興味を引かれるところです。


※参考サイト・ページ
・[1]伊藤組土建
 http://www.itogumi.co.jp/index.html
・[2]郷葉
 http://www.kyoyo.net/index.html


※当ブログの関連記事:
伊藤組土建とトヨタ自動車北海道が、地盤が弱い泥炭地・砂地に対応できる太陽電池パネルの設置工法を、共同開発する方針(2012/03/16)
posted by 管理人 at 14:31 | Comment(0) | 架台